シニア犬におすすめのドッグフード10選｜ドッグフードの選び方も解説

「シニア犬にはどんなドッグフードを選べばいいの？」

犬を飼っている方で、このような疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか。

この記事ではシニア犬に合ったドッグフードを選ぶときのポイントや、おすすめのドッグフードについてご紹介します。

すでに愛犬がシニア期という方も、まだ若い愛犬の今後のことを考えている方もぜひこの記事をチェックしてみてください。

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2023.09.14

シニア犬に与えるドッグフードの選び方

ペットショップやホームセンターに行くと様々な種類のシニア犬用フードが販売されていますが、どんなフードを選べばいいのか、迷ってしまいますよね。

ドッグフードを選ぶときにはこの4つのポイントを意識してみてください。それぞれ詳しく解説していきます。

灰分が控えめなもの

「灰分って何？」と思われた方も多いかと思います。

灰分とはカルシウムやナトリウム、カリウム、リン、鉄などと言った複数のミネラルの呼び名です。

ミネラルは体内で作りだすことができないため、食べ物から摂取する必要があります。しかしこの灰分に含まれる成分の中には多く摂取すると体に悪影響を及ぼすものがあります。

ドッグフードの成分表を見ると灰分の割合が「〇〇％以下」というような書き方で記載されていると思います。シニア犬に与えるドッグフードはこの灰分が少ないものを選びましょう。

オメガ３・オメガ６脂肪酸が含まれているもの

オメガ3、6脂肪酸は必須脂肪酸で、体内で作りだすことができないので積極的に摂取しなければならない成分です。

オメガ3に含まれているDHAやEPAという成分は関節や軟骨をサポートしたり、皮膚のトラブルや心不全を防ぐといった効果があります。高齢犬がバランスよく摂取することで、さまざまな良い効果があると言われています。

オメガ3，6脂肪酸は魚に多く含まれているため、特にドッグフードにサーモンなどの魚が含まれているものがおすすめです。

良質なタンパク質が摂れるもの

シニア用のドッグフードの中には低たんぱくのものがありますが、シニア犬だからと言ってたんぱく質をたくさん摂取してはいけないというわけではありません。

むしろ良質なたんぱく質を摂取することで筋肉が衰えることなく、また免疫力も維持することができます。

安いからと言って粗悪なドッグフードを与えると、愛犬の健康に徐々に悪影響を及ぼします。フードを選ぶときは、どんな肉が使われているのかよくチェックしてみてください。

添加物は最低限であるもの

低価格で低品質なドッグフードは着色料や保存料といった添加物がたくさん入っていることがあります。添加物は犬の体に必要ないものなので、なるべく入っていないドッグフードを選ぶ必要があります。

余分な添加物を摂取し続けると、アレルギーや皮膚炎を発症したりがんを発症してしまう可能性もあるそうです。

残念ながら添加物が入っているドッグフードは現在多く販売されています。シニア犬に与えるドッグフードは無添加のものがいいですね。

シニア犬に合ったドッグフードの粒とは？

ドッグフードを選ぶ際に品質表示や使われている食材などを吟味しますが、粒の大きさも忘れてはいけません。

粒の大きさが合わなければ、うまく噛むことができずちゃんとごはんが食べられません。ここではシニア犬に与えるドッグフード粒の大きさについて解説します。

小粒～中粒のフードがおすすめ

シニア期の犬は消化機能が衰えてきているため、大きな粒だとうまく消化できないことがあります。そのため、おすすめは小粒～中粒のフードです。

またフードを変えたらしばらく便の様子を観察しましょう。うまく消化できていれば便がほどよい固さをしています。

どうしても大きめの粒じゃないと食べないという犬には、ぬるま湯でふやかして与えてみてください。

嚙む力が弱くなっている場合、やわらかめの粒を選ぶ

シニア犬だと噛む力が弱くなっている子も多いでしょう。そんなときは固さがやわらかい粒のドッグフードを選んでみてください。

やわらかい固さのフードであれば、噛む力は必要としないため簡単に食べることができます。

やわらかいドッグフードには半生状態のものやドライフード、ウェットフードなどがあります。愛犬がどんなものが食べやすいのか色々と試してみましょう。

シニア犬におすすめのドッグフード10選

ここからは、シニア犬におすすめのドッグフードを10種紹介します。

ペットショップなどで購入できるものや、インターネットで購入するものなどさまざまです。

それぞれ価格や内容量、特徴をまとめているので比較しながらご覧ください。

No	商品名	価格/内容量	評価	特徴	購入サイト	原産国
①	ピッコロ	¥4,708（税込）/1.5kg	★★★★★	カロリー、脂質控えめ 栄養バランス抜群	公式サイト	イギリス
②	ヒルズ　サイエンスダイエットドッグフード シニアアドバンスド　チキン	¥1,664（税込）/1.4㎏	★★★★	シニア犬に必要な必須脂肪酸、グルコサミン、などの成分配合	Amazon	オランダ
③	モグワン	¥4,708（税込）/1.8㎏	★★★★★	グレインフリーで安心 ヒューマングレードの原材料を使用	公式サイト	イギリス
④	ブッチ	【通常価格】¥1,430（税込）/800g 【定期価格】 ¥1,287（税込）/800g	★★★★★	生肉とほぼ同等の栄養成分と水分含有量	公式サイト	ニュージーランド
⑤	オリジン　シニア	¥7,700（税込）/2㎏	★★★★	高たんぱく、低カロリー シニア犬に嬉しい成分配合	GREEN DOG	カナダ
⑥	このこのごはん	【通常価格】¥3,850（税込）/1㎏ 【定期価格】 ¥3,278（税込）/1㎏	★★★★★	シニア犬の皮膚、被毛の健康をサポート	公式サイト	日本
⑦	みらいのドッグフード　シニアサポート	【通常価格】¥5,720（税込）/1㎏ 【定期価格】 ¥4,620（税込）/1㎏	★★★★	腸活と口腔ケアができる 和漢の素材を使用	公式サイト	日本
⑧	Leo&Leaドッグフード	¥2,700（税込）/800g	★★★★	ヒューマングレードの食材を使用 たんぱく源が選べる	公式サイト	日本
⑨	カナガン	【通常価格】¥4,708（税込）/2㎏ 【定期価格】 ¥4,237（税込）/2㎏	★★★★★	チキンが50％以上使用されている 穀物、香料、着色料不使用	公式サイト	イギリス
⑩	ハローエイジングケア7+ 小粒 天然サーモン	¥5,500（税込）/1.8㎏	★★★★	グルコサミン、コンドロイチン配合 肉副産物不使用	Amazon	アメリカ

①ピッコロ

ピッコロはシニア犬向けに作られた、低カロリー低脂質で栄養バランス抜群のドッグフードです。

原材料の70％以上がチキンとサーモンなので、犬が美味しく感じ食事を楽しむことができます。香りもいいので食いつきがいいと思います。

シニア期に入ると消化器官の力が衰えてしまいますが、ピッコロには高品質な食物繊維がちょうどいい量入っているため便秘になりにくいです。

もちろんシニア犬にとってありがたい関節サポートに役立つ成分も配合されています。

②ヒルズ　サイエンスダイエットドッグフード シニアアドバンスド　チキン

ヒルズのサイエンスダイエットドッグフード シニアアドバンスド　チキンは13歳以上の小型～中型犬に向けて作られたドッグフードです。

小さい粒なのでシニア犬でも食べやすく、消化しやすいです。

またシニア期にトラブルが起きやすい関節を保護するためのグルコサミンやコンドロイチンが配合されているので、シニアになっても元気に運動できるようサポートすることができます。

③モグワン

モグワンは手作りごはんのレシピから作られたドッグフードです。

良質なチキンとサーモンが50％以上使用されているので犬が喜ぶこと間違いなしです。

グレインフリーかつ無添加なので安心して愛犬に与えることができます。また1つ1つのパッケージに番号がふられているのでトラッキングすることもできます。

モグワンはシニア犬専用ではなく全年齢の犬が食べることができるフードです。愛犬に良質で安全なものを上げたいという方、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

関連記事モグワンの口コミ・辛口評価は？安全性・こだわり・成分・評判を徹底解説！【実際に購入してみた】

2023.10.03

④ブッチ

「これがドッグフード？」と思ってしまう見た目のブッチは、独自の製法で作られたウェットフードです。

犬にとって理想的な餌である生肉の栄養価や水分量とほぼ同等の品質を実現しています。

すが、こちらで紹介しているのは肉と魚が90％以上で全年齢の犬に与えることができます。

ドライフードよりも香りが強いため、食欲が落ちたシニア犬の食いつきも期待できます。

⑤オリジン　シニア

オリジン　シニアは筋肉が衰えて運動ができなくなってしまわないように、良質なたんぱく質をたっぷりと配合しています。肉には軟骨や内臓も入っているので、より多くの栄養を摂取することができます。

またオリジンのドッグフードは穀物やトウモロコシ、ポテトなどは使用されていないので、アレルギーや体重増加の心配がある犬にも安心して与えることができます。

シニア期に入っても長く元気いっぱいでいてほしいと考えている方にはおすすめの商品です。

⑥このこのごはん

可愛らしいパッケージのこのこのごはんは、シニア犬はもちろん全年齢の犬が食べることができるドッグフードです。

高たんぱく低カロリーで、栄養バランスもよく考えられています。国産でグルテンフリー、無添加というところも嬉しいポイントですね。

消化にいい素材を使用することでシニア期に起こりやすい涙やけや毛並みの悪化などのトラブルを防ぐことができます。
見た目が美しくなることで「え、本当にシニアなの？」と驚かれるかもしれませんね。

⑦みらいのドッグフード　シニアサポート

みらいのドッグフード　シニアサポートは日本や中国由来の植物食材である和漢のレシピを参考に作られたドッグフードです。とても珍しいですよね。

牛肉や鶏肉に比べてたんぱく質やカルシウムが豊富なのに低カロリーな鹿肉を使用しています。また和漢植物やファイトケミカル素材を豊富に使用することで、腸内環境を改善し体を元気にしてくれます。

またシニア犬に起こりやすい口腔トラブルを防ぐために、歯磨きパウダーもセットでついてきます。

色んなドッグフードを試してみたけどしっくりこないという方はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

⑧Leo&Leaドッグフード

Leo&Leaドッグフードはヒューマングレードの高品質な食材を使用した全年齢の犬が食べることができるドッグフードです。

全ての食材は人の手で下処理をしているので、シニア犬でも消化しやすくなっています。

このドッグフードの大きな特徴は、愛犬のカルテを作成しその情報に基づいて愛犬に最適なレシピを選んでフードを用意してもらえるところです。カルテからは愛犬に必要な栄養価や正しい摂取量がわかります。

またパッケージには愛犬の写真をプリントしてもらえるので、愛犬だけのドッグフードという特別感があって嬉しいですね。

⑨カナガン

カナガンは犬の食いつきにこだわって作られた全年齢の犬が食べることができるドッグフードです。

原材料にはチキンを50％以上使用しているので、犬が美味しく食べることができます。

サーモンオイルや海藻が含まれているのでオメガ3などの必須脂肪酸を摂取することができ、野菜やフルーツによってビタミンやミネラルも摂取できます。

お肉たっぷりで栄養満点のカナガンはシニア犬も喜んで食べてくれると思います。

⑩ハローエイジングケア7+ 小粒 天然サーモン

ハローエイジングケア7+ 小粒 天然サーモンは主なたんぱく質源にサーモンや白身魚を使用したシニア犬用のドッグフードです。

シニア犬にとって嬉しいグルコサミンやコンドロイチンが配合されているので、関節をサポートすることができます。

使用している食材は高品質で、肉は副産物を使用していません。また地球環境や生態系を守る理念のもとに調達した食材が使用されています。

【まとめ】シニア犬におすすめのドッグフード

シニア期に入ったら筋力の維持や関節、軟骨のサポート、さまざまな体のトラブルを防ぐために必要な栄養素が含まれたドッグフードを選ばなくてはならないことがわかりました。

愛犬がいつまでも元気に過ごせるように、毎日口にするドッグフードは慎重に選びましょう。

もしどんなドッグフードを選べばいいのかわからない場合にはかかりつけの動物病院に相談してみましょう。きっとあなたの愛犬の体調を見て、ドッグフードをおすすめしてくれると思います。