パグの性格や飼い方をわかりやすく解説!おすすめのドッグフードも紹介

パグの性格や飼い方をわかりやすく解説!

ブサカワ犬を代表する犬種、パグ。しわくちゃな顔にうるっとした瞳、カールした短い尻尾。その愛くるしい独特な魅力の虜になってしまう方が多い、人気の小型犬です。

陽気で明るく、人懐っこい性格で遊ぶのが大好き。頑固で嫉妬深い一面もありますが、それも愛情深い証拠です。食べることが大好きで、太りやすい犬種でもあるので、しっかりお散歩ができる飼い主さんにおすすめです。

今回はパグを飼いたい!という方のために、パグの性格や飼い方のポイントをご紹介します。

\最強のドッグフードはこの記事をチェック

おすすめのドッグフードランキング

パグの基本情報

パグの基本情報

パグの歴史

パグは、紀元前400年以前に中国の王室で飼育されていたと言われており、最も古い犬種の一つです。16世紀頃、東インド会社の船でヨーロッパに渡り、オランダの王室で愛されるようになりました。王の肖像画にもパグが描かれ、王室のシンボルにもなっています。

17世紀には、オランダからイギリスへ、ダッチ・ドッグ(オランダ犬)として知られるようになり、ヨーロッパでの人気が急速に高まります。イギリスの富裕層の間では、キング・チャールズ・スパニエルと並ぶほどの人気を誇っていました。

その後19世紀にはアメリカへ伝わり、日本にパグが入ってきたのは戦後20世紀頃のことです。

大きさ(サイズ)

  • オス
    • 体高 25〜28cm
    • 体重 6.3〜8.1kg
  • メス
    • 体高 25〜28cm
    • 体重 6.3〜8.1kg

パグは、オスとメスで大きな差はありませんが、オスの方がメスに比べ少しだけ体格ががっしりとしています。また、性格もオスの方が気が強く顔立ちも凛々しい傾向があり、メスの方がマイペースなことが多いと言われています。

パグの平均寿命

パグの平均寿命は12〜15歳と言われており、一般的な小型犬の平均寿命は12〜13歳ですから、平均的な寿命と言えるでしょう。

パグは、頭蓋骨の大きさに対して鼻の長さが短い「短頭種」と呼ばれる犬種です。その構造の特徴から、呼吸器系の疾患や熱中症などに罹るリスクが他の犬種よりも高いと言われていますので、常に体調の変化に気を配ることが大切です。

パグの性格について徹底解説!

パグの性格について徹底解説!

パグが人気の理由のひとつは、人懐っこい性格です。人と一緒にいることが大好きです。犬と一緒にたくさん遊びたい!という方にはとてもおすすめです。

一方で、頑固でマイペースな一面もあります。賢い犬種なので、しっかりしつけることで良い信頼関係を作っていくことができるでしょう。

パグの性格
  • 【パグの性格①】大胆で愛嬌がある
  • 【パグの性格②】飼い主に献身的な一面
  • 【パグの性格③】頑固
  • 【パグの性格④】人懐っこい

【パグの性格①】大胆で愛嬌がある

パグは活発で愛嬌があり、遊ぶことが大好きな陽気な性格です。街中で、パグがくるくると走り回っている愛らしい姿を見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。表情も豊かで、うるっとした瞳で見つめられると虜になってしまいます。

他の犬や子供とも恐れずすぐに仲良くなってしまう大胆さも持ち合わせています。ドッグランや公園など、社交的な場でも攻撃的になることなく楽しく遊ぶことができるでしょう。

【パグの性格②】飼い主に献身的な一面

人が喜ぶ姿を見るのが好きで、飼い主に愛情を注ぐ献身的な犬種です。知的で賢く、忠実で、しつけもしやすいので、犬を飼うのははじめてという方にもおすすめ。空気を読む能力も高く、家族の一員として家の雰囲気を明るくしてくれることでしょう。

一緒に遊ぶときは、飼い主側も喜んだり楽しそうな素振りを見せてしっかりコミュニケーションをとることで強い信頼関係を築くことができるはずです。

【パグの性格③】頑固

自分の意思が強く、頑固な性格もパグの特徴。食べ物の好き嫌いがあったり、お散歩中に歩きたくないと座り込んで駄々をこねたり、咥えたものをなかなか話さなかったり。

良く言えばマイペースですが、手を妬いてしまうこともあるかもしれません。頑固でわがままな一面もパグの特徴的な性格だと捉えて付き合えるようになると、より一層可愛く見えてくるのではないでしょうか。

【パグの性格④】人懐っこい

とにかく人懐っこい性格のパグは、飼い主と一緒に遊ぶことが大好き。コミュニケーションもしっかりとれるので、芸を教えたりすることもできるでしょう。

人懐っこい分、とても甘えん坊。常にかまってもらおうと、家の中でも飼い主の後をついて回ったりします。人見知りをしないので、飼い主以外の人に飛びついたりすることも。しっかりかまってあげるときと、しつけるときのメリハリをつけて向き合うことが大切です。

黒パグとアプリコットで性格や特徴は異なる?

黒パグとアプリコットで性格や特徴は異なる?

日本で公認されているパグの毛色は、シルバー・アプリコット・フォーン・ブラックの4色。その中でも人気で希少性の高い毛色が、艶が際立つ黒パグ(ブラック)と温かみのある茶色い色合いのアプリコット。

毛色ごとに性格や特徴の違いはあるのでしょうか?

黒パグの性格や特徴

全身が艶々の黒い毛で覆われた黒パグ。パグの中でも特に黒パグが好き!という方も多いのではないでしょうか。遊ぶのが大好きで、人懐っこく愛嬌がある性格は他のパグと変わりありませんが、毛が黒いので光に当たると暑くなりやすい傾向があります。熱中症などの健康管理は特に気をつける必要があります。

また、黒パグは特に食いしん坊な性格の子が多いようです。可愛くてついつい餌を与えてしまいそうですが、食事の量はしっかりコントロールして肥満を予防しましょう

アプリコットの性格や特徴

パグの中でも最も希少性が高いと言われているアプリコット。日本で最もよく見られるのがフォーンというベージュ色のパグですが、それよりもオレンジ色が強く、全体的に茶色がかった毛色です。性格は他のパグと同様に、人懐っこく愛嬌があって、頑固な一面もあります。

パグはダブルコートといって毛が2重の構造になっているため、抜け毛も多い犬種です。換毛期はこまめなブラッシングをしてあげましょう。

パグの飼い方のポイント

パグの飼い方のポイント

愛嬌があり人懐っこい性格の反面、デリケートな部分もあるので健康管理にはしっかり気を配る必要があります。肥満や皮膚炎などのパグが罹りやすい病気は、日常的に気をつけることで予防できるものが多くありますので、迎え入れる前に特徴をしっかり理解しておきましょう。

飼い方のポイント
  • ポイント①パグに必要な運動量は1日30分程度でOK
  • ポイント②パグの皮膚のお手入れはこまめに!その方法とは?
  • ポイント③暑さには弱いパグ…その対策方法とは?

ポイント①パグに必要な運動量は1日30分程度でOK

小型犬なので、運動量はそれほど必要ありませんが、ストレス解消やリフレッシュのためにも朝夕2回、1日合計30分程度のお散歩をするのがおすすめです。暑さや寒さに弱いため、夏場は涼しい時間帯を、冬場は暖かい時間帯を選んでお散歩するようにしましょう。

お散歩中にゼーゼーと呼吸が苦しそうにしていたり、鼻がブーブーと鳴り始めたら運動し過ぎのサインです。人間と同じで、適切な運動量には個体差がありますので、様子を観察しながら調整してあげるのも大切です。

ポイント②パグの皮膚のお手入れはこまめに!その方法とは?

パグのチャームポイントでもある顔のシワは、汚れがもっとも溜まりやすい場所でもあります。特に口の周りは食べ物のカスが残りやすく、放っておくとニオイの原因にもなってしまいます。

食事の後は、ウェットティッシュや蒸しタオルで、シワの間の汚れを優しく拭き取ってあげましょう。お手入れが終わった後は、ティッシュや乾いたタオルでしっかりドライ。湿ったままにしておくと、雑菌などが繁殖し皮膚炎になってしまうこともあるので注意が必要です。

ポイント③暑さには弱いパグ…その対策方法とは?

短頭種であるパグは暑さに弱く、場合によっては命の危険にさらされることもあります。ハァハァと口で呼吸していたり、冷たい場所を選んで寝そべている場合は暑いと感じている可能性があるので、対策が必要です。

パグにとっての適温は、25℃程度と言われています。冷暖房で室内が適温になるように調整しておきましょう。夏場に散歩に行く際は、朝夕の日差しが弱い時間帯を選びます。こまめに水分補給をしたり、ネッククーラーなどで首元を冷やしてあげることで熱中症の予防になります。

パグの1ヶ月にかかる飼育費用

パグの1ヶ月にかかる飼育費用
主にかかる費用

ペットフード:6,000円程度
トイレ・ケア用品:1,000円程度

パグは肥満や皮膚炎などの病気にならないよう、ペットフードはバランスのとれた上質なものを選んであげましょう。月々の費用に加え、医療費は年間30,000円ほど見ておいた方が安心です。

また、暑さや寒さに弱い犬種でもあるので、月々の冷暖房代がかさむことは覚悟が必要です。

パグがかかりやすい疾患

パグがかかりやすい疾患
パグがかかりやすい疾患

短頭種気道症候群
皮膚炎
熱中症
壊死性髄膜脳炎

パグは、その見た目の特徴に紐づいたかかりやすい疾患があります。「短頭種気道症候群」や「熱中症」は、パグやブルドッグなど頭蓋骨の大きさに対し鼻の長さが短い短頭種に多い呼吸器系の病気です。

また、顔にシワが多いため、食べカスや細菌、湿気が原因で「皮膚炎」になってしまうこともあります。こまめなケアが必要です。

「壊死性髄膜脳炎」は別名「パグ脳炎」とも呼ばれ、大脳と骨髄が壊死して炎症を起こすことで発作などの神経症状が見られる恐ろしい病気です。定期的な受診をしてこういった病気を予防することが大切です。

パグにおすすめのドッグフード

パグにおすすめのドッグフード

【全年齢向け】パグにおすすめのドッグフード

モグワン

価格¥4,708(税込) / 1.8kg
対応年齢全年齢対応
主原料チキン&サーモン
原産国イギリス

モグワンは、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸がともに配合されていて、肥満になりやすいパグにおすすめのドッグフードです。また、サーモンオイルやココナッツオイルも含まれているので、皮膚や目のトラブル・肥満解消にも効果的です。

累計200万個販売した『モグワン』は限定ページ経由だと、定価から20%OFFの特別価格で購入可能です!公式サイトをチェックしてみてください!

【パピー・老犬向け】パグにおすすめのドッグフード

ブッチ

ブッチ
出典:ブッチ
価格¥1,287(税込) / 800g
対応年齢全年齢対応
主原料ビーフ、ラム、チキン、ほか
原産国ニュージーランド

パピーや老犬のパグには、食べやすいウェットフードがおすすめ。好き嫌いの激しいパグでも、ブッチは食いつきが良いと評判です。

ブラック・レーベルの他に、チキン100%のホワイト・レーベル、肉と魚をバランスよくとれるブルー・レーベルがあります。好みに合わせて選べるのも嬉しいポイントです。

今なら、当サイトから購入すると1本分無料の価格でお試し可能です!ペットショップや店頭で買うよりお得な上に、よくある定期縛りもないので安心です。

パグの飼い主の本音【飼いやすい?飼いにくい?】

パグの飼い主の本音【飼いやすい?飼いにくい?】

飼いやすいという声

「個体差はありますが、比較的飼いやすい犬種だとおもいます。」

「攻撃性が低いので初めて犬を飼う方におすすめ」

「愛嬌があり、人懐っこくて可愛い」

「お利口で、しつけがしやすい!」

「人が好きで、子供がいる家庭にも向いています」

「寂しがりやで甘えんぼうなので、たくさんスキンシップしています」

パグは、とても人懐っこい性格なのでお子様がいるご家庭や、初めて犬を飼う方にもおすすめの犬種です。お散歩したり、一緒に遊んであげたり、犬と一緒の時間をたくさん過ごしたい方にはぴったりですね。また、知的で無駄吠えも少なく、しつけがしやすいのも飼いやすいポイントです。

飼いにくいという声

「抜け毛が多いので毎日ブラッシングが必要です」

「暑さ、寒さに弱いので冷暖房代がかさみます」

「皮膚が弱く、アレルギーの子も多い」

「シワがたくさんあるので、こまめにケアしないとニオイの原因に…」

見かけによらず、かなり抜け毛が多いのが特徴。こまめなブラッシングをしてあげましょう。
また、チャームポイントでもある顔のシワには、食べかすなどが残って皮膚炎やニオイの原因になることもあるので、食事の後はウェットティッシュなどで拭き取ってあげるというお世話が必要です。

パグの可愛い癒し画像集

パグに関するQ&A

パグに関するQ&A
去勢・避妊をすると性格は変わりますか?

去勢や避妊によって極端に性格が変わるわけではありません。散歩中、すれ違う他の犬への関心が低くなるといった変化が見られることがありますが、特にパグはもとから穏やかな性格で攻撃性や無駄吠えなども少ないため、実感するほどの性格の変化はないと考えられます。

パグのいびきは放っておいて大丈夫?

鼻が短いパグは、生まれつきの構造上日常的にいびきをかきます。寝ているときにいびきを書いていても、体勢が変わったり、目が覚めて止まるようであればそこまで心配する必要はありません。しかし、昼夜問わずいびきの頻度が多くなったり、いびきが以前より大きくなったなど、変化が見られた場合は病院で受診することをおすすめします。

パグの散歩の適切な頻度と時間は?

パグの散歩は、1日2回、それぞれ10〜20分ほどがおすすめです。肥満になりやすい犬種でもあるので適度な運動は必要ですが、一方暑さや寒さに弱い一面もあるので、お散歩に出かける時間帯や歩く距離には気をつけましょう。一回のお散歩で約1kmほどが適正です。夏のお散歩では水分補給をこまめにしたり、ネッククーラーをつけてあげるなど、熱中症対策を忘れずに。

【まとめ】パグの性格や飼い方をわかりやすく解説!

【まとめ】パグの性格や飼い方をわかりやすく解説!

いかがでしたか?人懐っこくて愛嬌があり、ときに頑固なブサカワ犬の代表格、パグ。意外にも王室で愛されていた歴史があり、古くから人間との繋がりが深い犬種なのかもしれません。

病気の対策や丁寧なケアが必要な面もありますが、愛犬のお世話ならそれすらも愛おしいことでしょう。適切な頻度でお散歩に行けるかどうか、暑さや寒さ対策ができる環境かどうか、などご自身の生活スタイルと照らし合わせて家族に迎え入れることを検討してみてくださいね。