ビション・フリーゼの性格や寿命、しつけ方とは?病気や運動量、飼い方まとめ

ビション・フリーゼ

真っ白でフワフワな毛並みと、顔周りを丸くカットするスタイルが個性的なビション・フリーゼはフランス原産の小型犬です。

それほどメジャーではありませんでしたが、最近ではCMやSNSで紹介されるようになり、その魅力が多く知られるようになりました。

日本での人気は高まりつつあり、人気犬種ランキングでは年々その順位をあげてきています。

人懐こく穏やかな性格なので初心者にもおすすめできる犬種です。そんなビション・フリーゼを家族として迎え入れたいと思っている方のために、ビション・フリーゼの魅力と飼い方のコツなどをご紹介していきます。

ビション・フリーゼの基本情報

歴史

ビション・フリーゼはフランス原産の小型犬ですが、そのルーツは14世紀のスペインのカナリア諸島にあります。地中海沿岸で大型のウォーター・ドッグと白い小型犬を掛け合わせて作られたといわれています。

この掛け合わせは4つの系統が存在し、そのうちの一つ「テネリフェ」という系統がのちのビション・フリーゼとなります。

犬種名の由来はフランス語で「ビション(小型の白い犬)フリーゼ(巻き毛)」からきているといわれています。

スペインからイタリア、フランスへと渡ったビション・フリーゼは多くの王室や上流階級に愛されました。その後フランス革命をきっかけにビション・フリーゼの人気は衰退していきます。戦争が始まると絶滅寸前までその数を減らしていくことになりました。

1920年頃のフランスでビション・フリーゼの保護運動が始まり、熱心なブリーダーの努力によりビション・フリーゼは絶滅を逃れることとなります。

1950年代にアメリカに持ち込まれたビション・フリーゼは、綿菓子のように大きな頭のカットスタイルが人気となり、その後、愛玩犬として世界中で愛されるようになります。

大きさ(サイズ)

  • オス
    • 体高 24~29cm
    • 体重 5~10kg
  • メス
    • 体高 24~29cm
    • 体重 5~10kg

※体高…地面から肩の位置の数値 体長…胸からお尻のでっぱりまでの数値

オスの方が大きくなる傾向ですが、ビション・フリーゼの特徴として体格に個体差が大きく出やすいことがあります。

小型犬の中では大きめで、筋肉質でがっしりした体格をしています。体高よりも体長の方が長めで、やや胴長短足の体形です。

生後8カ月を過ぎる頃に成長が止まるので、その時期に肥満であるかどうかは動物病院などで判断してもらいましょう。

寿命

ビション・フリーゼの平均寿命は12~15歳で、最高齢は21歳です。遺伝性疾患が少なく丈夫で長寿の傾向があります。

ただ肥満にならないように注意しましょう。小型犬は体重が増えすぎると怪我や関節の病気を発症しやすくなります。

また、ストレスからくる不調や皮膚疾患を起こしやすいので飼育環境などを整えてあげるようにします。

近年では獣医学の発達やドッグフードの品質向上などで、犬の平均寿命は年々上がってきているともいわれています。適切な飼育と食事の管理で、元気なご長寿犬をめざしましょう。

ビション・フリーゼの性格

ビション・フリーゼの性格

陽気でフレンドリー

人間が大好きで人見知りをしないので、番犬には不向きです。明るく陽気な性格で、いつもご機嫌で愛想よくふるまいます。

子どもや高齢者との相性もよいので、良い遊び相手になるでしょう。他の犬や動物とも上手に接するので、多頭飼いや猫との同居にも向いています。

いつも元気いっぱいで遊ぶことが大好きです。部屋の中でも走り回ったりするので、床は滑りにくいようにマットレスを敷くなどの工夫をした方がよいでしょう。

寂しがりやで甘えん坊

常に飼い主に構ってもらいたい甘えん坊です。寂しがりやなので、ひとりで過ごすことが苦手です。お留守番の多い家庭や、共働きの環境には向いていません。

飼い主が帰宅すると非常にハイテンションでお迎えしてくれることがあります。とても可愛い行動ですが、その分ストレスが溜まっているということなので、お留守番のあとはたくさん構ってあげるなどしてあげましょう。

気を付けたいのは、可愛いからといって甘やかしてしまうことです。小型犬特有の気の強い性質も持っているので、犬のいいなりにはならないようにしましょう。

聞き分けがよく従順

サーカスなどで活躍できるほど、とても芸達者な犬種です。飼い主に褒められたり、喜んでもらうことが大好きなので、教えるといろいろなことを覚えるでしょう。

従順でしつけもしやすく、聞き分けもいいのであまり困ることがありません。

人間が大好きで明るい性格なので、しつけやトレーニングは褒めながら行いましょう。叱るときは一瞬で短く、褒める時はたっぷりとたくさん褒めてあげてください。

遊びを通じてたくさんの芸を教えてみましょう。犬とのコミュニケーション、信頼関係を築けるのでおすすめです。

ビション・フリーゼに必要な運動量

小型犬ですが活発で運動好きです。1日2回、それぞれ15~30分程度のお散歩をしましょう。

飼い主と関わることが大好きなので、室内ではボールやおもちゃを使ってコミュニケーションの取れる遊びを取り入れると満足してくれます。

ビション・フリーゼの特徴のひとつに、突然テンションが上がって部屋中を走り回るという行動が見られます。飼い主はこれらの行動を「ビションブリッツ」「ビションスイッチ」と親しみをこめて呼びますが、詳しい原因はわかっていません。

一説には運動不足や、体を動かしたいという欲求からくるともいわれています。気になる場合はお散歩の回数や時間を伸ばしてみてもいいかもしれません。

ビション・フリーゼの飼い方

ビション・フリーゼを飼う時のポイント

ポイント1 室内での事故を防ぐ

部屋の中を走り回ったり、ソファやベッドの上り下りも躊躇なく活発に動き回ります。そのため脱臼などの骨や関節のトラブルが多い犬種です。

滑りやすい床などはマットレスを敷くなどして、犬の脚が滑らないようにします。段差のある場所にはステップを置くなどして飛び上がらないようにするとよいでしょう。

階段からの落下事故も多いので、ペットゲートの設置がおすすめ。また、家具の隙間や挟まれやすい場所などもなくしておきましょう。

いたずら防止のためにも、留守番をさせるときは必ずケージかサークルに入れるようにします。

ポイント2 被毛のお手入れ

被毛はフワフワとした豊かな下毛と上毛のダブルコート(二重構造)です。毛質はクルクルとカールをしています。

その外見から抜け毛が多そうに見えますが、実はダブルコートの中では抜け毛が少ない犬種なのです。

正確には抜けた毛は床に落ちずに周りの毛に絡むために、ブラッシングは毎日してあげましょう。手入れを怠ると皮膚疾患や被毛のトラブルが起こりやすくなります。

専用のブラシやコームで絡まった毛を丁寧にほぐしましょう。下毛は密集して生えていて蒸れやすいので、ブラッシングしながら通気性を良くしてあげるとよいです。

被毛は他の犬種と比べると伸びるスピードが早く、カットをしないとどんどん伸び続けます。月に1回はトリミングをする必要のある犬種です。

ポイント3 ひとりでも過ごさせる練習を

人間が大好きで甘えん坊で寂しがりや、そんなビション・フリーゼはお留守番が大の苦手です。お留守番の少ない家庭に向いている犬種ですが、時にはひとりで過ごさなければならないこともあります。

子犬のうちから少しずつ、まずはクレートトレーニングを始めましょう。クレートやケージの中で大人しく待っていられるようにします。

そして短時間からお留守番の練習をさせましょう。ひとりを慣れさせることによってお留守番だけでなく、入院やホテルでの宿泊のストレスも軽減させられます。

ビション・フリーゼのかかりやすい病気・疾患

尿石症

ビション・フリーゼは体質的に尿石症になりやすい傾向です。尿道に結石ができる疾患で、症状は頻尿や血尿、排尿痛などです。おしっこにキラキラした結晶のようなものが確認できることもあります。

早期発見できると食事療法で治療できますが、大きな結石の場合、尿が排出できなくなり外科手術で取り除くことになります。

水分をしっかり取ることで予防できますが、ミネラルウォーターは結石ができやすいので与えてはいけません。

膝蓋骨脱臼(パテラ)

膝蓋骨とは膝のお皿のことで、これが内側や外側に外れることを膝蓋骨脱臼といいます。小型犬に多くみられる疾患で「パテラ」とも呼ばれます。

ビション・フリーゼは室内でも活発に動くために外的要因でこの疾患を発症することが多いです。

脱臼をした時は痛みをともなうので、遊んでいる時など突然鳴いたりします。その後に脚を引きずったり、スキップするような不自然な歩き方がみられたら、動物病院を受診しましょう。

急性湿潤性湿疹

アンダーコートが密集しているビション・フリーゼは、皮膚が蒸れやすく雑菌が繁殖することがあります。

もともと湿気の少ない地中海沿岸出身の犬種なので、高温多湿な日本の気候では発症しやすい皮膚疾患です。

急性なので突然発症して進行も早いです。強い痒みがあるので、犬は体を掻いたり舐めたりします。床に体をこすりつける行動も見られ、皮膚を掻き壊してしまい出血や膿が出ることもあります。

特に梅雨時期のじめじめした季節に発症しやすいです。痒みは犬にとって大変なストレスとなりますので、症状が見られたら早急に動物病院を受診しましょう。

ビション・フリーゼにおすすめのドッグフード

【全年齢向け】ビション・フリーゼにおすすめのドッグフード

モグワン

価格¥4,356(税込)/1.8kg
内容量全年齢
主原料チキン
原産国イギリス

モグワンは新鮮なチキンとサーモンをふんだんに使用したプレミアムドッグフードです。免疫機能を高める動物性たんぱく質の割合は、50%以上あります。

豊かな被毛が自慢のビション・フリーゼが注目したいのは、魚油由来のオメガ3脂肪酸が含まれていることです。

オメガ3脂肪酸は犬の体内では合成できない必須脂肪酸のひとつで、皮膚と被毛の健康を内側からサポートしてくれます。

犬が消化しにくい、とうもろこしや小麦はいっさい使用していないグレインフリーです。保存料、着色料などを使用していない完全無添加なので、アレルギーが心配なワンちゃんにも安心して与えることができます。

累計200万個販売した『モグワン』は限定ページ経由だと、定価から20%OFFの特別価格で購入可能です!公式サイトをチェックしてみてください!

【パピー・老犬向け】ビション・フリーゼにおすすめのドッグフード

ブッチ

出典:https://www.butch-japan.jp/

価格¥1,430(税込)(定期購入 ¥1,287(税込))/800g
¥2,860(税込)(定期購入 ¥2,574(税込))/2kg
対応年齢全年齢
主原料ビーフ、ラム、チキン
原産国ニュージーランド

まだ離乳食を食べてるパピーや、顎や歯が弱ったシニア犬にはウェットタイプのフードがおすすめです。

本来肉食である犬の自然な食生活を考えて、肉類の割合が最大92%も含まれています。嗜好性もよく、食いつきも抜群なので、ドライフードをなかなか食べてくれない子にもおすすめです。

結石のできやすいビション・フリーゼは、水分を多めにとることが予防になります。ブッチは生肉に近い70%の水分量が含まれているのが嬉しいですね。

皮膚と被毛を健康に保つオメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸もバランスよく配合されています。皮膚疾患の多いビション・フリーゼには理想的なフードです。

人間の食材と同じヒューマングレードの食肉を使用。犬には消化しにくい植物性の食材はいっさい使用していないので、お腹の弱いワンちゃんにも安心して与えられるフードです。

ゴミの出にくいフィルムタイプです。専用の蓋がついているので、与える分量だけカットして冷蔵庫で保存できます。

今なら、当サイトから購入すると1本分無料の価格でお試し可能です!ペットショップや店頭で買うよりお得な上に、よくある定期縛りもないので安心です。

ビション・フリーゼのしつけのポイント

しつけのポイント
  • 飼い主がリーダーシップを取る
  • たくさん褒める
  • お留守番やホテルなど、子犬のうちに慣れさせる
  • しつけのルールに一貫性をもたせる

可愛らしさからつい甘やかしてしまわないように注意しましょう。食事やお散歩の時間と遊びの始まりと終わりの主導権は飼い主が取るようにします。

とても賢いので、家族の中でしつけの仕方がバラバラだと混乱して指示をきかなくなります。お迎えする前に家族でしつけに対する意見を一致させておく必要があります。

従順なのでしつけは難しくありませんが、感受性が強い犬種なのできつく叱らないようにします。失敗したときは感情を入れずに無視しましょう。いうことをきけたら大げさなくらい褒めてあげます。

寂しがりやなのでお留守番やひとりで過ごすことがとても苦手です。子犬のうちから少しずつ慣れさせておくと、いざという時に助かります。

ビション・フリーゼを飼う前の準備

犬のお迎えにかかる費用
  • 迎え入れる費用について

ビション・フリーゼの子犬の販売価格は25~60万円で、平均は38万円ほどです。ブリーダーから迎えるか、ペットショップで迎えるかにより値段が変わります。

両親犬のサイズが小さく、将来小柄になることが予想される子犬は値段が高くなる傾向にあります。

その他クレートやケージ、食器、おもちゃ、トイレ、首輪、リード、ペットキャリーなどの飼育用品。ブラシやシャンプーなどのお手入れ用品などが必要になってくるでしょう。

飼育環境を整えるために、絨毯やマットレスを敷いたり、ペットゲートを取り付けたりといった費用も考えておく必要があります。

  • 飼い始めてからかかる費用について

お家に迎え入れて必要になるのが、畜犬登録(3000円前後)と狂犬病の予防接種(3500円前後)、混合ワクチン(5000~8000円前後)になります。

毎年かかる医療費は、狂犬病予防注射と混合ワクチンに加え、フィラリア薬7カ月分とノミダニ予防薬です。繁殖の予定がなければ、避妊手術(3~5万円)、去勢手術(2~3万円)も考えておきましょう。

ビション・フリーゼは毎月のトリミング代(7000~1万円)も必要となってきます。

その他、ドッグフードやペットシーツなどの消耗品や病気になった時の医療費のことを考えてペット保険への加入なども検討しましょう。

  • どこから迎え入れるのか

ビション・フリーゼをどこからお迎えするか、選択肢は3つあります。それぞれのメリット、デメリットがありますので、よく考えて自分にあったところからお迎えするのがよいでしょう。

お迎えする方法
  1. ペットショップからのお迎え
  2. ブリーダーからのお迎え
  3. 里親を希望する

ビション・フリーゼは人気の犬種ですが、ペットショップで見かけることが多くありません。まずはショップに問い合わせをしてみましょう。

ペットショップでお迎えすると、飼育用品などもお店で全部揃えられるというメリットもあります。さまざまな手続きを代行してくれたり、病院やトリミングサロンを紹介してくれたりと、忙しい方にはとても便利です。

ブリーダーからのお迎えの最大のメリットは、両親犬やきょうだい犬とも対面できるので、子犬の性格や成犬になった時の大きさなどを予測できることです。ペットショップを仲介しないので、その分販売価格が抑えられていることがあります。

犬を飼うのが初めてで、なるべく穏やかで飼いやすい性格のビション・フリーゼをお迎えしたい場合はブリーダーからの購入をおすすめします。専門犬舎もたくさんありますので、なにか分からない事や疑問などを詳しく教えてくれます。

里親としてお迎えしたいという方は根気がいるかもしれません。ビション・フリーゼが里親を募集することはほとんどないためです。

もし募集があっても人気犬種のため、すぐに里親が決まってしまうことが考えられます。こまめに情報をチェックしてお気に入りの子が見つかったら問い合わせてみましょう。

ビション・フリーゼの飼い主の本音【飼いやすい?飼いにくい?】

飼いやすいという声

「無駄吠えもなく、とても大人しいです。困ることがなにもありません」

「しつけがしやすくて初心者向きだと思います」

「いろいろなカットスタイルが楽しめます」

「丈夫で病気が少ないので飼いやすいです。ずっと長生きしてほしい」

「抜け毛が少なくて部屋が汚れません」

「人懐こくて甘えん坊なところがすごく可愛い」

ビション・フリーゼは犬を初めて飼う方にもおすすめできる犬種です。「一度飼ったらビションしか飼えない」という飼い主さんもとても多いほど、飼育しやすい犬種です。

無駄吠えも少ないのでマンションや集合住宅でも飼うことができますね。抜け毛は少ないですが、お手入れは毎日必要です。思い切り可愛がってお手入れも苦にならない人に向いている犬種です。

飼いにくいという声

「トリミング代がとてもかかります」

「けっこういたずらが激しいです」

「突然テンションがあがって走り回るので、マンションの階下から苦情がきました」

「毎日のお手入れがけっこう大変です」

「すごい偏食でフード選びにものすごく苦労します」

「わがままで気が強いところがあります」

活発で遊び好きなのでいたずらがはげしいこともありますね。突然テンションがあがって走り回る「ビションブリッツ」は2歳頃には落ち着くことが多いといわれています。

また、トリミングとお手入れは必須な犬種なので、それにかかる費用と手間を理解してお迎えするようにしましょう。

性格のよいビション・フリーゼでも、きちんとしつけができないと手に負えなくなることがあります。飼い主がしっかりとしたリーダーシップをとるようにしましょう。

ビション・フリーゼの可愛い癒し画像集

ビション・フリーゼに関するQ&A

【Q1】2歳のビション・フリーゼですが、梅雨時期になると体を痒がります。

ビション・フリーゼのアンダーコートは湿気が多いと蒸れやすく、不快感から体をかくことがあります。

ブラッシングの時にアンダーコートにブラシをあてて通気性をよくしてあげてください。室内ではエアコンで温度と湿度を調整してあげることが必要です。

ビション・フリーゼは皮膚疾患の多い犬種なので、痒がったらまず動物病院を受診するようにしましょう。

【Q2】ビション・フリーゼの毛色はホワイトだけですか?

ビション・フリーゼの毛色はホワイトのみが認められています。子犬の時期は足先や、全体がほんのりベージュに見えることがありますが、成長するにつれ純白へと変わっていきます

カラーバリエーションが豊富なプードルと間違われることがあるため、ブラックやアプリコットが存在すると勘違いされることがあります。

【Q3】ビション・フリーゼの独特なカットスタイルについて教えてください。

豊富な毛量を最大限活かし、顔全体を丸いフワフワしたシルエットに仕上げるカットスタイルは「パウダー・パフ」と呼ばれます。

1950年代のアメリカで生まれたスタイルで、お化粧で使うパフのような大きな丸い顔が特徴です。

ビション・フリーゼを飼ったら一度はチャレンジしてみたいカットですが、子犬の時から継続的に仕上げていく必要があるとても手間のかかるスタイルです。