軟便の犬におすすめのドッグフード10選！選び方や軟便対策も解説

大切なあなたの愛犬が急に軟便になったら心配になりますよね？便の状態の変化にいち早く気付いてあげる事が、犬の健康管理をする上でとても重要になってきます。

この記事では、軟便にならない為に食生活のどのような部分に気を付けたらいいのか、そして犬におすすめのドッグフードをランキングにまとめてご紹介いたします。

軟便の犬におすすめのフードの選び方

大切なあなたの愛犬が急に軟便になるととても心配になりますよね。犬の健康状態を知るには些細な変化に飼い主さんが気付いてあげる事が大切です。

軟便は犬の健康問題の一つであり、適切なドッグフード選びは改善に役立ちます。以下に、軟便の犬におすすめのドッグフードを選ぶ際のポイントを紹介します。

主成分は消化の良いものを選ぶ

軟便の犬には、消化の良い主成分を含むドッグフードが非常に適しています。主成分として鶏肉やサーモンなどの動物性たんぱく質が多く含まれているフードがおすすめです。

これらの動物性たんぱく質は犬の胃腸で効率的に消化されやすいため、軟便の改善に大きな効果が期待できます。反対に穀物は消化しにくい主原料となります。犬は「アミラーゼ」と呼ばれる穀物の消化を助ける酵素が少ないので、体に負担をかけやすい可能性があります。

実際のところ穀物の入ったドッグフードを食べて健康への大きな悪影響はありませんが、犬の健康面を考慮すると消化の良い素材を使用したドッグフードが一番であることに変わりはありません。

ドライフードを選ぶ

ドッグフードはドライフードとウェットフードの２種類があります。ドライフードは水分量が約10％なのに対し、ウェットフードは約80％なので８倍も水分量が違います。

ウェットフードの方が食いつきがいいからと言ってウェットフードばかり与えてしまうと、便に含まれる水分量が多くなるため、結果として下痢や軟便になりやすいので注意が必要です。

ドライフードは顎を鍛えて嚙む力を維持できたり保存期間が長いのが特徴で、ウェットフードは犬の食いつきがよく、病気の時や老犬も食べやすいのが特徴です。
それぞれメリットとデメリットがあるので年齢や健康状態に合わせてドッグフードを選んであげてください。

アレルギーがある成分は避ける

食物アレルギーによって下痢や軟便が引き起こされることがあります。ドッグフードを選ぶ際には、犬がアレルギー反応を起こす可能性のある食材や添加物を避けることが重要です。

アレルギー反応を起こす食材は乳製品、卵、穀物など様々なため、特定できていない場合は原材料がなるべく少ないドッグフードを選んであげるといいでしょう。ドッグフードの中にはアレルギー対策がなされている商品もあるので、気になる方はそういったドッグフードに切り替えてあげると安心です。

着色料や香料、酸化防止剤などの人工添加物によっても食物アレルギーが発症する可能性もある為、天然由来の成分も意識して選んであげてみるのもおすすめです。

食いつきが良いものを選ぶ

ドッグフードの食いつきの良さは味、におい、食感、形によって左右されます。犬によって好みは様々なので愛犬の嗜好に合わせたドッグフードを選びましょう。

犬は良質な動物性たんぱく質に含まれるアミノ酸を好む傾向にある為、健康に悪影響を与える可能性のある香料や調味料などの人工添加物が含まれていなくても、食いつきは良くなります。

食いつきの良いものを選びたいのは当たり前ですが、人工添加物の使用されているドッグフードで食いつきを良くするのではなく健康面を考慮した質のいいドッグフードを与えることで、自然と愛犬の食いつきも改善されます。

軟便の犬におすすめのドッグフードランキングTOP10

ここまで犬が下痢や軟便になる原因と注意すべきポイントを説明してきました。次に、軟便も含めて犬の健康状態の維持に効果的なドッグフードをそれぞれの特徴も交えつつ紹介していきます。

商品名	モグワン	カナガン	ピュリナワン	ハッピードッグ	アディクション
価格/内容量	¥4,708（税込） /1.8kg	¥4,708（税込） /2kg	¥1,980（税込） /2,1kg	¥2,662（税込） /1kg	¥5,566（税込） /1.8kg
評価	★★★★★	★★★★★	★★★★★	★★★★★	★★★★★
特徴	高たんぱく質 グレインフリー 添加物フリー	高たんぱく質 グレインフリー 添加物フリー	栄養バランス 皮膚の健康維持 添加物フリー	高たんぱく質 優れた消化吸収 添加物フリー	泌尿器系ケア グレインフリー 添加物フリー
原産国	イギリス	イギリス	アメリカ	ドイツ	ニュージーランド
購入サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト

①モグワン

出典:モグワン公式サイト

91％の獣医師が推奨しているモグワンは、新鮮なチキンとサーモンを主原料としているので動物性たんぱく質が豊富に含まれています。穀物の消化が犬は苦手なので、代わりにさつまいもやエンドウ豆を配合して体に優しいレシピにこだわりました。

ペット先進国であるイギリスの専門工場で生産されているので、安心安全なドッグフードとして９５万人以上のペットオーナーさんから選ばれ続けています。

②カナガンドッグフード　サーモン

モグワンと同じようにイギリスの専門工場で生産されている、ヒューマングレードの素材を使用した高品質なドッグフードです。サーモンやニシン、マス等の魚を主原料として高たんぱく質に仕上げており、グレインフリーな為アレルギーにも配慮しています。

リフレッシュ効果が期待できるカモミール、ペパーミント、マリーゴールドなどのハーブ類も配合しているので、消化を手助けしたり免疫力の維持の効能もあります。

③ピュリナワン　デリケートなお腹と皮膚のケア

出典：ピュリナワン公式サイト

消化吸収性に優れた新鮮な生サーモンと米、オーツ麦などのたんぱく質源を使用してお腹が敏感な犬への配慮がされたドッグフードです。ビタミンEとオメガ6脂肪酸を配合し皮膚や被毛を健やかに維持し、優れた栄養バランスで愛犬の健康をサポートしてくれます。

④ハッピードッグ　ミニニュージーランド（ラム&ライス）

高たんぱくで低カロリー、消化吸収性に優れた新鮮なラム肉をメインに、植物オイルとハーブなどを配合してお腹に優しいドッグフードです。

FEDIAF(欧州ペットフード工業連合会)の定める栄養基準を満たしており、健康を維持する為に研究しつくされた犬用の総合栄養食と言えます。

⑤アディクション　サーモンブルー

たんぱく源がニュージーランド産の天然のキングサーモン100％な為、愛犬の健康維持に必要な栄養素であるオメガ3脂肪酸、カルシウム、ビタミンEを多く含んだドッグフードです。クランベリーやブルーベリーも使用しているのでポリフェノールを豊富に含んでおり、抗酸化作用や泌尿器系のケアにも期待できます。

日本の食品の公的機関によって栄養素を分析試験されているので安心して与える事ができます。

⑥ZIWIピーク　エアドライフードラム

たんぱく源がラム肉のみという非常にシンプルなレシピで作られています。ニュージーランドの穏やかな気候の中で育てられた羊の世界トップクラスなラム肉な為、お腹が敏感な犬にもピッタリです。

天然のグルコサミンとコンドロイチンが含まれたニュージーランド産の緑イ貝を3％配合し、大切な愛犬の関節の健康もサポートする全ライフステージの犬に最適なドッグフードです。

⑦オリジン　シックスフィッシュ

オリジンのシックスフィッシュはイワシ、ヘイク、カレイ、メバル、シタビラメの6種の魚の身や内臓、骨をメインに配合した、85％が良質の動物原材料のドッグフードとなっています。原材料として使用されている魚は3分の2が生の魚なので、栄養価が高い自然な状態で摂取できる行為品質なフリーズドライです。

⑧エッセンシャルドッグフード

アレルギーの原因となる鶏、豚、牛、穀物、乳製品を使用せずに、栄養豊富な魚の原材料を77％も配合して犬の安全や健康面を考慮しています。

滋養強壮で有名な朝鮮ニンジンや、スーパーフードであるアサイーを配合したユニークなドッグフードではありますが、欧州ペットフード工業会連合の厳しい審査をクリアした施設で、丁寧に作られていますので高品質で安全性も高いことが保証されています。

⑨アカナ　グラスフェッドラム

ニュージーランドの牧場で健康的に飼育された子羊の肉を原材料の2分の1も使用し、味の追及もなされた単一原材料のドッグフードです。単一原材料の為食物アレルギーを起こしにくく、リンゴやカボチャにより消化吸収をサポートしてくれるので健康予防の手助けもしてくれます。

添加物フリーでありながら、自社工場で栄養価を損なわない加工方法も特徴の一つです。

⑩プロマネージ

ペット栄養学の権威と呼ばれるウォルサム研究所との共同開発によって作られたプロマネージは、体や性格、ライフスタイルがそれぞれ違う犬種に合わせて最適なドッグフードを選択できるように様々な種類を豊富に取り揃えています。

愛犬に合わせて選択できるため、より細やかに愛犬の健康を気遣いたい飼い主さんの期待に応えるフードです。

犬の軟便についてのよくある質問

何日軟便が続くと獣医に行くべき？

3日ほど続くようならアレルギーや大腸炎の可能性もあるので、動物病院を受診しましょう。

軟便になりやすい犬種はある？

柴犬、フレンチブルドッグ、ウエストハイランドホワイトテリアは食物アレルギーを引き起こしやすい犬種と言われています。

子犬の時は軟便になりやすい？

環境の変化やウイルスに弱く、誤飲誤食が多い為子犬の時期は軟便になりやすい傾向があります。

犬の軟便を防ぐためのポイント

犬の軟便を防ぐ為には、普段の食生活を充分に考慮してあげる事が必要不可欠です。ペットの健康と幸せの為にこれらのポイントを説明していきます。

ドッグフードを変える際は徐々に

ドッグフードを変える際は急な変化を避けて、徐々に切り替えることが大切です。犬の胃腸は非常にデリケートで急食生活の変化は軟便や消化不良を引き起こす可能性に繋がります。

新しいフードに変える際は、現在のフードと新しいフードを混ぜ、徐々に比率を変えて適応させましょう。目安として1週間から10日かけて切り替えていく事で、犬の胃腸は新しい食事に適応しやすくなり、健康な消化を維持できます。

早食い・食べさせすぎはNG

犬の早食いと食べさせ過ぎは健康に悪影響しか与えません。消化不良により軟便や下痢はもちろん、肥満や窒息などになる可能性もある為飼い主さんが気を付けるべきポイントです。

体重や年齢に合わせて適切な食事量を与えて、ゆっくり食べる事を指導してあげる事で健康維持をサポートしてあげましょう。

人間の食べ物は与えないこと

当たり前の事ですが、人間が口にする食べ物は極力与えないようにしましょう。一部の人間の食品は犬にとってはとても有害であり、中毒やアレルギーを引き起こす原因となります。

また、人間と犬とでは適切な栄養バランスが違う為、人間の食べ物を与える事で健康を損なう可能性もあります。

犬が食べたそうにしているからと言って人間の食べ物をむやみに与える事はやめましょう。

犬の軟便対策におすすめのドッグフードまとめ

犬の軟便対策や健康管理は普段の食生活と密接に繋がっています。大切な愛犬の幸せな毎日をサポートしてあげる事で、飼い主さんも幸せな人生を送れることかと思います。

犬の体調の変化にいち早く気付いてあげて、それに合わせた食生活を心掛ける事が犬の健康を維持していく為の大切な飼い主さんの役目です。