同棲にかかる費用平均は?折半が多い?同棲とお金に関する疑問に徹底回答!

同棲にかかる費用平均

結婚前に同棲を考えているというカップルは多いと思われますが、実際に同棲するとなるとお金のことが心配で踏み切れないという方もいるのではないでしょうか。

一人暮らしから二人暮らしになり、費用は平均でどのくらいかかるのか、結婚前の金銭管理はどうしてるのか、気になることが多いですよね。

この記事では、同棲の費用にまつわる疑問について詳しく解説していきます。

この記事でわかること
  • 同棲の費用にかかる月々の平均金額は?
  • 同棲の費用は折半?それともどちらかが多く払っている?
  • 同棲の費用を節約する方法について
  • 同棲カップルの金銭管理、みんなどうしてる?

同棲の費用に関する基本情報

同棲 費用

同棲を始めることになった時、どのくらいのお金がかかるものでしょうか。新しい住居で新生活を始めることを考えると、引越し代や敷金礼金などの初期費用などで50万~100万円くらいかかることが予想されます。

結婚を目標に同棲するカップルが多い中、少しでも貯蓄して結婚準備に備えたいですよね。初期費用を払い終えた後の同棲の費用にかかる月々の平均金額はいくらくらいになるのでしょうか?次の項目で詳しく解説していきます。

同棲の費用にかかる月々の平均金額は?

総務省統計局の「家計調査家計収支編(2022年)」によると、世帯主が34歳以下で世帯人員が2人の家庭の1か月にかかる消費支出の平均は346,937円となっており、一人当たり約17万円の費用が掛かると算出されます。

この中には貯蓄の分は含まれていないので、さらに貯蓄分の金額をプラスして考える必要があります。しかしながら、家賃や食費など一人暮らしのときより抑えられている出費もあると思われますので、節約することで貯蓄も十分可能なのではないでしょうか。

参考:家計調査 / 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表

ぶっちゃけ同棲は費用を抑えられる?

同棲を始めることで、家賃や食費などは一人暮らしのときより安く抑えることは可能です。家賃はワンルームを2部屋借りるよりも1LDKや2DKを1部屋の方が家賃は安くなる場合が多いですし、食費に関しても一人で自炊していた時よりも二人分の買い物をして食事を作る方が、一人当たりの食費は安くできます。

とは言え、家賃は最初に借りた金額で変わりませんが、食費はつい仕事が忙しくなったりすると外食頼りになったり、自炊をしていても慣れるまでは無駄な買い物が多くなったりしてあまり節約できないという可能性も考えられます。同棲したからと言って必ずしも生活費が抑えられるわけではないことは頭に入れておくべきです。

同棲の費用は折半?それとも…

株式会社AlbaLinkが同棲経験のある人を対象に行った【同棲してよかったこと・悪かったことランキング】アンケート調査によると、同棲中の家賃の負担割合は「折半」が35.6%「全額彼氏」が35.2%「彼氏が多め」が16.8%、残りの12.4%が「全額彼女」または「彼女が多め」という結果でした。

男性の方が多く支払うことになった理由としては

家賃は自分が全額払って、光熱費等は彼女が払うことになったため(22歳 男性)
彼氏の収入が安定していたから(33歳 女性)

引用:【同棲してよかったこと・悪かったことランキング】500人アンケート調査

といったことが挙げられていました。男性の元々住んでいる部屋に彼女が引っ越してきて同棲が始まるというパターンだと、そのまま男性側が家賃を払い続けるということも多いようです。

また、家賃を少なく払っている方が光熱費や食費を負担するなどして、バランスを取っているというカップルもいました。お互いの収入を考えたうえで、どちらかに負担が偏らないような工夫を皆さんされているようですね。

同棲の費用を節約するための方法

同棲 費用

将来結婚するときのことを考えると、同棲期間中にはなるべく節約して貯金しておきたいですよね。同棲の費用を節約するためにはどのような方法があるのでしょうか。

恋人と一緒に暮らし始めて嬉しい反面、身内以外と生活を共にすることへの不安などを感じている人もいると思います。そんな中で、なるべく節約なんかで頭を悩ませたくはないですよね。以下の項目で、できるだけ簡単に出来る節約の方法を4つ紹介していきます。よければ参考にしてみてくださいね。

固定費をできるだけ抑える

家賃、光熱費、保険料など月々決まった金額がかかる費用のことを固定費と言いますが、この固定費をできるだけ抑えることが同棲の費用を節約することにつながります

なぜ固定費を抑えることがおすすめなのかというと、毎月必ず出ていく費用なので一度減らすとその後は煩わしい手続きや節約の工夫などをしなくても、自動的に節約になるという点です。「節約している」というストレスも感じずに済むので、まずは固定費の見直しから始めましょう。

家賃は余裕を持って払えるところにする

同棲するにあたって二人で住める広い部屋に引越しをするというカップルも多いと思われますが、部屋を決める際には、余裕をもって払える家賃のところにしましょう

新生活に気分が盛り上がり、今までよりいい部屋や便利な場所などを選んでしまいがちですが、二人で住むから倍の家賃までOKと考えていると生活費が足りなくなる可能性もあります。家賃は二人の収入を合わせて3割以内に収まるようにしておくといいですね。

電気はこまめに消す

節約の基本である「電気はこまめに消す」などの意識も同棲の費用を節約するには重要です。1日の電気代は数円~10円単位でも、毎日積み重なると年間では千円単位の節約になります。

使っていない部屋の電気はこまめに消す、水道の水を流しっぱなしにしないなど、小さな積み重ねがのちのち大きな差になってきます。面倒でも節約のマインドを身につけるために、こうした簡単なことから実行していきましょう。

自炊を基本にする

同棲の費用を節約するためには、自炊を基本にしてなるべく外食などは控えるようにするといいでしょう。今まで一人暮らしだったのが二人暮らしになったことで、以前より自炊の恩恵を受けやすくなっています。今まであまり料理をしてこなかったという人も、この機会に料理を覚えてみてはいかがでしょうか。

また、できるだけ料理は片方だけが担当するのでなく、彼氏彼女どちらも作れるようになっていると家事の負担が偏らず、円満にお付き合いを続けられます。

同棲の費用に関する気になる疑問に回答!

同棲 費用

ここでは、同棲の費用に関する疑問について回答していきます。お金に関することは、一緒に暮らし始めると価値観の違いなどで喧嘩になりやすい部分です。

これから同棲を考えている人や同棲中のカップルは、同棲の費用に関するこれらの気になる疑問をぜひここで解消してください。

お金の管理はどうしてる?

同棲中のお金の管理について、どちらかが預かって管理するのはもし別れてしまったときにトラブルになりかねないのでおすすめできません。家賃などは折半か収入に応じて負担の割合を変えるなどして、お互いが負担するようにしましょう。

貯金も、結婚費用などを一緒に貯めようとしている人は多いですが、結婚までは恋人とは言え他人です。結婚前は別々の通帳にそれぞれが貯金しておいた方がよいでしょう。

同棲用のペアカードは便利?

同棲中のお金の管理をカップルで別々にしていても、食費や日用品などは二人で使うものなので区分けが難しいものです。何にいくら使ったかが不明瞭になると「自分ばかり負担している」という気になってしまい、揉める原因となってしまいます。

同棲中のお金の管理が難しいと感じるときは、プリペイド方式のペアカードも便利です。毎月好きな金額を口座に入れておくと共同で使え、アプリと連動していて家計簿のように使えたりもします。

共同の銀行口座はあった方がいい?

簡単に開設できるネット口座を、同棲カップルで開設しているという人も多いようです。家賃などをこの口座から引き落とすことで、毎月面倒なお金のやり取りが発生しなくなり金銭管理がスムーズになったという人も。何にいくら使ったのかが可視化されることで、節約にもつながりそうですね。

ただし、共同口座を開設しても、どちらかの収入が安定していなかったりすると口座に十分な入金ができず、収入が多い方が多く負担することになるなどの問題も出てきます。金銭的な負担や家事の負担割合など、同棲を始める前にお互いの価値観を十分に話し合っておくことが大事です。

まとめ

この記事では「同棲の費用は月々平均いくらくらいかかるのか?」「同棲しているカップルの金銭管理について」など同棲を始めようとしている皆さんが気になる部分について解説していきましたが、参考になったでしょうか?

今までのお付き合いが長かったとしても、同棲をはじめるとなると今までに知らなかった相手の一面が分かったり、金銭感覚の違いなども浮き彫りになってきます。

同棲の費用をなるべく抑えながら、恋人と楽しく余裕のある生活を送りたいとお考えの方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

Homeeeマガジン編集部

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