秋葉原と言われて思い浮かべるものと言えば、やはり「アニメやマンガ、ゲーム」「アイドル」「電子機器などが販売されている電気街」などのイメージですよね。
通勤や通学で通うことはあっても、人が暮らす街というイメージはあまり無い秋葉原ですが、実は暮らしやすいという声も少なくありません。
今回は、そんな秋葉原の利便性・治安・家賃相場・特徴についてまとめてご紹介していきたいと思います。秋葉原に住んでみたいという方はもちろん、物件をお探しという方は是非この記事を読んで、秋葉原について知ってみてくださいね。
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秋葉原はこんな街
23区の中心にある千代田区と、台東区に属している秋葉原はビジネス街、学生街、繁華街など様々な顔があり、観光地としても人気のため毎日数多くの人で賑わっている土地です。
しかし、駅から少し歩けば小学校や保育園・幼稚園や子供が遊べる公園があったり、手厚い子育て支援制度が揃っていたりと、より良い環境で生活するための様々な整備や制度、取り組みが行われているということはあまり多くの人に知られて居ない事実ではないでしょうか。
そのような取り組みが功を奏してか、千代田区は都心のど真ん中にあるにもかかわらず若いファミリーを中心として人口が急増しています。2010年から2015年の人口増加率は23区内でもトップの24%です。このようにして住む人が増えていくにつれ、秋葉原も今まで以上に住みやすい場所なっていくのかもしれません。
秋葉原の利便性
電子機器のお店やアニメショップがとにかく多い秋葉原ですが、そんな秋葉原にも実は沢山の食料品や日用品を買えるお店があります。
秋葉原駅からは9分と少し離れるものの、駐車場のある大型スーパーとしてはライフがありますし、コンビニ感覚で気軽に立ち寄ることが出来る小型スーパーのまいばすけっともあります。
輸入食品やワインを始めとしたお酒、上質な野菜などの食材、その他にも様々なお惣菜を販売している成城石井もありますし、秋葉原UDXの1階には福島屋があり、テーブルがあるため購入したお惣菜をイートインすることも出来ますよ。
また、末広町方面の高架下には肉のハナマサがあり、お肉や野菜、魚などの生鮮食品を購入することが可能です。お仕事で帰りが遅くなってしまう人の場合、帰ってきた時にはスーパーが閉店してしまっていたということも少なくないのではないでしょうか?肉のハナマサなら24時間営業なので、自分のペースで食料品を買うことが出来ますよ。肉のハナマサのプライベートブランド「プロ仕様」は美味しいと話題になっている商品がいくつもあります。
朝5時まで営業しているドン・キホーテもあるので、ティッシュやトイレットペーパー、洗剤などを安く買い揃えることも出来ます。
秋葉原はその交通アクセスの良さでも知られており、JR山手線、JR総武線、JR京浜東北線、日比谷線、つくばエクスプレスが乗り入れているため都心へのアクセスも近隣県へのアクセスも便利に行うことが出来ます。
秋葉原の治安
出典元:https://www.gotokyo.org/jp/spot/55/index.html
気になる秋葉原の治安ですが、駅周辺の治安は良いとは言えず、特に駅の西側と北側は避けた方が無難と言えるエリアです。
しかし、少し足を伸ばして電気街を抜けると閑静な住宅街が広がっているため治安も良くなり、女性でも安心して生活することが出来ます。駅から離れることになるため家賃も少し抑えられるでしょう。
神田川に近い東神田2丁目は閑静な住宅街エリア、浅草橋5丁目は下町のような雰囲気がある住宅街となっています。治安が気になる方は一度物件近くに足を運び、自分の目で周辺施設を確認してみるのがオススメです。
秋葉原の家賃相場
出典元:https://www.homes.co.jp/cont/money/money_00198/
秋葉原は交通アクセスの良さ、商業施設や飲食店の多さからも想像出来る通り、家賃相場は高めとなっています。23区の他の区と比べても家賃相場の高さは上位と言えます。
高い家賃を支払うだけの価値がある利便性を誇る秋葉原ですが、少しでも家賃を抑えたい方という方は駅から離れた物件を探してみたり、隣の御徒町駅の物件もあわせて探してみるのがオススメです。
間取り | 家賃相場 |
---|---|
ワンルーム | 9.0万円 |
1K | 10.2万円 |
1DK | 13.7万円 |
1LDK | 16.8万円 |
2LDK | 24.0万円 |
秋葉原の特徴
出典元:https://r-tachibanakai.com/pocket/
ここからは秋葉原の特徴についてご紹介していきたいと思います。多くの方が知っているサブカルチャーの街という顔の他にも、「暮らす」土地として秋葉原は様々な特徴や魅力を持っています。
◆飲食店や商業施設が豊富
秋葉原は数多くの観光客やビジネスマン、学生が訪れる街として知られており、そんな沢山の人達が食事をするための飲食店が数え切れないほど無数に存在しています。
テレビや雑誌で特集されたこともあるほどの有名なお店や話題のお店、様々なジャンルの飲食店、深夜まで営業している居酒屋やバーの他にももちろん、秋葉原らしいメイドカフェやアニソンカフェ、バーもあります。
アトレやアキバトリムなどおしゃれなファッション・雑貨のお店が沢山入っているお店もありますし、日本全国の美味しいものが集まったちゃばらなどの物産展のような施設もあるため、秋葉原に住めば食に困ることはまずないでしょう。
◆手厚い子育て支援
今、待機児童が全国的にも大きな問題になっていますよね。
千代田区では、認可保育園に通うことが出来ず認可外保育園に通わなければならなくなってしまった場合などには一定基準を満たせば保育料の補助を受けることも可能です。
待機児童ゼロ対策のための様々な対策や取り組みも行われており、過去10年で7回、待機児童ゼロを達成しています。
◆暮らしやすい
イメージとは反して、秋葉原は暮らしのために便利な条件が揃っている土地でもあります。
食料品や日用品が販売されているスーパーやドン・キホーテがありますし、新しいお店も増えています。また、暮らしやすさに大きく貢献しているのが秋葉原の交通アクセスの良さです。
通勤や通学に時間や手間がかかってしまうと、毎日が憂鬱になってしまうことも。精神的ストレスを感じることなく快適に通勤出来る環境は暮らしには欠かすことが出来ないものと言えるのではないでしょうか。
また、秋葉原が属する千代田区と台東区には大きな総合病院の他にもいくつもクリニックがあります。子供が小さいうちはかかりつけ医があったり、近くに大きな総合病院があると安心ですよね。
「東京一子育てしやすい街を目指している」区長がそんな風に話している千代田区はファミリーにもオススメ出来る場所です。
秋葉原はこんな人にオススメ!
電子機器を取り扱うお店や家電量販店、そしてアニメやゲームなどに関連するお店やメイドカフェなどが多い秋葉原は相性の良い人からすると最高の環境と言えるのではないでしょうか。
家賃相場は高めなので予算的に厳しいという場合やなるべく家賃は安く抑えたいという方にはオススメ出来ませんが、高い家賃に見合うだけの利便性はあります。特に快適に都心や近隣県にアクセスしたいという方にはオススメの場所です。
また、世間的なイメージに反して子育て支援が手厚い地域でもあるため、補助金や助成制度に力を入れている地域に住みたいという方も選択肢の一つとして検討されてみてはいかがでしょうか。
まとめ
以上、秋葉原の家賃相場や利便性、治安、特徴についてご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか?
駅前は非常に賑やかで毎日沢山の人で賑わっている秋葉原ですが、駅から少し離れれば閑静な住宅街や下町の雰囲気を感じる住宅街があり、沢山の人が生活しています。
また、何と言っても秋葉原は交通アクセスの良さが抜群です。JR山手線、JR総武線、JR京浜東北線、日比谷線、つくばエクスプレスと5路線が乗り入れているため、どこに行くにも便利に移動することが出来ますよ。
家賃を抑えたい方は隣駅の御徒町駅、より治安が良いところに住みたいという方は駅から離れた住宅街エリアがオススメです。是非物件選びの参考にしてみてくださいね。