ドッグフードを食べないときはどうしたらいい?原因と対処法をご紹介

愛犬がドッグフードを食べなくなってしまった時、皆さんはどのように対応されていますか?

愛犬がドッグフードを食べない場合はなぜドッグフードを食べないか理由を解明し、それに対して対処することが大切です。

今回は、愛犬がドッグフードを食べない主な理由とその対処方を年齢別に分けてご紹介します。さらに偏食気味の愛犬におすすめのドッグフードもまとめましたのでぜひご覧ください。

【監修者】ban動物看護師
ペットトリミング・ドッグトレーニングの専門学校を卒業後、田舎の小さな動物病院で動物看護士として4年間勤務。全国に200店舗以上の店舗数をもつペットショップの本社にて3年間勤務したのち、現在は大好きなペットの分野を中心としたウェブライターとして活動している。

犬がフードを食べなくなった際考えられる主な要因

愛犬がフードを食べてくれないと心配になりますよね。

愛犬がフードを食べてくれるようにするためには、まずは愛犬がなぜフードを食べないのかを理解する必要があります。今回は、犬がフードを食べなくなった際に考えられる主な要因を3つご紹介します。愛犬にあてはまるものがあるか一度確認してみましょう。

①体調不良が原因で食べない

愛犬が突然フードを食べなくなってしまった時、一番はじめに疑わなければならないのが体調不調です。体調不良で食欲が落ちてしまっている場合、様々な病気が考えられます。

また、体調不良でフードを食べていない場合は、食欲不振の他に嘔吐や下痢、元気がないなどの症状が併発する場合が多いです。愛犬の様子をよく観察し、他にも症状がないかどうかを確認しましょう。

②ストレスが原因で食べない

犬も人間と同じようにストレスからフードを食べなくなってしまうことがあります。例えば、はじめての場所で緊張している、花火や雷の音が怖い、お留守番が多くて不満などの原因でストレスがたまりフードを食べない場合が多いです。

愛犬にとってストレスになるものがないか確認してみましょう。犬はストレスを感じると食欲不振の他にも体が震える、足をなめ続ける、過剰に吠えるなどのサインも見られます。
ストレスサインを見逃さないように注意することも大切です。

③好き嫌いが原因で食べない

愛犬がドッグフードを食べなくなり、動物病院を受診しても病気が見つからず、ストレスも考えづらい場合は偏食になった可能性があります。特にオヤツや缶詰などは普段通り喜んで食べるという場合は、わがままになっている可能性があるため注意が必要です。

好き嫌いでドッグフードを食べなくなると、体調不良やストレスなどの不調が見つけ辛くなるため、元気な時はドッグフードを食べるように工夫しましょう。

犬がフードを食べなくなった際に家でできる対処法

犬がフードを食べないときの対処法

愛犬がドッグフードを食べなくなった際に家でできる対処法を3つご紹介します。突然ドッグフードを食べなくなってしまった場合は下記の方法を試してみてください。

①体調不良が原因で食べない時の対処法

愛犬が体調不良でフードを食べていない場合、ベストな対処法は動物病院へ連れていくことです。しかし、動物病院が休診日や診察時間外などですぐ病院に連れて行くことが難しい場合は、オヤツやウェットタイプのフードなど他のものを食べてくれるかどうか確認してみましょう。

また、ぐったりとしている、嘔吐が続くなど緊急の症状がみられる場合は夜間診療や24時間営業の動物病院を受診しましょう。

②ストレスが原因で食べない時の対処法

愛犬がストレスが原因でフードを食べない場合は、ストレスを原因を取り除いてあげることが大切です。

しかし、引っ越しや自然災害など飼い主様の力だけでは取り除けない原因も多いでしょう。そんな時は、愛犬の落ち着く匂いがついたベッドやオモチャを側においてあげる、ケージの中など愛犬が安心できる環境でフードを与えるなど、愛犬が安心して食事ができる環境を用意してあげましょう。

他にもお散歩にたっぷり行くことでお腹を空かせる、コミュニケーションをしっかりと行うことで飼い主様がいれば大丈夫と安心できる存在であることを認識させるなど、普段から愛犬がストレスを溜めないように工夫をしましょう。

③好き嫌いが原因で食べない時の対処法

若くて元気な成犬であれば1日2日食事を抜いても健康に害はありません。普段通りドッグフードを与え、20~30分経過しても口をつけないようであれば一度ドッグフードを処分しましょう。

そして、次の食事の時間になったらまた普段通りフードを与え、20~30分食べなければ処分するという行為を繰り返すと犬は空腹からドッグフードを食べるようになるでしょう。

この時、注意点として次の食事の時間までは犬用オヤツや人間の食べ物などは一切与えないことが大切です。

年代別 犬がフードを食べない理由と対策

犬がフードを食べない理由と対策

犬がドッグフードを食べない理由や対処法は犬の年齢によっても異なる場合があります。年齢別に犬が食べない理由とその対策についてまとめました。
愛犬がドッグフードを食べない理由にあてはまるものがあるかどうか、ぜひ探してみて下さい。

子犬がフードを食べない場合

考えられる理由
  1. ドッグフードが硬くて食べれない
  2. 環境の変化でストレスを抱えている
  3. 反抗期を迎えている

お迎えをしたばかりの子犬は環境の変化のストレスからドッグフードを食べない場合があります。その場合は、静かな場所で与えてあげる、元の場所の匂いがついたものを側に置くなど環境面で工夫をするのもおすすめです。

また、生後半年から1才くらいまでの間は犬の反抗期とされ、呼んでも無視をする、わざとイタズラをするなどの行動がみられることが多いです。生後半年前後の犬がドッグフードを食べないというのは反抗期の行動の一つの可能性が高いため注意が必要です。

対処法
  1. ドッグフードをふやかして与えてみる
  2. 前の環境の匂いがついているものなどで安心感を与える
  3. 食べない場合は一度フードを下げる

パピーの場合、食事を食べないと低血糖になってしまう恐れがあります。低血糖とは、主に3ヵ月前後のパピーで発症することが多く、元気がなくなる・ぐったりとするなどの症状が表れます。

重症化すると命を落とす危険もあるため、パピーのうちはご飯の回数を増やしこまめに血糖値を上げることが大切です。ドッグフードにヤギミルクをかけるなどの工夫をしても良いかもしれません。

6ヵ月~7カ月頃からはある程度体格もしっかりとして来るので、反抗期でドッグフードを食べない場合は一度フードボールを下げるという対処方をとるのをおすすめします。

成犬がフードを食べない場合

考えられる理由
  1. ドッグフードに飽きた
  2. ヒートが来ている
  3. ドッグフードの劣化を感じている

元気な成犬の場合、ドッグフードを食べない理由としてドッグフードに飽きた、味が好きじゃない、ドッグフードよりおいしいものを知ってしまったなどの好き嫌いで偏食になる可能性が高いです。

ドッグフードの味が好みではない場合は、オヤツや缶詰をトッピングするよりも新鮮なドッグフードや愛犬がそのままで喜んで食べてくれるドッグフードを与えるのがおすすめです。

対処法
  1. 20~30分経過しても食べない場合は処分する
  2. 一時的な可能性が高いため、フードをふやかすなど工夫をする
  3. 開封したドッグフードは1ヵ月以内に使い切る

元気な成犬の場合、ドッグフードを1日や2日食べなくても健康に問題はありません。ドッグフードを食べないからとおやつや缶詰を沢山トッピングする方が将来的に健康に害を与える可能性が高いです。

食事を食べないと心配になってしまいますが、心を鬼にして「これを食べないならご飯はないよ!」という事を教えることが大切です。

食事を食べない以外にも、下痢や嘔吐などの体調不良があれば病気の可能性がありますので、早急に動物病院を受診しましょう。

シニア犬がフードを食べない場合

考えられる理由
  1. 消化機能が低下している
  2. 噛む力が弱くなってきている
  3. 味覚・嗅覚が衰えている

シニア犬になると病気ではなくても、様々な機能が低下する傾向にあります。例えば消化器官や味覚、嗅覚などが低下するとドッグフードを美味しく感じられず残すことが増えるでしょう。また口内トラブルなどによりドッグフードが食べづらくなっている可能性も考えられます。

運動量が減り、寝ていることが増えるようになるのもお腹が空かずドッグフードを食べる気持ちになれない原因の一つとされています。

対処法
  1. 食事の回数を増やす
  2. フードをふやかすなど柔らかいものを与える
  3. おやつや缶詰でトッピングをする

シニア犬がご飯を食べない時、愛犬がどのシニアステージにあるのか見極めることが大切です。歯が痛いようであればドッグフードをふやかしてあげる、味覚や嗅覚が変化しているようであればドッグフードを変更してあげるなど、飼い主様がその子その子にあわせた工夫を行ってあげましょう。

愛犬の年齢だけでなく、愛犬が今どんな状況か見極めることが大切です。

偏食気味のワンちゃんにオススメのドッグフード

偏食気味の愛犬にオススメのドッグフード

愛犬がなかなか食事を食べてくれないと心配になりますよね。とはいえ、毎回オヤツや缶詰をトッピングしていると栄養面が心配です。

ここではそんな偏食気味なワンちゃんも喜んで食べてくれる、抜群の美味しさを実現したドッグフードを5つご紹介します。

No商品名評価価格内容量対象年齢原産国

このこのごはん
★★★★★¥3,850(税込)/1kg1kg全年齢日本

ポンポンデリ
★★★★¥4,830(税込)/800g800gアダルト日本

ブッチ
★★★★★¥1,430(税込)/800g800g/2kg全年齢ニュージーランド

アカナパシフィカ
★★★¥1,628(税込)/340g340g/2kg /6kg /11.4kg全年齢カナダ

モグワン
★★★★\4,356(税込)/1.8kg1.8kg全年齢イギリス

①このこのごはん

出典:Amazon

価格¥3,850(税込)/1kg
内容量1kg
対応年齢全年齢
原産国日本

このこのごはんは国産の鶏ささみや鹿肉など、良質なタンパク質をたっぷりと使用したドッグフードです。ヒューマングレードの原材料をバランスよく配合し、健康と食いつきにこだわった最高級のごはんとなっています。

オイルコーティングや保存料など人口の添加物を使用していないため、大切な家族の一員である愛犬に安心して与えることができます。袋を開けた瞬間、出汁の香りが広がるのでグルメな愛犬も喜んで食べてくれるでしょう。

②ポンポンデリ

出典:Amazon

価格¥4,830(税込)/800g
内容量800g
対応年齢アダルト
原産国日本

ポンポンデリはクオリティに一切妥協をせず、ヒューマングレードの原材料をふんだんに使用したドッグフードです。主原料である動物性たんぱく質はアレルギーに配慮し、鶏肉、鶏レバー、卵黄と鶏に限定しているのもポンポンデリのこだわりです。

獣医師監修のもと厳選した原材料を配合し、犬にとってベストなバランスで作られています。

袋をあけた瞬間、鶏ガラスープと鰹節の良い香りが漂うので食べ物に無頓着だった愛犬が寄ってきたという飼い主様もいらっしゃいます。

③ブッチ

出典:https://www.butch-japan.jp/products/blacklabel800

価格¥1,430(税込)/800g
¥2,860(税込)/2kg
内容量800g / 2kg
対応年齢全年齢
原産国ニュージーランド

ブッチは本来肉食メインである犬のために、主原料である肉類を最大92%配合しています。また、ドッグフードに含まれる水分量も生肉と同じ75%前後を実現しており、まるでお肉を食べているような感覚になるドッグフードです。

ドッグフードが苦手な愛犬もブッチはオヤツよりも喜んで食べるという飼い主様も多いです。
注意点としてはブッチは水分量が多いため、開封後は冷蔵庫で保管して1週間以内に食べきるようにしましょう。

今なら、当サイトから購入すると1本分無料の価格でお試し可能です!ペットショップや店頭で買うよりお得な上に、よくある定期縛りもないので安心です。

④アカナ パシフィカ

出典:https://intl.acana.com/ja/our-foods/dog-foods/regionals/pacifica/

価格¥1,628(税込)/340g
¥7,480(税込)/2kg
¥18,700(税込)/6kg
¥26,400(税込)/11.4kg
内容量340g/2kg /6kg /11.4kg
対応年齢全年齢
原産国カナダ

アカナパシフィカは主原料にニシンやイワシ、アブラガレイなど水揚げされた新鮮な天然魚をたっぷりと使用したドッグフードです。

生物学的に適切な配合量や栄養素で作られているアカナは愛犬の健康を最大限にサポートしてくれるドッグフードです。主原料が魚のみのドッグフードは珍しいので、ドッグフードに飽きやすい愛犬のローテーションの一つとして組み込まれる方が多いようです。

⑤モグワン

出典:https://laetitien.co.jp/products/dogfood/mogwandogfood/

価格¥4,356(税込)/1.8kg
内容量1.8kg
対応年齢全年齢
原産国イギリス

モグワンは理想の食いつきの良さを求めて、手作り食のレシピを参考に開発されたドッグフードです。主原料には良質なタンパク質であるチキンとサーモンがふんだんに使用されており、天然の強い匂いが愛犬の食欲をそそります。

主原料であるチキンやサーモンの他にもヒューマングレードの野菜やフルーツがバランスよく配合されているため、家族の一員である愛犬にも安心して与えることができるでしょう。

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モグワン

まとめ

家族の一員である愛犬が食事を食べてくれないと、心配になりますよね。
ドッグフードを食べない理由は体調不良だけでなく、偏食やストレスなどさまざまな理由が考えられます。愛犬がどの理由で食べないのかを把握して対策を行いましょう。

偏食気味でドッグフードを食べてくれない愛犬にはオヤツや缶詰でトッピングを行うよりも、そのままで喜んで食べてくれるドッグフードを選ぶことがおすすめです。そうすることで、愛犬と飼い主様にとって食事の時間がより楽しいものになるでしょう。