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不動産投資は銀行面談が最初のハードル!流れやよく聞かれる質問を紹介


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不動産投資家としての第一歩ともいえるのが、融資を受ける際の銀行面談です。

不動産投資を行う方のほとんどは、銀行などの金融機関から融資を受けることになるため、自己資金をたくさん持っている方や属性(勤務先や年収などの経済的・社会的背景)が非常に高い方以外は、金融機関との面談でいかに好印象をもってもらうかが重要です。

この記事では、不動産投資の最初のハードルである銀行面談について解説します。融資が通るのか不安な方や質問にうまく答える自信がない方は、ぜひ最後までご覧ください。

不動産投資の最初のハードルは銀行面談

不動産投資 銀行面談

不動産投資において、金融機関からの融資を受けることは非常に重要です。融資を受けるには、必ず金融機関で『金銭消費賃借契約(金融機関面談)』面談を受け、審査を通過しなければいけません。

面談の目的は、融資希望者の見極めです。本当に融資を行ってもよいのか、信用に足る人物なのかを確認するために行われます。

万が一悪い評価になってしまうと、融資が受けられない可能性もあるため、面談で良い評価をもらえるよう、資料不足やネガティブな発言には十分注意しましょう。

なお、不動産投資の銀行面談は事前準備が重要です。必要とされる資料はできるだけ細かく、早く作成しておき、面談時はしっかりとした服装を心がけてください。

不動産投資でローンの承認を受けるまでの流れ

不動産投資 銀行面談

ここからは、面談がどの段階で行われるのかを確認するために、ローンの承認を受けるまでの流れをみていきましょう。

1:仮審査

まず、融資希望者の勤務先や年収、資産状況や他社からの借入状況などを不動産会社が確認し、金融機関に伝えます。金融機関では、返済能力や融資条件などの確認が簡便に行われます。

2:本申込み・契約

次は物件の申し込み、不動産会社との売買契約の締結です。この契約をするのと同時に、金融機関のローン申し込み書類などへの記入や捺印を行います。

3:事前審査・本審査

提出した書類をもとに、金融機関にて事前審査が行われ、数日から1週間程度で結果が通知されます。その後は本審査でもう一度審査が行われ、1週間程度で不動産会社から結果の連絡が来るのが一般的です。

4:金銭消費貸借契約

本審査の最終審査として、いよいよ金融機関の担当者との面談が行われます。面談の時間は、30分から1時間程度です。

面談の内容などについては、後ほど詳しく解説します。

5:融資実行

面談完了後、金融機関より融資が実行され、不動産投資が開始となります。ローンの返済は、翌月もしくは翌々月から始まります。

不動産投資の銀行面談の内容

不動産投資 銀行面談

上述の通り、不動産投資で金融機関から融資を受ける場合、融資を行うに値するかを図るために面談が行われますが、面談時に物件のよさや不動産投資にかける思いなどを伝えきれずに終わってしまった、という方もいるようです。

面談では、主に以下の3つのことが行われます。しっかりと対策をして面談に臨むためにも、ぜひ参考にしてください。

ローン内容・ローンの条件やリスクの確認

事前に記入したローン申込書をもとに、融資期間や金額、金利、遅延損害金や完済日などの確認を行います。投資家側にとっても、ローンに関する疑問などを直接確認できる機会であるため、事前に聞きたいことをまとめておくとよいでしょう。

融資希望者の確認

金融機関側は、融資希望者がきちんとローンを返せる人か、その人の人間性をみています。いくら属性や物件のスペックがよい場合でも、最後は融資希望者の人間性で判断されてしまうため、横柄な態度や暴言には十分注意すべきでしょう。

抵当権設定・団体信用生命保険契約など

最後に、抵当権設定や団体信用生命保険への加入契約を行います。

これらの手続きは、双方にとって非常に重要なものとなるため、説明を聞き逃さないようきちんと聞いておきましょう。

面談時に準備しておくべきもの

以下は、面談時に準備しておくべきものの例です。

面談時に準備しておくべきもの
・実印
・住民票や印鑑証明書などの本人確認書類
・源泉徴収票や給与明細、確定申告書の控えなどの収入証明書類
・預貯金や有価証券、生命保険などの保有資産確認書類
・売買契約書や見積書などの購入予定の不動産に関する書類

銀行によって多少異なりますが、上記のものは最低限準備する必要があります。

注意すべきなのは、保有資産確認書類です。株や債券などだけでなく、学資保険や各種会員権など、現金以外で資産価値のあるものを積み上げておきましょう。

不動産投資の銀行面談でよく聞かれる質問

不動産投資 銀行面談

最後に、面談でよく聞かれる質問とその模範解答を2つ紹介します。

なぜ不動産投資を始めようと思ったのか

不動産投資を副業として始める場合によく聞かれる質問です。銀行はあくまでも事業に対して融資するため、投資を前面に打ち出すのではなく、事業を運営して資産形成を図りたいという旨を伝えるようにしましょう。

なぜ当行に融資依頼したのか

数ある金融機関の中からなぜ当行へ依頼したのかという質問もよくされます。

もっとも強いのはほかの不動産投資家からの紹介ですが、それ以外で妥当なのは自宅や勤務先、物件に近いという理由です。次に給与振込口座がある、住宅ローンの借り入れをしているなどの理由があれば、話を聞いてもらいやすくなるでしょう。

間違っても「不動産への融資がおりやすいと聞いた」などの回答はしないよう注意してください。

不動産投資で融資を受けるメリット

不動産投資 銀行面談

不動産投資は、購入する物件を担保として金融機関からの融資が受けられる唯一の投資です。いかにこちらに有利な条件でローンを組めるかが、成功するための重要なポイントになります。

不動産は、自己資金のみでも購入可能です。そのため、借り入れをせずにすべて自己資金でまかなった方がよいと思われる方もいるかもしれませんが、融資を受けて借り入れをすることで以下のようなさまざまなメリットがあります。

自己資金が少なくても投資ができる

銀行で融資を受ければ、物件の購入費用を全額用意できなくても不動産投資を始められます。自己資金が少ない方にとっては、金融機関の融資を利用することで、不動産投資の門戸が広がるでしょう。

現金を手元に残しておける

不動産投資は、物件購入後も修繕費などの資金が追加で必要になることがあります。そのような場合、自己資金がなければ修繕費が支払えませんが、融資を受けておけば現金をある程度手元に残しておくことができます。

レバレッジ効果が高くなる

レバレッジ効果とは、小さな力で大きな効果をもたらすという意味です。不動産投資においては、小さな資金で投資効果をあげ、さらに収益性を高めることをいいます。

金融機関から融資を受けることで、自己資金のみでは実現できないような投資効果が得られるのです。

資産形成に役立つ

融資を利用して不動産を購入し、その家賃収入を全額返済に充ててそのまま完済すれば、返済義務のない不動産が手元に残ります。以後の家賃収入はそっくりそのまま投資家のものになります。

団体信用生命保険に加入できる

団体信用生命保険いわゆる団信とは、債務者が完済前に何らかの理由で亡くなった場合などに、その残債を弁済してくれる保険制度です。

債務者に万が一のことがあった場合、ローン完済済みの不動産を残すことが可能となり、家族は以後の家賃収入を得られます。

まとめ

不動産投資では、本審査後に行われる金銭消費賃借契約(金融機関面談)が非常に重要です。

あらたまった面談というと、どうしても緊張してしまうかもしれませんが、適切に対応すれば特に問題なく終えられるでしょう。

ただし、ローン審査を有利にするために書類記入や面談時に虚偽の内容を記載したり、嘘を言ったりすると、後で情報の相違があったときに信用を失ってしまうため注意してください。

今回紹介した内容を参考に、適切な不動産投資を行いましょう。

この記事の監修先 株式会社SORA
不動産の売買、仲介、賃貸管理などの事業を展開する不動産会社。大手不動産会社での経験から、マンション投資だけでなく、保険や通信費、光熱費など生活で必要な資金を見直すライフプランニングまで行う。不動産投資や金融知識が豊富なメンバーが不動産投資の基本を初心者向けにわかりやすく解説しています。
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