飼ってはいけない犬ランキングTOP10|しつけや飼育が難しい犬種とは?

沢山の幸せを感じさせてくれる犬。

私達の生活の質を上げてくれる事もある存在にもなります。

ですが犬と言っても犬種は様々なので、中には飼ってはいけない犬も存在するのも確かです。

今回は飼ってはいけない犬や飼いやすい犬を犬種や性格を踏まえた上で紹介していきます。

犬を飼う事を検討されている方の参考になれば幸いです。

飼ってはいけないと言われる犬の特徴

飼ってはいけないと言われる犬の特徴

まず初めに飼ってはいけないと言われる犬の事を知っていた方が参考になると思いますので、その飼ってはいけない犬の特徴と何故おすすめされないのかを紹介していきたいと思います。

それでは見ていきましょう。

飼ってはいけない犬の特徴①特定危険犬種に指定されている犬

人に危害を加えるおそれのある犬種を「特定危険犬種」として指定されております。

犬による咬みつき行為による事故が起きないように防ぐのが目的であり、咬みつく可能性の高い犬や咬みつくことにより重大な事故になりうる可能性がある犬を自治体が条例として定めております。

「特定危険犬種」を飼うための条件が各自治体によって定められており、茨城県では以下のような条件がありますので参考にどうぞ。

特定犬の飼い方(茨城県)

飼い方:特定犬標識とされるシールを見やすい箇所には貼り、檻の中で飼わなくてはいけない。

指定犬種:秋田犬・土佐犬・紀州犬・シェパード・ドーベルマン・グレートデーン・セントバーナード・アメリカンスタッフォードシャーテリア

飼ってはいけない犬の特徴②しつけが困難な犬

どれだけ試みてもしつけが困難な犬は飼うのはおすすめできない特徴のひとつなのです。
犬を初めてペットにされる方はしつけの方法がわからないと思われますので、しつけの方法を勉強をされた方がいいと考えられます。
しつけの方法がわからなければ、しつけが困難な犬は特に言うことを聞いてくれないことになりうる可能性が高くなります。
突然吠えてしまう事や他人に噛みついたりなどのトラブルを避けたい人は大人しい犬種を飼うことをおすすめします

飼ってはいけない犬の特徴③大きく成長する犬

飼っている内に体が大きく成長してしまう大型犬は、犬の飼育になれていない人は飼うことをおすすめできません。
なぜならば、犬が大きいということはそれだけ力が強いと言うことなので散歩など遊んだりする時などは大変です。
また、活発な性格で体力の多い子が多く、散歩や遊ぶ時間を確保できない方に飼うのは難しいと考えられます
その他にも大きさに伴い一回の食事の量も多く、抜ける毛の量も多くなるのが特徴です。

飼ってはいけない犬ランキングTOP10

飼ってはいけない犬ランキングTOP10

飼ってはいけない犬の犬種をランキング形式で紹介していきます。

飼ってはいけない犬の性格や特徴を紹介し、飼うにあたってのポイントも解説していきますので、検討されている方は問題がないか是非見ていってください。

それでは一緒に見ていきましょう。

飼ってはいけない犬10位|シベリアンハスキー

シベリアンハスキー
体高オス:53~60 cm
メス:51~56 cm
体重オス:20~27 kg
メス:16~23 kg
原産国シベリア
被毛の色 ホワイト、 黒、 セーブル&ホワイトなど

シベリアンハスキーはもともとそりを引いていた犬種でした。シベリヤが原産国なので雪原の中を荷物をそりに積み引いて走っていたので、近所の散歩程度の運動量では疲れることはありません。

性格はと言いますと自立しており、我が強い性格であります。

ですので飼い主の要望通りに動かなかったり、可愛らしく芸を覚える性格ではありません。

また、寂しさを感じやすい性格でもありますので、孤独にストレスを感じるところも大変なポイントです。

シベリアンハスキーを飼うときのポイント

最も大切なことは、運動のできる環境を整えてあげることとなります。

最低限散歩の時間は必要です。

それに加え思いっきり走ることのできるドックランや広いスペースなどの環境を用意してあげることも重要となります。

また、しつけには根気が必要なので余裕をもって接することと、寂しさを感じさせないように工夫してあげましょう。

飼ってはいけない犬9位|ラブラドールレトリバー

ラブラドールレトリバー
体高オス:56~57cm
メス:54~56cm
体重オス:29~36 kg
メス:25~32 kg
原産国カナダ
被毛の色黒、 チョコレート、 イエロー

元々猟師の手伝いをする水中作業犬でしたので狩りの際に猟師が撃ち落とした水鳥などを咥えて帰ってくることが得意な犬種でした。

ですのでラブラドールレトリバーはすぐに咥えてしまうことが本能の一つになってしまっております。

性格はと言いますと興奮しやすいところがあり、飼い主には勿論ですが他人や他の犬に飛びついてしまいびっくりさせてしまう事が考えられます

また、幼い頃は活発ですので手がかかってしまいます。

ラブラドールレトリバーを飼うときのポイント

何でも咥えてしまう犬種ですので飼育場所の掃除は徹底し、咥えていい物のといけないものをしっかり教育させておくのが必要となります。

また咥えることが習性でもありますので玩具などを上手く活用し満たしてあげるようにすることで飼育しやすくなるでしょう。

飼われる際は幼い頃には手がかかるのを覚悟しておく必要があります。

飼ってはいけない犬8位|ボーダーコリー

ボーダーコリー
体高オス:53~55cm
メス:50~52cm
体重オス:18〜23kg
メス:16〜20kg
原産国イングランド
被毛の色黒、 ホワイトなど

家畜を操る優れた牧羊犬として活躍してきた歴史があり、IQテストでは全犬種のなかでトップでありますので非常に頭の良い犬種なのですが注意が必要です。

賢さと運動能力を兼ね備えており、飼い主の事を従うべき相手かどうか知恵比べをするなど能力が高いがゆえに難しい部分があります。

しつけをしっかりしないと行動の判断も自分で決めかねないので注意が必要です。

単純な散歩などの運動では物足りなさを感じ問題行動を起こすおそれがあります。

ボーダーコリーを飼うときのポイント

賢い犬種でありますので、吸収しやすい幼い時期に行動の良し悪しの区別をしっかりと教育して覚えさせる必要があります。

飼われる際は飼い主自身もしつけの仕方を勉強することが必要です。

ボーダーコリーの性格を理解してあげ、知的欲求と行動欲求を満たすことができるような時間や環境の用意が必要となります。

飼ってはいけない7位|ミニチュアピンシャー

ミニチュアピンシャー
体高オス:25~30cm
メス:25~30cm
体重オス:4~6kg
メス:4~6kg
原産国ドイツ
被毛の色レッド、ブラック&タン(茶色)、チョコレート&タン

ミニチュアピンシャーは元々狩猟犬であったのですごく活発で飛んだり跳ねたりするのが大好きで動きも俊敏であるのが特徴です。

長い歴史の中で自分よりも大きい相手に立ち向かっていたこともあり、大きい生き物相手に物おじしない部分があります。

また、警戒心が強く少しでも音がしたり動いているものに対してすぐに反応します。

毛の生え変るサイクルが短く抜け毛も多く、それに加え皮膚のトラブルが多いのも特徴です。

ミニチュアピンシャーを飼うときのポイント

問題行動を起こさないように幼い時からのしつけを徹底し、「待て」「伏せ」などを身につけるように心がけるのと同時に物音や他の物の動きに反応しないように慣れるようにトレーニングさせる必要があります。

また日々の中に運動を取り入れるようにし運動欲求の発散できる時間を確保してあげるとストレスを感じにくいです。

飼ってはいけない6位|柴犬

柴犬
体高オス:30~34cm
メス:28~32cm
体重オス:9~11k
メス:7~9kg
原産国日本
被毛の色赤、黒、白、胡麻

研究で柴犬はDNAが狼に近い犬種であることが判明しており、もともとは猟犬気質の荒いことが多い他、警戒心が他の犬種に比べ高く吠えることや噛みついてしまうことが多いのが特徴です。

その高い警戒心から危険を感じた際には攻撃的になってしまう事も多々あります。

また、忠実過ぎるがゆえに家族の中でも自分の中で決めたリーダーである人物を決め、その一人にしか従わない傾向もよく聞く話です。

柴犬を飼うときのポイント

柴犬はペットとして飼われ始めて数十年しかたっておらず、野生であった気質が他の犬種に比べると濃いということを頭に入れておき、しつけの際は根気が必要であることを覚悟しておきましょう。

また、家族の中でも確立したリーダーの存在がいることで飼育がしやすくなると思われます。

飼ってはいけない5位|ポメラニアン

ポメラニアン
体高オス:18~22cm
メス:17~21cm
体重オス:1.8~2.5kg
メス:1.5~2.3kg
原産国ドイツ
被毛の色オレンジ、ホワイト、レッド、クリーム、ブラック

ポメラニアンは感受性が強く、神経質で警戒心も強いので警戒の為に吠えてしまうことがあります。

また寂しがりやな一面もあり、それが行き過ぎてしまうと飼い主に依存してしまい欲求吠えなどの吠え癖がついてしまう事もよくあることです。

好奇心が強く、興味が湧いたり気になることがあればすぐに飛びついてしまいます。

動きが活発過ぎて飛び下りたりした際に骨が細いので体を支えきれずに骨折してしまう事もあるので気を付けなければいけません。

ポメラニアンを飼うときのポイント

幼い時にたくさんの人間や、他の犬にかかわるようにして警戒心を和らげてあげるようにすれば社会性のある性格になりやすいので飼育しやすくなることでしょう。

また散歩をすることにより運動欲求の発散と好奇心の発散ができれば落ち着きが保ちやすくなります。

ケガをしないように高さのある家具や床に工夫するなど環境づくりが必要です。

飼ってはいけない犬4位|ゴールデンレトリバー

ゴールデンレトリバー
体高オス:58~61cm
メス:54~57cm
体重オス:29~34kg
メス:24~29kg
原産国イギリス
被毛の色ゴールド

ゴールデンレトリバーは元々は水猟犬として活躍してしていたので、本能的に噛みつきやすく吠える性格の多い犬種となっています。

また好奇心が多く遊ぶのが大好きな非常に活発で天真爛漫な性格なので、しつけをせずに自由にさせていれば家の中を無茶苦茶にしてしまうでしょう。

成長すると人間並みに身体も大きくなりますので力が強くなってしまい飛び掛かったり、嚙まれてしまうと大きなケガになりかねません。

ゴールデンレトリバーを飼うときのポイント

基本的なしつけを幼い頃から徹底して覚えさせて、良いことと悪いことの区別をしっかりとさせておく必要があります。

そうすることにより、急に飛び掛かったり噛んだりとゆう危険行動を防ぐことになるのです。

また散歩時間や遊ぶ時間を確保してあげることにより欲求が満たすことが必要となるでしょう。

飼ってはいけない犬3位|ジャックラッセルテリア

ジャックラッセルテリア
体高オス:25〜30cm
メス:25〜30cm
体重オス:4kg~6kg
メス:4kg~6kg
原産国イギリス
被毛の色ホワイト、ブラック、タン(茶色)

ジャックラッセルテリアは元々はキツネを狩る猟犬でありますので、追いかける噛みつく吠えるといった猟犬の気質が備わっております。

体は小型ですが猟犬ゆえに運動量は大型犬と大差ありません。

性格は他の犬種と比べても気の強さが凄く、飼い主が弱さを見せてしまうと下に見てしまい非常に厄介になります。

また集中すると周りが見えなくなるのでトラブルのもとになってしまい迷惑をかけてしまうことになるでしょう。

ジャックラッセルテリアを飼うときのポイント

家族に迎え入れる際はジャックラッセルテリアの運動量に付き合うことのできる体力と運動のできる環境と時間の確保が必要となります。

しつけの際もしっかりと事前に勉強をしておくなどの準備をしておき根気が必要なのも覚悟しておきましょう。

また、飼い主の序列がペットの下になることのないように心がけることをおすすめします。

飼ってはいけない犬2位|ビーグル

ビーグル
体高オス:33~40cm
メス:33~40cm
体重オス:8~14kg
メス:8~14kg
原産国イングランド
被毛の色ブラック、ホワイト、ブラウン

ビーグルは元々は集団で連携し、吠えながら獲物を追い詰めていく方法で狩猟していた為、吠える噛む引っ張るとなどの猟犬特有の習慣があります。

中でも吠え声が太く大きいのでほっておくとまわりの人に迷惑がかかってしまうでしょう。

性格は好奇心が多くイタズラ好きでずる賢く非常に手がかかってしまいます。

また、ストレスをため込みやすさと、太りやすい体質なので注意が必要です。

ビーグルを飼うときのポイント

集団で行動するのが得意なので見本となる他の犬がいればしつけがしやすくなる性格となっております。

また、吠えてしまう理由を突き止めてしっかりとしつけなければなりません

ストレスをため込ませないように運動と一緒にいる時間を確保してあげる必要があります。

食事量や食べ方も管理してあげるようにしましょう。

飼ってはいけない犬1位|秋田犬

秋田犬
体高オス:61~67cm
メス:61~67cm
体重オス:35~50kg
メス:35~50kg
原産国日本
被毛の色赤、虎(縞目)、白、胡麻

秋田犬は闘犬として活躍していた時代もありますので気が強い部分があります。

とても頑固な性格であり神経質な犬種である為、一度飼い主や家族である人間の事を下に見てしまうと言う事を聞かなくなってしまうでしょう。

また、忠誠心が強いので飼い主以外の言うことを聞かないなんてこともあり警戒心も強く攻撃的になることもあります。

また毛質は綿毛が多いので抜け毛が非常に多いです。

秋田犬を飼うときのポイント

闘犬であったことがありますので攻撃的な一面が本能的にあると言うのは頭に入れておくことが必要です。

またプライドが高い犬種でありますので、しつけの際には根気と確立した上下関係の構築が必要になります。

散歩だけでなく一緒に運動してあげる時間の確保が出来れば攻撃的な行動はしなくなるでしょう。

換毛の時期にはブラッシングをされることをおすすめします。

逆に飼いやすい犬種をご紹介!

今までは買ってはいけない犬を紹介しましたが、勿論飼いやすい犬種もいます。

誰でも飼いやすい犬種とはいったいどのような犬なのでしょうか。

犬種の性格や特徴を紹介をしていきます。

飼いやすい犬|キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル
体高オス:30~34cm
メス:30~34cm
体重オス:5〜8kg
メス:5〜8kg
原産国イギリス
被毛の色赤茶

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルはイギリスの玩具犬として飼われていたので、飼育しやすく人間や他の犬に対してもフレンドリーで懐きやすいのが特徴です。

闘争本能のない明るく優しい性格の持ち主でもあります。

飼い主に従がいやすいですので、しつけに詳しくなかったり飼育のしたことのない人や小さな子供がいる家庭でも飼いやすい犬種であると言えるでしょう。

飼いやすい犬|トイ・プードル

トイ・プードル
体高オス:26~28cm
メス:26~28cm
体重オス:3~4kg
メス:3~4kg
原産国フランス
被毛の色ブラック・ホワイト・ブラウン

トイプードルはプードルの中でも、もっとも小さい種類であり成長しても小さい身体のままですので、食費に関しても費用を抑えることができ、散歩なども比較的しやすいです。

非常に頭の良い犬種となっていて、しつけはすぐに吸収してくれるので初心者の方でも飼育がしやすくなっております。

また抜け毛が少ないので家が汚れる心配もそこまでする必要がないのが有難いポイントです。

飼いやすい犬|ビション・フリーゼ

ビション・フリーゼ
体高オス:24~29cm
メス:24~29cm
体重オス:3~6kg
メス:3~6kg
原産国フランス
被毛の色ホワイト

ビション・フリーゼは古くから貴族の玩具犬として扱われており、賢こいのでしつけもしやすく甘えん坊な性格であり人懐っこい性格が特徴となっております。

犬を飼うのが初めてで接し方が分からない方でも安心して飼うことをおすすめできる犬種と言えるでしょう。

また、わたあめのようなふわふわした巻き毛に覆われていますので抱き心地もよく、ぬいぐるみのような可愛らしい見た目なのもポイントの一つです。

まとめ|飼ってはいけない犬ランキング

今回は飼ってはいけない犬をランキング形式で紹介させていただきました。

飼ってはいけない犬として紹介した犬は飼ってはいけない特徴や性格がありますので、その特徴に気を付けてしっかりと理解した上で家族に迎え入れるようにされることをおすすめします。