小型犬におすすめのドッグフード10選｜成分や特徴について徹底解説！

チワワやトイプードル、ポメラニアンなどの小型犬を飼育されている方の中で、どんなドッグフードを選べばいいのかわからず悩んでいる方はいらっしゃいませんか。

この記事では小型犬に適したドッグフードの選び方のポイントやおすすめの商品についてまとめました。

ドッグフードは愛犬が毎日口にするものなので、良質で栄養満点なフードを選んであげたいですよね。この記事をぜひドッグフード選びの参考にしてみてください。

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2023.09.14

フード選びの時に注目したい、小型犬に必要な栄養素

愛犬のためにドッグフードを選ぶ時には、まずはどんな栄養素が含まれていないといけないのかを知っておかなくてはなりません。そしてそれらの栄養素がバランスよく配合されたフードを探す必要があります。

長く元気に過ごしてもらうために、毎日積極的に摂取するべき栄養素を紹介します。

①グルコサミン・コンドロイチン

グルコサミン・コンドロイチンは犬の骨や関節をサポートする役割があります。

小型犬は骨が細く、脱臼や骨折といったトラブルが起きやすいです。また肥満になるとより関節への負担がかかり、動きづらくなってしまいます。関節炎が起きてしまうと通院や場合によっては手術が必要になることもあります。

そのためグルコサミンやコンドロイチンなどの栄養素を日頃から摂取して関節や軟骨の動きをサポートしてあげる必要があります。

②オメガ3脂肪酸

小型犬には毛が長い犬種も多く、それらの犬種は皮膚トラブルが起こりやすいです。小型犬に怒りやすい皮膚トラブルの代表的なものとしては、皮膚の赤みや痒み、発疹などの皮膚炎が挙げられますです。

こういった皮膚のトラブルを防ぐにはオメガ３脂肪酸の摂取が推奨されています。

この成分は植物性油や魚などに含まれており、皮膚炎の炎症を抑える効果があります。また心不全を防ぐ効果もあるので、積極的に摂取したい栄養素です。

③乳酸菌・オリゴ糖

小型犬に起こりやすい被毛トラブルの1つに涙やけがあります。これは目から涙があふれて目の周りが茶色くなってしまうトラブルです。

涙やけが起こる原因にはフードの消化不良が挙げられます。質の悪いドッグフードはさまざまな添加物や穀物が配合されていることが多く、それらをうまく消化吸収できず涙やけが起こることがあります。

そのため、腸内環境を整える乳酸菌やオリゴ糖を摂取してあげましょう。

小型犬に合ったフードの粒の大きさとは？

ドッグフードの中身も大事ですが、フード自体が食べやすい大きさであるかも重要なポイントです。

大きさが合っていなければうまくフードを飲み込むことができず、食事がストレスになってしまうかもしれません。

もしも愛犬がフードを丸飲みして食べるタイプであればなるべく小さな粒を選びましょう。これは喉を詰まらせないようにするためです。

反対にフードをよく噛んで食べるタイプであれば、中粒くらいのフードにしてみてください。噛み応えがあることで、噛むのが好きな子であれば楽しく食餌することができます。

またパピーやシニア犬には安全にフードを食べてもらうためにも小粒のものを与えてください。

小型犬にオススメのドッグフード5選【ドライフード】

ペットショップやホームセンターに行くとさまざまなドッグフードが販売されています。

どのフードを選べばいいのか迷ってしまうという方に、小型犬におすすめのドライフードを5つ紹介します。

No	商品名	価格/内容量	評価	特徴	購入サイト	原産国
①	モグワン	¥4,237（税込）/1.8kg	★★★★★	手作り食のレシピから作られた 良質なチキンが50％以上で高たんぱく	公式サイト	イギリス
②	ポンポンデリ	【通常価格】 ¥4,830（税込）/800g 【定期価格】 ¥2,970（税込）/800g	★★★★★	小型犬の腸活のために作られた 4Dミート不使用	公式サイト	日本
③	ロイヤルカナン　ミニアダルト	¥1,690（税込）/800g	★★★★	小型犬に必要なエネルギー量 消化率90％以上	公式通販サイト	韓国
④	このこのごはん	【通常価格】 ¥3,850（税込）/1kg 【定期価格】 ¥3,278（税込）/1kg	★★★★★	小型犬の毛並みや目元の美しさをキープ 保存料、酸化防止剤不使用	公式サイト	日本
⑤	ニュートロ シュプレモ 超小型犬～小型犬用	¥1,732/500g	★★★★	フリーズドライの果物や野菜を配合 オメガ6&3脂肪酸配合	公式サイト	アメリカ

①モグワン

出典：https://laetitien.co.jp/products/dogfood/mogwandogfood/

犬の体に負担のない手作り食のレシピから生まれたこの商品は、厳しい検査をクリアした良質な食材を使用して作られています。

サーモンが使用されているのでオメガ3脂肪酸を摂取することができます。肉以外にも野菜や果物が入っており、栄養満点でありながらアレルギー源となりやすい穀物は使用されていません。

香料不使用なのにもかかわらず、袋を開けた瞬間に良い香りがするので、わんちゃんの食欲をそそります。グルメなワンちゃんや食が細いワンちゃんにもお試ししてみてはいかがでしょうか。

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2023.10.03

②ポンポンデリ

出典：https://wankonoomoi.co.jp/pompomdeli/

可愛らしい名前のこちらの商品は、小型犬の腸活を意識して作られたドッグフードです。

小型犬が食べやすい小さな粒には腸内環境を整えるためのさまざまな食材が使用されています。全ての原材料と原産地がはっきり記載されているため安心感があります。

鰹節や鳥ガラスープを使用しているため香りが強く、ワンちゃんの食いつきが良いのも特徴です。愛犬が美味しいごはんを食べて体にいいものを摂取できるのでぜひ試していただきたい商品です。

③ロイヤルカナン　ミニアダルト

出典：https://www.royalcanin.com/jp/dogs/products/retail-products/mini-adult

さまざまな商品ラインナップがある中で、こちらの商品は成犬の小型犬用に作られたものです。

小さな体で活発に動き回る小型犬はたくさんのエネルギーを消費します。エネルギー不足にならないよう計算された作りになっています。

また消化率90％以上とかなり高い消化性のフードのため、腸内環境のサポートをすることもできます。愛犬が気に入って長くこのフードを使用しているという方も多いようです。

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2022.12.09

④このこのごはん

出典：https://shop.konokototomoni.com/shop/products/knknghn00/

とても可愛らしいパッケージのこの商品は、小型犬が長く健康に美しく過ごせることを考えて作られたものです。

穀物や人工添加物などは使用しておらず、良質な素材のみを使用することで皮膚トラブルや涙やけを防ぐことができます。香料を使わず鰹だしを使用することで自然の美味しい香りをわんちゃんが楽しむことができます。

低カロリーのため肥満防止にもなります。愛犬の健康のために素材にこだわったものを与えたいという方にはぴったりのフードです。

⑤ニュートロ シュプレモ 超小型犬～小型犬用

出典：https://marspetcare.jp/category/NT_D_SP/NS302.html

こちらの商品はフードとフリーズドライの果物や野菜がミックスされています。

小型犬に心配な皮膚や被毛トラブルを防ぐために数種類の植物性油が配合されています。

また栄養素や食材の相互作用を高める独自のブレンド方法で作られており、美味しくバランスよく栄養を摂取することができます。

見た目からたくさんの食材を摂取できることがわかるのがこの商品の特徴です。

小型犬にオススメのドッグフード5選【ウェットフード】

次はおすすめのウェットフードを5つ紹介します。

ウェットフードは香りが強いためわんちゃんの食欲をそそり、水分が多く含まれているので食べやすく消化に良いのでパピーからシニアまで幅広い世代のワンちゃんに与えることができます。

またドライフードを嫌うようになってしまったときに少量トッピングすることで食欲をアップさせるという使い方もできます。ぜひウェットフードもチェックしておきましょう。

No	商品名	価格/内容量	評価	特徴	購入サイト	原産国
①	カナガン ドッグフード チキン ウェットタイプ	¥3,520（税込）/400g×3缶	★★★★	チキンや野菜、フルーツをバランスよく配合 香料、着色料、穀物不使用	公式サイト	イギリス
②	デビフ ラムミンチ	¥1,580（税込）/150g×3缶	★★★★	ラム100％使用 ミンチ状で食べやすい	Amazon	日本
③	ペトコト	¥6,900/150g×12袋	★★★★★	国産の食材を使用 人間が食べるものと同じ部位のみを使用	公式サイト	日本
④	ココグルメ	¥1,848/300g×3袋	★★★★★	肉や野菜をそのまま使った手作りごはん 素材は全て国産のものを使用	公式サイト	日本
⑤	ロイヤルカナン ドッグウェット 小型犬用	¥2,508（税込）/85g×12袋	★★★★	小型犬に必要なエネルギー量 健康的な消化を維持	公式通販サイト	オーストラリア

①カナガン ドッグフード チキン ウェットタイプ

出典：https://www.canagandogfood.co.jp/wet/cart

カナガンウェットは、香料や保存料、アレルギー源となりやすい穀物を使っておらず良質なチキンがたっぷり使用されています。

またさまざまな野菜やフルーツが使用されていることでたんぱく質意外に必要な栄養が豊富に含まれています。

素材や安全面にこだわりたい方はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

②デビフ ラムミンチ 

出典：https://www.dbfpet.co.jp/products/dogfood/beef_lamb.html

デビフ ラムミンチは国産ラム100％でできたウェットフードです。

細かくミンチ状になっているので口の小さな小型犬でもぱくぱくと食べることができます。

わんちゃんの食欲をかき立てる匂いや味付けになっているので、ドライフードに飽きている子や食べムラのある子に試してみてはいかがでしょうか。

③ペトコト

出典：https://foods.petokoto.com/

こちらの商品は肉や野菜を調理後すぐに急速冷凍して作る手作りごはんです。

人間が食べるものと同じ品質のフードにするため、人が食べない肉の部位や病気の家畜などは使用していません。余計なものが入っていないため解凍しても新鮮な状態のごはんを与えることができます。

メニューは4種類あるのでいろいろ試せるのが嬉しいポイントです。また愛犬の名前が入ったパッケージで送ってもらえるので、愛犬のためだけのごはんという感じがして飼い主様も嬉しくなりますよね。

④ココグルメ

出典：https://coco-gourmet.com/

こちらは一般的なウェットフードとは異なり、肉や野菜をカットし必要最低限の加熱調理をしてそのままパッキングされている手作りのごはんです。

加工の過程で栄養素や水分が失われやすいですが、こちらの商品は素材の栄養素を損なわず素材のもつ水分もそのままなので非常に食べやすく栄養満点です。

また冷凍庫で約1年間保管できるところもありがたいポイントです。

⑤ロイヤルカナン ドッグウェット 小型犬用

出典：ミニ アダルト ウェット（小型犬専用ウェットフード 成犬用） – 【ロイヤルカナン公式通販】 (royalcanin.jp)

ロイヤルカナンはさまざまな商品ラインナップがありますが、その中でもドッグウェット　小型犬用は成犬の小型犬用に作られたものです。

小さな体で活発に動き回る小型犬はたくさんのエネルギーを消費します。エネルギー不足にならないよう計算された作りになっています。

また小型犬の腸内環境や被毛の健康を維持させるための成分も配合されています。ドライフードに混ぜて与えてもバランスよく栄養を摂取することができるため、トッピングにも最適です。

年齢別　小型犬のドッグフードの選び方

成長段階によってドッグフードの選び方のポイントは異なります。

もちろんここで紹介した全年齢対象のドッグフードを与えるのもいいですが、場合によってはそれぞれの段階に適したフードを与える必要も出てきます。

ここではパピー、成犬、シニアの3段階に分けてそれぞれ説明していきます。

パピー

パピーの時期は生後8か月頃までと言われています。

この時期には大きく成長していくためにカロリーや栄養をたくさん摂取する必要があります。そのためドッグフードはたんぱく質や脂質がたくさん含まれており、消化にいいものを与えなくてはなりません。

また丈夫な骨格を作っていくためにも適切な量のカルシウムが配合されていることもポイントです。パピー用のフードはさまざまありますが、このようなポイントを抑えたフードを探してください。

成犬

成犬は1歳～7歳頃までの時期で、この時期に特に注意が必要なのは肥満です。この時期は健康で食欲旺盛なことも多くついフードやおやつをたくさんあげてしまいやすいので、なるべく体型を維持できるように注意が必要です。

そのため愛犬の体型などを観察し、場合によってはドッグフードは低カロリーなものを選びましょう。もしも体型や健康に問題がない場合は、愛犬が好むフードを与えてあげましょう。

シニア

7歳以上はシニア犬と言われていますが、7歳や8歳でも十分元気なわんちゃんはたくさんいます。様子を見てゆっくりとシニア用フードに変えてあげましょう。

シニアになると少しずつ体の機能が低下してきます。また運動量も減ってくるため肥満になりやすいです。ドッグフードは低カロリーで栄養バランスのいいシニア用のものを選びましょう。

また弱ってきた関節をサポートするためにグルコサミンやコンドロイチンなどが配合されているものもおすすめです。

もしも持病などがある場合には、病院で与える食事内容について相談してみましょう。

小型犬へドッグフードを与える際の注意点

ここまでさまざまなドッグフードを紹介してきました。小型犬には小型犬に合ったサイズ、質のものを選ぶ必要があります。

どのドッグフードにするか迷って安いからこれでいいか、という理由で選ぶと愛犬に必要な栄養素がうまく摂取できなかったり健康トラブルを招いてしまうこともあります。

以下の注意点を意識してドッグフードを選んでみてください。

小粒でかみ砕きやすいフードを選ぶ

小型犬の口は小さいため、口のサイズに合った粒の大きさを選ぶ必要があります。

大きすぎる粒は食べずらいため、そのまま与え続けていると嫌がって食べなくなることがあるかもしれません。またうまく飲み込めず喉に詰まってしまっては大変です。

小さめでなるべく厚みのない粒のフードは小型犬が食べやすいでしょう。

高タンパクなフードを選ぶ

小型犬は体は小さいですが活発に動く子が多いです。そのため高タンパクなフードを与えることで丈夫な体を作ることができます。

タンパク質を摂ることで、筋肉を作るだけでなく美しい毛並みを維持することもできます。

ただし肝臓や腎臓に疾患を抱えている場合はたんぱく質の量に注意が必要になります。

添加物が少ない安全なフードを選ぶ

これは小型犬だけでなく全ての犬種に言えることがですが、食品添加物が少ないものを選んでください。

安くて量の多いドッグフードは保存料や着色料などがたくさん使われていることが多いです。これらの添加物を長期間摂取し続けると重大な病気に繋がることがあります。

ドッグフードを購入する際には成分表や原材料にどんなものが使われいるのかよく確認しましょう。

まとめ

この記事では小型犬に適したドッグフードの選び方についてまとめました。

成分表を見たり色んなフードを比較するのは難しいですが、毎日食べるフードは良質なものでなければいけません。愛犬の好みや体型、健康状態などをよく観察してどんなフードにするかじっくり悩んでみてください。

またドッグフードを切り替える場合にはいきなりでなく、少しずつ時間をかけて切り替えてください。

愛犬の健康寿命とドッグフードの品質は直結するものと考え、正しいドッグフード選びをしましょう。