久留米市は子育てしやすい?子育て支援や助成金、待機児童数などを詳しく解説!

佐賀市 子育て

久留米市は福岡県内でも上位の人口を誇る中核都市で、市内には九州一の筑後川が流れており、自然と都市とのバランスがとれているため近年では移住者も増加しています。

また、福岡県南西部に位置している久留米市は、交通の要衝として佐賀県、熊本県などの県外にもアクセスがしやすく、福岡市へは車で40分程度でアクセスが可能です。

そんな久留米市は、交通アクセスの良さだけでなく医療施設の多さも魅力で、24時間体制の病院や300以上の診療所があります。また、人口10万人あたりの医師の数はトップクラスです。子育てをする上で充実した医療環境はとても大切ですよね。

そこで、本記事では久留米市の子育て環境から子育て支援制度などをまとめて詳しくご紹介いたします。

この記事で紹介させていただく久留米市の子育て支援制度などは、申請をすることで受けることができるので、最後までしっかり読んで申請を行うようにしてください。

久留米市は子育てしやすい?

久留米市は子育てしやすい?

久留米市は、福岡市にアクセスしやすいベッドタウンとして近年は人気を集めています。

そんな、久留米市は子育てしやすいと言えるのでしょうか?ここでは、簡単に久留米市で子育てするメリットをご紹介いたします。

  • 子育て支援が充実している
  • 公園や鳥類センターなどがある
  • 久留米駅周辺には飲食店が多数ある

まず、久留米市が子育てにおすすめな理由として子育て支援が充実していることが言えます。

久留米市の独自支援として、「子どもの笑顔給付金」があります。これは、多子世帯や障害のある子どもがいる家庭を対象としており、1世帯につき3万円〜の支援を受けることができます。

また、久留米市には鳥類センターや公園など休日に子供を連れて行ける自然豊かな施設が多数あります。鳥類センターでは、鳥と触れ合うことができるのでお子さんは貴重な体験を経験できますよ。

久留米駅周辺には、家族連れで入店できるファミリー向けの飲食店から、有名な久留米ラーメン店などがあり、晩ご飯をささっと済ませたい時にも便利です。

ここからは、久留米市の子育て支援についてご紹介いたします。

久留米市の子育て支援

久留米市の子育て支援

あまり知られていませんが、各都市には独自の子育て支援があります。中には、子育てを行っている方にとってはとても利益があるものも存在します。

また、子育て支援の一環で行われているサークルなどでは、同じ年齢の子供を持つお母さん、お父さんと繋がり情報交換をすることができ、初めての子育てで悩みがある方などにはとてもおすすめです。

これからは、久留米市の子育て支援についてどのようなものがあるかをご紹介していきますので、もし興味があるものがあれば参加を考えてみてはいかがでしょうか。

子育て交流プラザくるるん

子育て交流プラザくるるんは、0歳から未就学児とその保護者を対象にした集いの広場です。

子育て交流プラザくるるんでは、同じくらいの年のお子さんを持つ親御さんとも知り合うことができ、交流をすることで、子育てに関する悩みなども解決する場となります。

館内には、「あそびのひろば」、「ロビー・絵本コーナー」、「子育て情報掲示板」などがあり、あそびのひろばでは、おもちゃなどが置いてあり子供が自由に遊べる環境となっています。

また、子育て交流プラザくるるんの中にある保育室では未就学児の一時預かりも行っています。

  • 3歳以上から未就学児:520円(1時間あたり)
  • 生後3か月から3歳未満児:620円(1時間あたり)

費用は上記の通りとなります。

1時間単位で子供を預かってもらうことができるので、ワンオペ育児の時にちょっと買い物に行きたいときや用事ができてしまった時などにとても便利です。ぜひ、利用してみてはいかがでしょうか。休館日などが設定されていますので、足を運ぶ前に確認しておきましょう。

子育て交流プラザくるるん

くるめ子育て便利ブック

久留米市では妊娠や出産、乳幼児の健康、相談、支援などの子育てに関する情報を掲載したリーフレット「くるめ子育て便利ブック」を作成しています。妊娠・出産から子どもの医療情報、子育てに関する相談、幼稚園や保育園情報、市内のお出かけ施設・マップなど全般の情報をわかりやすく網羅した内容で、市内の公共施設や子育て支援施設などでも配布しています。

くるめ子育て便利ブック

また、くるめ子ども・子育て支援のFacebookアカウントもあり、イベント情報など配信していますので、ぜひ、有効活用してみてくださいね。

くるめ子ども・子育て支援(Facebook)

久留米市の子育てに関する手当て、助成金、補助金

久留米市の子育てに関する手当て、助成金、補助金

子供ができたらまずは、その地域にどのような助成金、補助金があるのかを事前にチェックしておきたいですね。

助成金や補助金などは基本的に申請をすることで助成などを受けることができるので、そもそもその存在を知らなければ、損をしてしまっているということになります。

ここからは、久留米市の子育てに関する手当や助成金、補助金について詳しくご紹介いたします。条件に当てはまるものがあれば、申請をしてみましょう。

児童手当

児童手当は、日本国内に居住している15歳に達する日以後の最初の3月31日までの児童を対象とした手当です。

この児童手当は、児童の両親に支払われます。受け取り金額は、扶養親族の数と年収に応じて変わります。

第3子以降で、所得制限以内の場合は一人当たり月額15,000円を受け取ることができます。また、3歳未満で所得制限内の場合も月額15,000円を受け取ることができます。

所得制限以上の方は、児童の人数などに関わらず一律月額5,000円が支給されます。児童手当は、毎月支給されるのではなく4月分まとめて支給されます。

児童手当についてわからないことがある場合は、子供相談課に問い合わせてみてください。

・子ども未来部家庭子ども相談課
電話番号:0942-30-9066

子どもの笑顔給付金

子どもの笑顔給付金は、久留米市独自の給付金です。令和3年2月28日時点で久留米市に住民登録がある方を対象としています。

この給付金は、新型コロナウイルスが長期化する中で経済的負担が大きい多子世帯を支援する給付金です。

対象となる方は、以下の通りです。

  • 18歳までの子どもが3人以上、令和3年3月分の児童手当等が久留米市から支給される方
  • 公務員で、18歳までの子どもが3人以上、令和3年3月分の児童手当等が所属庁から支給される方
  • 15歳から18歳までの子どもが3人以上いる方

それぞれ申請は不要で、児童手当等を受け取る口座に振り込まれます。

この支援は一時的ですが、久留米市が独自的にこのように子供支援に乗り出しているということは、とてもポジティブに考えるべきです。

このような点からも、久留米市の子育て支援への積極的な姿勢がみて取れます。

久留米市の保育園事情

久留米市の保育園事情

近年深刻化している「待機児童問題」。共働きの増加で保育園に入園させようと思っている方も多いのではないでしょうか。

しかし、そのような時に地域のどこにも保育園の空きがなければ最悪引っ越さなければいけなくなる可能性も出てきます。

ここでは、子育て世帯にとってとても重要な問題である久留米市の保育園事情について詳しくご紹介いたします。久留米市の待機児童数などもご紹介しますので、ご自分のお住まいのエリアに空きがあるかどうか、将来保育園に入れそうかなどチェックしてみてください。

久留米市の待機児童

久留米市の待機児童数は、意外にも多く2019年には2018年より10人多い、54人となります。

近隣の福岡市では2020年の待機児童数は5人という結果と比較しても、久留米市の待機児童数は多いといえるでしょう。

2021年最新の久留米市内の保育園の空き情報を確認したところ、中には3人以上の空きがある保育園もありました。

久留米市の待機児童数は多い傾向にありますが、人気のエリアの保育園には入りにくいものの、保育園をあまり選ばなければ、入所はそれほど待たなくても大丈夫でしょう。

久留米市では、定期的に保育園の空き情報を更新していますので、希望の保育園がある場合は定期的にチェックしておくことをお勧めします。

入所の優先順位は点数式

保育園に入所するには、認定要件を満たしている必要があります。

認定要件とは主に、両親ともに就業しているか、疾病または心身に障害があるかなどがみられます。

  • 就労している
  • 妊娠中であるかまたは出産後間もない
  • 疾病または心身に障害がある
  • 親族を常時介護又は看護している
  • 震災、風水害、火災その他の災害の復旧に当たっている
  • 求職活動中
  • 学校や職業訓練を受けている

上記が保育所への入所の条件となります。

また、これらの要件を満たしていても希望の保育園に対して募集人数以上の応募が来た場合は、点数式で入所の優先順位が決められます。

合計の点数が高いほど入所の優先順位が高くなります。例えば、両親ともに被雇用者・自営・農業として月151時間以上の就労すると、点数は40点となり最も優先順位が高くなります。

まとめ

久留米市は、福岡市中心部へのアクセスもとてもよく、家賃相場なども低く、自然と都会とのバランスがとても良いエリアだということがわかっていただけたかと思います。

久留米市の待機児童数は、2019年で54人となっています。待機している児童の多くは、0歳位、1、2歳児となっています。

しかしながら、久留米市には多数の認定保育園がありますので早めに申請を行って希望の保育園に入園できるように準備しましょう。

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Homeeeマガジン編集部

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