モグワンは肝臓に悪い?実際はどうなのか、噂も含め徹底解説!

モグワン 肝臓

モグワンとは、高品質なプレミアムドッグフードとして有名なブランドのひとつです。みなさんも名前を聞いたことがあるでしょう。

ただモグワンは、「肝臓に悪いのでは?」という噂があることをご存知ですか?。

本記事では、「なぜモグワンは肝臓に悪いと言われているのか」という噂について徹底調査します。

この記事を読むとわかること
  • モグワンは本当に肝臓に悪いのか!
  • モグワン向いている犬・向いていない犬
  • モグワンを与えるメリットは?
  • 肝臓に気をつけたい犬にモグワンを与える時の注意点

モグワンが肝臓に悪いという説を徹底解説!

モグワンは、なぜ「肝臓に悪い」と言われているのでしょうか?モグワンが肝臓に悪いといわれる理由は「高カロリー・高タンパクだから」と考えられます。

では、モグワンは本当に高カロリー高タンパクなのでしょうか?確かに肝臓は、犬が摂取したフードの栄養素の代謝などの生命維持に重要な部分を担っています。そのため、栄養過多は、肝臓の負担となる可能性があります。

本項目では、モグワンに含まれているカロリーとタンパク質を他のドッグフードと比べてみましょう。

【肝臓に悪いという説①】高カロリーだから

100gあたりのカロリー
モグワン361.5kcal
カナガン361kcal
うまか350kcal
このこのごはん343kcal
アランズナチュラル342kcal
ドッグフード工房360kcal
ロイヤルカナン392kcal

モグワンが肝臓に悪いという説の理由のひとつとして、高カロリーだからという理由があります。上記表からモグワンは他のプレミアムフードと同程度のカロリーといえるため、モグワンが高カロリーとはいえないでしょう。

むしろ飼い主としてはカロリーよりも、脂肪肝になるリスクといえる脂肪の含有量が気になるところです。モグワンは低脂質である上質な鶏肉とサーモンが原料となっているため、脂質は10%以上と低いといえます。

そのため肝臓に負担をかける原因の脂肪の量を考えると、モグワンはむしろ低脂質な部類に入るドッグフードのため肝臓への悪影響があるとは考えにくいでしょう。

【肝臓に悪いという説②】高タンパク質だから

100gあたりのタンパク質
モグワン27.00%
カナガン29%以上
うまか21.4%以上
このこのごはん21.3%以上
アランズナチュラル19.25%以上
ドッグフード工房24%以上
ロイヤルカナン19.0%以上

確かに上記の表からモグワンは100gあたりのタンパク質が27%と低くはありませんが、タンパク質は犬の栄養を保つのに必要であり適切な量のタンパク質は犬の健康維持のためには不可欠といえます。モグワンに含まれているタンパク質は、むしろ適正なタンパク質含有量といえるでしょう。

ドックフードを選ぶ際に注意しなければならないことは、タンパク質の含有量ではなくタンパク質源となる素材の質といえます。モグワンは、ヒューマングレードの高品質のタンパク質が使用されているため、高タンパク質だから肝臓に悪いというのは当てはまらないといえます。

モグワンがおすすめの犬

モグワンがおすすめの犬

モグワンがおすすめの犬は、どんな犬なのでしょうか?

モグワンの成分が肝臓に悪いというのは事実ではないということがわかりました。

では、モグワンがおすすめの犬は、どんな犬なのでしょうか?

①肝臓の数値がすでに悪くない犬

②肝臓などを労りたいシニア犬

③他のドッグフードで食いつきが悪い犬

以上の3つです。一体どういう理由があるのか、それぞれ詳しくご紹介します。

肝臓の数値がすでに悪くない犬

ひとつめは、肝臓の数が既に悪くない犬です。低脂質かつ高タンパクなモグワンは、既に肝臓の数値が悪くない犬にとっては最適なドッグフードなのではないのでしょうか。

また、モグワンは全犬種用のドッグフードです。そのためモグワンは基本的な原材料などの品質の高さはもちろん、栄養バランスや健康サポート成分などに十分配慮しています。

肝臓などを労りたいシニア犬

2つめは、肝臓などを労りたいシニア犬です。

人間と同じように、犬も年齢を重ねると体の代謝や消化の能力が落ちています。高タンパク質であり高カロリーと噂されているモグワンは、体力が落ちて代謝が落ちているシニア犬の健康を守ってくれます。

ですがモグワンをシニア犬に成犬と同じ量を与えてしまうと、代謝が落ちているシニア犬には負担がかかってしまうため、少し少なめにあげるといいでしょう。また、犬が少し食べにくそうにしていたら、ぬるま湯でふやかしてからあげてください

他のドッグフードで食いつきが悪い犬

3つめは、他のドッグフードで食いつきが悪い犬です。

モグワンは他のドッグフードに比べ、一粒のサイズが小さめに作られています。まさに全犬種向けならではの気遣いで、どのような犬種でも食べやすくなっているといえるでしょう。

また、犬にとっても香りがいいようで、食いつきがいいと評判です。

モグワンが向かない犬の特徴

モグワンが向かない犬の特徴

モグワンが向かない犬の特徴
  • 肝臓の数値がすでに悪い犬
  • アレルギーがある犬
  • モグワンの食いつきが悪い犬
  • 魚系の匂いが苦手な犬

それでは逆に、モグワンが向かない犬の特徴とは、どのような特徴があるのでしょうか?

モグワンは肝臓の療法食ではありませんので、肝臓の数値がすでに悪い犬には与えない方がいいでしょう。また、モグワンはアレルギーに配慮しているドッグフードですが、犬によってはアレルギーが発症する可能性もあります。そのため、チキンなどにアレルギーがある犬は、むかない可能性があります。

モグワンは食いつきが良いと評価が高いのですが、犬の中にはサーモンの魚系の匂いや独特の香りが苦手な個体もいます。

モグワンを与えるメリット・魅力

モグワンを与えるメリット・魅力

モグワンを犬に与えるメリットや魅力は、愛犬の健康にとても良いことでしょう。さらに調べてみたところ、以下のメリットが考えられます。本項目では、4つのメリットについて解説します。

①動物性の良質なタンパク質を配合

②グレインフリーでアレルギーに配慮されている

③ヒューマングレードで製造されている

④オメガ3脂肪酸や関節に優しい成分を配合

動物性の良質なタンパク質を配合

モグワンは、動物性の良質なタンパク質を配合しています

モグワンの原材料には主にチキンとサーモンが使用されており、特にチキンは高品質な放し飼いの生肉がたくさん使われています。

チキンは、ビタミン類を多く含有し、タンパク質のアミノ酸の働きをより効果的にしてくれます。

グレインフリーでアレルギーに配慮されている

ふたつ目のメリットは、グレインフリーでアレルギーに配慮されているところです。

モグワンは、小麦・米やとうもろこしなどの穀物は一切使っていないため、アレルギーが気になる飼い主さんにとってはとても安心する商品になっています。

ヒューマングレードで製造されている

ヒューマングレードとは、人間用の食品と同じ基準で管理された品質の原材料を使っているということ。ただ人間と同じ品質だからと言って、絶対に安心や食いつきがいいとは言えません。

モグワンは厳選した原材料をバランス良く使ったレシピに仕上げてあり、自分と同じように愛犬にもいい品質のものを食べさせてあげたいという飼い主の願いを叶えたフードとなっています。

オメガ3脂肪酸や関節に優しい成分を配合

オメガ3脂肪酸とは良質なカロリー源で、脂肪酸の中でも肥満リスクが低くさらに中性脂肪値を下げて代謝を高めてくれる効果があります。つまり、オメガ3脂肪酸は、健康の大敵である肥満のリスクが少ないエネルギー源といえるでしょう。

モグワンにはオメガ3脂肪酸のほかに関節にも優しいグルコサミンやコンドロイチンといった成分が配合されているので、足腰が弱くなってきたシニア犬やまだ足腰が成長しきっていない子犬にまさにぴったりです

肝臓に気をつけたい犬にモグワンを与える際の注意点

肝臓に気をつけたい犬にモグワンを与える際の注意点

本項目では、肝臓に優しいといわれるモグワンを、肝臓に気をつけたい犬に与える際の注意点をいくつかご紹介します

優秀な食品でも、使用方法を誤ってしまうとかえって愛犬の健康を損なってしまいます。次の注意点を守って、自分の愛犬がより健康にいられるようにしましょう。

規定量以上与えない

モグワンは規定量以上、犬にあげないようにしましょう

モグワンは「肝臓に悪いのでは?」という噂が立ってしまうほど低脂肪ながらタンパク質が豊富です。愛犬の健康を維持するためにも、愛犬の食いつきが良くてもしっかりと規定量を守るようにしましょう。

食いつきが良すぎて早食いの心配がある場合は、早食い防止用のフードボールに変えるなどの対策をおすすめします

モグワン以外におやつをあげすぎない

肝臓に気をつけたい犬にモグワンを与える場合は、モグワン以外におやつをあげすぎないようにしましょう。犬用のおやつは、犬の食いつきをよくするために添加物を多く含んでいる場合が多いといえます。

そのため少量なら良いのですが、おやつをあげすぎてしまうとせっかく無添加であるモグワンの効果も薄れてしまいます。

しつけ目的などでおやつをあげるときは、できるだけ添加物が少ないものを選びましょう。

モグワンを与えて肝臓の数値が悪化した場合の対処法

モグワンを与えて肝臓の数値が悪化した場合の対処法

対処法
  • 以前食べていたフードに戻す
  • 療法食に変えてみる
  • 必ずかかりつけの獣医に相談する
  • 素人判断をしない

では、モグワンを与えて肝臓の数値が悪化してしまった場合はどうすればいいのでしょうか?

答えを先にお伝えすると、素人判断せずにかかりつけの獣医に相談することをおすすめします。獣医の指導の下、以前食べていたフードに戻したり療法食に変えてみたりしながら肝臓の数値を元に戻すようにしましょう。

愛犬の健康を守るために急いで対処法を調べてしまう気持ちは分かりますが、まずは獣医という専門家に任せることがベストでしょう。

モグワンに関しての疑問を解決!

モグワンに関しての疑問を解決!

最後に、モグワンに関しての疑問を一気に解決していきます

モグワンのことについてたくさんの視点から見てきましたが、まだモグワンについての疑問が残る人も多いのではないのでしょうか?ここでは、一問一答形式でモグワンについての疑問を解決していこうと思います。

最後にはモグワンを購入できる公式サイトも載せてあるので、ぜひ参考にしてください。

モグワン以外で肝臓に優しいドッグフードはある?

モグワンと同程度の品質のプレミアムフードはほかにもありますが、食いつきなどを考慮するとモグワンがおすすめです。

モグワンは危険?

全く危険ではなく、むしろ低カロリー、高タンパク質の安全なドッグフードといえます。

モグワンを開封してからの消費期限は?

開封してからの消費期限は約1ヶ月です!

モグワンはどこで買える?

アマゾンなどのECサイトや公式サイトで購入できます。ただ、公式サイトの定期購入が最安値です。

【まとめ】モグワンは肝臓に優しいフードといえる

【まとめ】モグワンは肝臓に優しいフードといえる

本記事では、「モグワンは肝臓に悪いのか」という噂について検証しました。結果を再度お伝えすると、モグワンが肝臓に悪いという事実は見つけることができませんでした。

むしろモグワンは、高カロリーで高タンパクという犬の肝臓の働きに大事な栄養素は他のフードよりも多いということが分かりました。

愛犬が毎日食べるフードを選ぶ時には、やはり健康にいいものを選びたいですよね。ですがあまりにも健康志向のフードは、愛犬が食べてくれなかったり…と苦労されてる飼い主さんも多いのではないでしょうか?

愛犬のフード選びに悩んだときは、肝臓に優しいモグワンを選択肢に是非入れてくださいね