福岡市で一人暮らしにおすすめのエリアとは?初期費用や月々の生活費を大公開!

福岡県は九州全土から多くの若者が集まる九州の大都市です。

これから福岡で一人暮らしをスタートさせる予定の人も多いでしょう。その際に、福岡での一人暮らしの家賃相場や一人暮らしにおすすめのエリアを知っておくととても便利ですよ。

この記事では、福岡で一人暮らしを始める方のために、福岡市で一人暮らしに便利なおすすめエリア、一人暮らしの部屋の家賃相場をわかりやすくご紹介いたします。

福岡市で一人暮らしにおすすめのエリア

福岡市で一人暮らしにおすすめのエリア

福岡市の中には、博多区、中央区、早良区、西区、東区、城南区、南区の7つの区があります。それぞれ、特色があり、博多区は全国的にも知られる観光地、中央区は、自然豊かで天神が有名、早良区はファミリー層に人気があり、西区・東区・南区はベッドタウンとして地区の大半が住宅地となっています。一人暮らしを始める上で、「何を求めるか」によって、おすすめのエリアは変わってくるでしょう。その中でも、一人暮らしの人にとって利便性が高いおすすめのエリアをご紹介いたします。

また、この記事を見ている人には、「福岡でプロが推したいおすすめ不動産会社ランキングTOP7」記事もおすすめです。

福岡市博多区

福岡市博多区には、歓楽街である中洲があります。中洲には、飲み屋を始め飲食店などが軒を連ねています。一人暮らしでも、外食が多い方や、飲み会などよく行くという方におすすめのエリアが博多区です。博多区なら、天神までタクシーで1000円程度でアクセスできるので、天神付近で終電を逃しても大丈夫です。

博多区は、歓楽街ですので場所によっては、深夜まで人が行き来していたりして騒がしいと感じることもありますが、それを除いては、一人暮らしの方にとって交通のアクセスも良く自炊をしなくても外食には困らないのでおすすめです。

福岡市中央区

福岡市中央区は、ショッピングの聖地である天神があります。天神駅の周辺は、「ソラリアプラザ」、「福岡パルコ」、「天神地下街」など多くのショッピングセンターがあります。天神は博多より年齢層が若い方が多くショッピングなどを楽しんでいます。天神は、東京でいう、新宿や渋谷のイメージと近いです。

福岡市中央区は、交通アクセスやショッピングなどを重視する方におすすめで、シングルタイプの賃貸物件も豊富にあります。しかし、中央区は立地が良く、人気が高いため賃料は他の区に比べると高めとなっています。

福岡市早良区

福岡市早良区は、南北に広がっており、7区の中で最も面積が大きいです。早良区は、進学校が多いため、教育熱心なファミリー層が多い印象を持っている方が多いかもしれませんね。実は、早良区でも百道よりの方面は、シングル向けの賃貸物件も多く、治安が良いエリアとして人気です。早良区には、大型スーパーやコンビニなども多くあり、とても便利ですので、一人暮らしを始める方には、おすすめです。博多区と中央区よりも家賃は抑えられますが、東区や西区よりも賃料相場は高い傾向にあります。

福岡市東区

福岡市東区は、その大部分が海外沿いに面しているため、新鮮な海の幸を味わうことができます。

東区には、水族館で有名な「マリンワールド海の中道」、「筥崎宮」、「かしいかえんシルバニアガーデン」などがあり、観光地としても有名です。工業地帯から、公園、三日月山周辺までハイキングコースとなっているため、休日などはハイキングなどを楽しむことができます。一昔前の福岡市東区は、工業地帯があるため治安が悪いと言われていましたが、現在では7区の中でも上位の犯罪率の低さとなっています。

福岡市の中心街からは、少し離れているため繁華街の騒がしさが苦手な方におすすめです。

福岡市で一人暮らし用賃貸(1K~1DK)の家賃相場

福岡市博多区

  家賃相場
1R 5万円前後
1K 4万円〜5万円
1DK 5万円〜6万円
1LDK 7万円前後

福岡市博多区の一人暮らしの家賃相場は、大体4万円前後からとなっております。築年数やアクセスにもよりますが、平均的なスペックのお部屋の家賃だと、東京都比較しても福岡の繁華街ということを考えるととてもお得感があるのではないでしょうか。

1Rでも6畳程度あれば十分でしょう。荷物が多い方や、広々と生活したい方などは、一人暮らしでも1LDKなどの広めのお部屋を選びましょう。1LDKの場合は、7万円前後が平均の家賃相場となります。

博多区の中心地である博多駅から徒歩圏内の物件は、多少家賃相場が上がります。そのため、博多区でも家賃を抑えたい場合は、春日市寄りのエリアで物件を探してみてはいかがでしょうか。

福岡市中央区

  家賃相場
1R 5万円前後
1K 4万円〜5万円
1DK 6万円〜7万円
1LDK 8万円前後

福岡市中央区は、天神など福岡県のランドマーク的な施設などが多く、若者が多い街としても知られています。中央区は、福岡市のちょうど中心部に位置しており、福岡市のどこにアクセスするにも便利の良い場所です。

中央区の家賃相場は、福岡市でも一番高く推移しているので、立地の良さを重視する方などに特におすすめです。

南区よりの中央区は、家賃相場が若干低くなりますのでなるべく家賃が安く中央区に住みたい方は、その辺りで一人暮らし用の物件を探してみてください。

福岡市早良区

  家賃相場
1R 5万円前後
1K 4万円〜5万円
1DK 5万円〜6万円
1LDK 7万円〜8万円

福岡市早良区は、城南区と西区に挟まれており、早良区でも海岸沿いから近い百道エリアは高級マンションなどが立ち並んでいるため家賃相場も高くなっています。

早良区は、ファミリー層に人気のエリアですが中央区寄りのエリアでは、一人暮らし用の物件も多く、人気となっています。早良区でも佐賀県寄りのエリアでは、家賃相場はグンと下がりますがそもそも一人暮らし用の物件が少なくなるので、探すのは一苦労でしょう。

中央区寄り、または佐賀県寄りではないエリアが一人暮らしの方におすすめのエリアとなります。

福岡市東区

  家賃相場
1R 3万円〜4万円
1K 4万円前後
1DK 5万円前後
1LDK 5万円〜6万円

福岡市東区は、その多くが海に面しており自然豊かなエリアです。福岡市の中でも家賃相場は低く、お財布に優しいエリアです。

家賃相場は、中央区や博多区と比べてもかなり安いですがそれほど交通アクセスが悪くないので、新卒の方やできるだけ家賃を抑えたい学生などに人気です。

以前は、東区は治安が悪いとのイメージを持った方が多かったのですが、現在では事件発生率からみても福岡市の中では治安が良いとされています。

【福岡市】20代女性の一人暮らしにかかる費用を算出!

福岡市で約5万円前後の物件の初期費用

初期費用の目安として、参考にしてください。不動産会社や物件により初期費用は変動します。

敷金 50,000円(1ヶ月分)
礼金 50,000円(1ヶ月分)
前家賃 50,000円
仲介手数料 25,000円(50%)
火災保険 20,000円
鍵交換費用 20,000円
保証料 25,000円(50%)
仲介手数料 25,000円(50%)
合計 265000円

基本的に、敷金や礼金は1ヶ月分かかることが多いですが、福岡でも探せば敷金礼金がゼロの物件もあります。

お部屋探しの際に、敷金礼金の無い物件を選んで初期費用を抑える方法もあります。

礼金は、基本的に戻ってこない費用のことで、敷金は、契約によりますが一般的には、室内をきれいに使用していれば退去時に返ってくるお金です。

その他に、家具家電や引越し費用もかかりますので、どの程度で抑える必要があるかは事前に確認して整理しておきましょう!

20代女性一人暮らしの月々の生活費(例)

家賃 50,000円(1ヶ月分)
食費 35,000円
水道光熱費 7,000円
通信費 6,800円
交際費 15,000円
その他 21,000円
合計 133,500円

福岡で一人暮らしをするためにかかる大体の費用は、13万円前後になります。交際費や光熱費、通信費など人によっては、大幅に変動するでしょう。家賃などを抑えると、月々にかかる生活費を抑えることができます。例えば、家賃を安くして、通勤や通学に時間をかける場合は、交通費が高くなることもありますので、トータルで考えるようにしましょう。

福岡での一人暮らしで初期費用や生活費を抑えるコツ

家賃を下げる

賃貸契約は一度契約すると、1年から2年間大抵の方が住むことになります。

そのため、無理してでも良いとこに住もうと考えて高めの物件を選んでしまうことがありますが、実はとても危険な行為なんです。

家賃は月々必ず同じ額を支払わなければいけないので、極力無理なく払える家賃の物件を選ぶことが大切です。

家賃が高く払えないため引っ越すとなったとしても、引越しの費用などがまたかかってしまうので、注意が必要です。

大手携帯会社ではなく格安SIMを利用する

大手携帯会社のWifiやスマホの契約プランは、高額な場合が多く月々合計で15,000円程度になる場合もあります。

通信費を安く抑えるためには、大手携帯会社を利用しないようにしましょう。

格安SIMの場合は、月額最低で2000円程まで抑えることができるのでここだけでも1万円以上の節約になります。

格安SIMは、何かと不便な点もありますが安く済ませたい方には最適です。

引越しは自力で行う

初期費用を節約する方法として、引越し費用を安く済ませる方法があります。

引越し業者に引越しを依頼すると、一人暮らしの場合でも5万円〜高くて10万円程度の費用がかかります。

そうなると、一人暮らしの初期費用は大幅にかさんでしまいます。運転免許などがあれば、自分でトラックやレンタカーをレンタルして自力で引越しを行いましょう。

敷金・礼金や仲介手数料が安い物件を選ぶ

敷金や礼金は、初期費用に大きく関わってきます。敷金や礼金が無い物件の中から物件選びをすることも可能です。

また、仲介手数料は物件によって、不動産会社によって変わってくるので担当の営業マンに相談してみるのも良いでしょう。

引っ越す上での初期費用は、高額な場合がほとんどですので少しでも安く抑えられるようにこういった条件で探してみましょう。

まとめ

この記事では、福岡市で一人暮らしにおすすめのエリアを家賃相場と共にご紹介いたしました。

一人暮らしはスタートするにあたって、アクセスを重視するのか、治安を重視するのか、賃料を重視するのかによって、おすすめの場所は変わってきます。

まずは、自分が重視しているポイントを洗い出した上で、住むエリアを絞ってみましょう。

この記事を参考にして、一人暮らしをスタートさせる場所を決めてみてはいかがでしょうか。

HOMEEEマガジン編集部

HOMEEEマガジン編集部
HOMEEEマガジンは、不動産・住まい・暮らしに関するニュースやコラムなどの情報を配信するサイトです。日頃から不動産従事者さんと様々な関わりがあるメンバーが、正確でわかりやすい記事にしてご紹介いたします。
(Visited 3,865 times, 1 visits today)

この記事をシェアする