魚ベースのドッグフードおすすめ10選|メリットやデメリットも解説

魚ベースドッグフード

人で考えると、世界的に「魚」に関する健康性は最近、かなり認められてきています。実は犬などのペットに対しても同様なことが言えます。

最近では、「魚」を主原料としたドッグフードの種類も豊富になり、牛・豚・鶏の肉アレルギーのあるわんちゃんの飼い主さん以外でも、あえて「魚」系のドッグフードを選ぶ人も増えています。

魚を主原料としたドッグフードには、さまざまなメリットや栄養素がありますので、本記事を愛犬に合うドッグフード選びの参考にしてください。

魚ベースのドッグフードを選ぶポイント

魚ベースのドッグフードを選ぶポイント

魚を主原料とする、いわゆる魚ベースのドッグフードといっても現在では企業努力により、さまざまな種類のドッグフードが製造・販売されています。たくさん種類のある魚ベースのドッグフードのなかから、愛犬にあった食事をチョイスするのは簡単なことではないでしょう。

魚ベースのドッグフードを選ぶ上でのポイントを紹介していきます。商品を選ぶ上でとても大切になってくるのでまずはこのポイントを押さえてみてください。

ポイント①良質な魚が主原材料として使用されている

まず一つ目のポイントは主原料の魚がどのような種類のものが使用されているかということです。原材料表記を確認し、一番先頭に表記されているものが、そのドッグフードで一番たくさん使われている材料です。原材料表記を確認しまずは、どんな魚を主原料として製造されているドッグフードなのかを確認しましょう。

そして、魚の種類が重要になってきます。魚ベースのドッグフードはどの商品も基本は魚を主原料として作られてはいますが、種類は様々でそこを見極めることが重要になります。

特に天然の「サーモン」や「タラ」を主原料として使用しているドッグフードがおすすめ。

ポイント②主原料の魚の種類は愛犬に合わせる

主原料の魚の種類は愛犬に合わせる

二つ目のポイントは主原料の魚の種類を愛犬に合わせるという事です。魚はアレルギーを起こす恐れが低いことが特徴ですが、栄養素については魚の種類によって異なってきます。

まず魚の種類は大きく分けると「赤身魚」と「白身魚」に分かれます。

たとえば、「赤身魚」はマグロやイワシなどが含まれ、鉄分が豊富だったり、良質な脂質成分を含んでいる特徴があります。そのため、食事をあまり食べくれない愛犬や体力面で不安がある愛犬にはおすすめです。

「白身魚」はたんぱく質が豊富です。そのため、運動量が多い愛犬や、成長期のアダルト世代の愛犬、太りやすい愛犬には「白身魚」を主原料としたドッグフードがおすすめと言えるでしょう。

魚はアレルギー源になりにくいとは言われているものの、わんちゃんによっては成分があわない、アレルギーをもっている場合もあるので、愛犬に合わせたものを選ぶようにしましょう。

ポイント③なるべく添加物の少ないもの

3つ目のポイントはなるべく添加物の少ない魚ベースのドッグフードを選ぶことです。愛犬の健康を考えて魚ベースのドッグフードを選んでも添加物が多くては意味がありません。

添加物の有無は内容成分で評価することもできますし、養殖の魚なのか、天然の魚なのかで判断することができます。天然の魚を主原料としているドッグフードを選ぶなどし、極力無駄な添加物の入っていないドッグフードにしましょう。

ポイント④アレルギー源の少ないもの

最後のポイントはアレルギー源の少ないものを選ぶことです。魚を主原料としているドッグフードといっても、たくさんの原材料を使用しているものの場合は、アレルギーを引き起こす可能性もあるので、原材料は少ないものが良いでしょう。

また、できる限り穀物不使用の商品を選ぶのもポイントです。特に、穀物アレルギーをもつわんちゃんの飼い主さんであれば、ドッグフードの原材料表記でまずは確認すると思います。さらには使用している原材料の魚の餌として穀物を使用しているかどうかまで確認しておくと安心です。

おすすめの魚ベースのドッグフード10選

おすすめの魚ベースのドッグフード10選

よりすぐりの魚ベースのドッグフード10種類を厳選して紹介します。お肉にアレルギーがあるわんちゃんだけでなく、栄養価の高いと言われている魅力的な魚ベースドッグフードを選ぶ際の参考にしてください。

No商品名価格/内容量評価特徴購入サイト原産国

アーテミスオソピュアグレインフリー(サーモン&ガルバンゾー)
¥2,750(税込)/1kg★★★★★穀物不使用で人気のサーモンを使用販売サイトアメリカ

ドッグフードおさかな
¥3,300(税込)/1kg★★★★★酸化防止剤・着色料不使用で安心の国産性公式サイト日本

フィッシュ4ドッグ(スーペリアアダルト)
¥1,120(税込)/0.4kg★★★★★フラワーオイル配合の栄養豊富食品公式サイトイギリス


カナガンドッグフード(サーモン)
¥5,456(税込)/2kg★★★★★グレインフリーで全年齢に対応公式サイトイギリス

アディクション(サーモンブルー
¥5,556(税込)/1.8kg★★★★★人工的な味付け・香料0で100%オーストラリア産販売サイトオーストラリア

ナチュラルハーベスト
¥3,749(税込)/1,59kg★★★★白身魚を使用した低カロリーモデル販売サイトアメリカ

オリジン(シックスフィッシュ)
¥7,480(税込)/2kg★★★★タンパク質豊富!骨まで入った健康モデル公式サイトアメリカ

アカナ(パシフィカレシピ)
¥5,984(税込)/2kg★★★★オメガ3豊富に配合で毛並みが気になる子にオススメ公式サイトカナダ

プラぺ(サーモン&トラウト)
¥3,950(税込)/2kg★★★シニア犬に向けた体調管理にとつかしたモデル(100%保証付き)公式サイトイギリス

ナウフレッシュ
¥4,840(税込)/1.59g★★★消化酵素や善玉菌配合でお腹にやさしい販売サイトカナダ

①ドッグフードおさかな

ドッグフードおさかな
画像出典:公式サイト
価格¥3,300(税込)
内容量1㎏
原材料かつお
対応年齢全年齢
原産国日本

「ドッグフードおさかな」の魅力は何といっても安心の国内製造なところです。メインで使われている魚の種類は「かつお」で焼津市にある100年以上続く老舗でとられた商品を使うという徹底したこだわりです。

さらに驚くべきポイントは、人も食べられるような新鮮なかつおのお刺身からドックフードを作っている所です。そのため、乾燥の工程がないことから新鮮さは段違いといえるでしょう。

新鮮なかつおをそのまま取り入れているからこその、豊富な栄養素を取り入れることができる魅力的な商品です。ドッグフードおさかなは、開封時の良い香りから食いつきのよいドッグフードとしても定評があるんですよ。

②アーテミスオソピュアグレインフリー サーモン&ガルバンゾー

アーテミスオソピュアグレインフリー サーモン&ガルバンゾー
画像出典:Amazon
価格¥2,750(税込)
内容量1㎏
原材料サーモン
対応年齢全年齢
原産国アメリカ

まず1つめに紹介する「アーテミスオソピュアグレインフリー サーモン&ガルバンゾー」の主原料の魚はサーモンです。加えて日本人にはあまり聞きなれない「ガルバンゾー」とはひよこ豆のことです。

特徴としてはグレインフリーでアレルギーをもつ、どの年齢の愛犬にも対応可能な万能性があります。加えてこのひよこ豆は豊富な栄養を含んでいます。具体的には糖質や脂質の代謝を促し疲労回復を促す「ビタミンB1」、骨の成長を助ける「カルシウム」、体内の排泄をつかさどる「カリウム」などです。

消化にも良いとされる原材料を使用しつつ、栄養価も高いドッグフードなのでオールステージの愛犬にあたえられる健康面・栄養面で万全な商品と言えるでしょう。

③フッシュ4ドッグ スーペリアアダルト

フッシュ4ドッグ スーペリアアダルト
画像出典:公式サイト
価格¥1,120(税込)
内容量0.4 ㎏
原材料サーモン
対応年齢成犬、シニア犬
原産国イギリス

「フッシュ4ドッグ スーペリアアダルト」はイギリス産の魚ベースのドッグフードになります。メインの原材料はサーモンですが、サーモン以外にはオキアミ、緑イ貝、海藻ミール、スピルリナなどの海のさまざまな生物から豊富な栄養素を取り入れています。

そして、さらに特徴としては「サンフラワーオイル」を配合していることです。サンフラワーオイルは特徴として必須脂肪酸であるオレイン酸やリノール酸、ビタミン・ミネラル類が豊富に含まれています。

抗酸化作用に優れている材料をたくさん使用しているので、特にアダルト世代の愛犬を健康へと導いてくれるドッグフードと言えるでしょう。

④カナガンドッグフード サーモン

カナガンドッグフード サーモン
画像出典:公式サイト
価格¥5,456(税込)
内容量2㎏
原材料生サーモン、生マス
対応年齢全年齢
原産国イギリス

「カナガンドッグフードサーモン」は魚の使用比率が50%と以上でグレインフリーというかなり魚ベースで作られている商品です。そのため、愛犬がアレルギーを起こす可能性も低減できるので健康面から考えるととても魅力的な商品になります。

また、使用されているサーモンやマスは生の物をそのまま使っており、栄養豊富です。加えて、主原料の魚はヒューマングレードのかなりクオリティが高いものを使用しているので大切なわが子の食事としては特におすすめできる魚ベースのドッグフードといえます。

⑤アディクション サーモンブルー

アディクション サーモンブルー
画像出典:Amazon
価格¥5,556(税込)
内容量1.8㎏
原材料キングサーモン
対応年齢全年齢
原産国オーストラリア

「アディクション サーモンブルー」は、サーモンをメインで使っており、”ベストチョイス”と評価された100%ニュージーランド産のキングサーモンをふんだんに使用しています。

そして、主原料となるサーモン自体も、グレインフリーで育てられ餌としては抗酸化作用や泌尿器系ケアの作用を持つポリフェノールを豊富に含むクランベリーや、ブルーベリーなどを使用しているので栄養価も間違いない商品です。

穀物類にアレルギーのあるわんちゃんにもおすすめできる魚ベースのドッグフードのひとつです。

⑥ナチュラルハーベストベーシックフォーミュラメンテナンススモール フィッシュ

ナチュラルハーベストベーシックフォーミュラメンテナンススモール フィッシュ
画像出典:販売サイト
価格¥3,749(税込)
内容量1.59 ㎏
原材料タラ・カレイ
対応年齢アダルト
原産国アメリカ

「ナチュラルハーベストベーシックフォーミュラメンテナンススモール フィッシュ」の特徴は白身魚を使っている所です。具体的にはタラやカレイを使用しています。

白身魚の特徴としては低カロリーでたんぱく質が豊富な所があげられます。そのため、お肉が苦手や健康面を気にしている人はもちろんの事、体重増加を気にしている愛犬にもオススメできる商品です。

そして、粒のサイズはお口の小さな小型犬や歯の衰えが気になる愛犬でも食べやすい小粒タイプを採用しているので食べやすいところもポイントです。

⑦オリジン シックスフィッシュ

オリジン シックスフィッシュ
画像出典:公式サイト
価格¥7,480(税込)
内容量2㎏
原材料イワシ、ヘイク、サバ、カレイ、メバル、シタビラメ
対応年齢全年齢
原産国アメリカ

「オリジン シックスフィッシュ」の魅力は何といっても新鮮さ。具体的には動物原材料のトップ10、つまりは2/3以上が新鮮または生でできた商品で製造されています。そのため必須タンパク質、ビタミン、ミネラルを豊富かつ自然に摂取することが可能です。

そして、ホールプレイという原材料を丸ごと配合した調理法を行っているので豊富な栄養素を取り入れるのはもちろんの事、自然な形で体内に摂取することが可能なので、犬の本能にアピールするようなドッグフードを探している飼い主さんにもおすすめです。

⑧アカナ パシフィカレシピ

アカナ パシフィカレシピ
画像出典:公式サイト
価格¥5,984(税込)
内容量2㎏
原材料イワシ
対応年齢全年齢
原産国カナダ

「アカナ パシフィカレシピ」の特徴は他の商品と比べて圧倒的にタンパク質が配合されていることです。タンパク質は人同様に肌の形成や皮毛のつや等の見た目を含む健康面に直結します。

そして、商品も高品質・高クオリティのものを使用しているので健康面での心配もありません。また、生物学的に適正な栄養として70%を動物性原材料、30%を野菜というこだわりも見られるオススメの商品です。

⑨プラぺ サーモン&トラウト

プラぺ サーモン&トラウト
画像出典:公式サイト
価格¥3,950(税込)
内容量2㎏
原材料トラウト、サーモン
対応年齢シニア
原産国イギリス

「プラぺ サーモン&トラウト」はシニア犬を対象としており、「筋肉量を維持したい」、「ダイエットしなければならない」そのようなシニア世代の愛犬にピッタリな高品質タンパク質と低脂肪のドックフードです。

原材料の魚は主にトラウトおよびサーモンが50%以上を占めており、もちろんグレインフリーです。そして、さらには栄養素としてL-カルニチン (500mg/kg)が入っているので基礎代謝アップや除脂肪、筋肉量増加に効果的であり、健康的に長く生きていくには必須の栄養素がたっぷり含まれているため、シニア犬で魚ベースのドッグフードを探している方には特におすすめできるドッグフードです。

⑩ナウ フレッシュ グレインフリー スモールブリード フィッシュアダルト

ナウ フレッシュ グレインフリー スモールブリード フィッシュアダルト
画像出典:販売サイト
価格¥4,840(税込)
内容量1.59 ㎏
原材料マス
対応年齢アダルト
原産国カナダ

「ナウ フレッシュ グレインフリー スモールブリード フィッシュアダルト」の特徴はなんといっても一番は「食べやすさ」です。上記で紹介してきたさまざまな魚ベースの商品と同様に新鮮な魚介からつくられたドックフードですが、加えて小型犬でも食べやすい独自のクローバー型の粒を採用しています。

小型犬は他の犬に比べて歯並びがかなりびっしり密になっていることから歯周病のリスクが高いと言われていますが、パセリやペパーミントなどの愛犬の歯と口内の健康など考慮した成分も配合しているので体も口も健康でいられることができます。

魚ベースのドッグフードを探している小型犬の飼い主さんで、愛犬の歯の健康も気になる方はぜひ毎日の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。

魚ベースのドッグフードを選ぶメリット

魚ベースのドッグフードを選ぶメリット
魚ベースのドッグフードのメリット
  • 肥満予防やダイエット対策に適切
  • 毛なみや皮膚疾患の改善やケアに適切
  • 強い歯や、健康な骨格をつくる栄養素が豊富

魚ベースのドッグフードの一番のメリットは気になる健康面の向上に期待できる栄養素が高いという点です。特に一般的なドッグフードに比べて低カロリーであることからシニア犬などで気になる肥満などを防止することができます。

そして、脂質などを抑えながら魚の骨などを砕いて配合しているフードなどは、たんぱく質やカルシウムが豊富で、骨格や毛並み、歯などの形成がしっかり行われ、丈夫な体を作るのを手助けしてくれます。

加えて、アレルギー反応も起こりにくいのでアレルギーが気になるわんちゃんにもおすすめです。

魚ベースのドッグフードを選ぶデメリット

魚ベースのドッグフードを選ぶデメリット
魚ベースのドッグフードのデメリット
  • 体重を増やしたい、痩せがちなワンちゃんには向かない
  • 食いつきが悪いドッグフードもある
  • 腹持ちが良くない

デメリットとしては魚を主原料としているドッグフードは、基本的に低カロリーのものが多く、体重を増やさなければならない愛犬などには向いていない可能性があります。

また、いきなり普段と異なるドッグフードに変えると風味などが違う事から愛犬の好みによっては食いつきが悪くなってしまう事も危惧されます。食いつきについては、どのドッグフードにも言えますが、魚ベースのドッグフードの方がより顕著に見られます。

そして、腹持ちについてもあまり期待できないといわれています。原材料の特徴から脂質分などが少なくあっさりした商品が多くあるので、消化がとても良くそこがデメリットと現れてしまいます。

【まとめ】魚ベースのドッグフードおすすめ

今回は愛犬の健康面を気にする読者の方に向けた魚ベースのドッグフードを紹介させていただきました。10種類に厳選して紹介したので読者の皆様にピッタリな商品が見つかったのではないでしょうか?

愛犬の健康面は特にシニア犬になるとどうしても気になるところだと思います。なので、まずはぜひ食生活の改善から始めてください。

健康が続くともちろん愛犬は元気に長生きできます。ぜひ大好きな愛犬との時間を長くするためにドッグフードも意識して選んでみてください。