落ち着いた雰囲気と個性的なカフェが集まる街として知られるのが清澄白河です。近年は住みやすいエリアとして注目される一方で、「住みたくない」といった声があるのも事実です。
実際に暮らすとなると、利便性や生活環境、混雑状況など気になるポイントは少なくありません。
本記事では、清澄白河が合わないといわれる理由を整理しつつ、住むメリットや向いていない人の特徴についても丁寧に解説していきます。

目次 -INDEX-
清澄白河に住みたくないと言われる理由とは?
【理由①】駅周辺が混雑している
清澄白河駅は、東京メトロ半蔵門線と都営大江戸線が利用できるため都心への移動が便利ですが、朝の通勤時間帯は地下鉄のホームや改札付近で、混雑しやすいでしょう。
休日になると「清澄庭園」と「カフェエリア(清澄白河エリア)」周辺は、観光客やカフェ利用者でにぎわいを見せ、ブルーボトルコーヒーを目当てに観光する人も多く、道も狭いので歩道自体が混雑しやすくなります。
混雑時間を把握して少しずらすだけでも、混雑の感じ方はかなり変わり、平日は通勤・通学時間を避けた10時から16時まで、休日は午前中に利用すると良いでしょう。とくにベビーカーやキャリーケースなど、大きな荷物を持って移動したいときは、混雑時間を避けたほうが動きやすいといえます。
【理由②】スーパーや飲食店が少ない
清澄白河は駅周辺以外にスーパーや飲食店が少ないため、日常の買い物や外食の選択肢に物足りなさを感じる可能性があります。
閑静な住宅街が広がっている場所でもあるため、駅から離れたエリアでは深夜まで営業している店が少ないのですが、酔っ払いや大騒ぎしている人はほとんど見られないため治安面では安心して暮らしやすい環境です。
駅周辺には深夜1時まで営業している「マルエツ 清澄白河店」があるので、日常の買い物に不便はないでしょう。
【理由③】大型商業施設がない
駅から徒歩で20分から25分程度の場所には、イトーヨーカドーや映画館などが入る「深川ギャザリア」がありますが、清澄白河駅周辺には大型ショッピングモールやゲームセンター、映画館などの娯楽施設は少ないといえます。
衣類や雑貨をまとめて購入できる場所が限られているため、アミューズメント施設で遊びたい場合は錦糸町や豊洲など周辺エリアへ移動する必要がありますが、駅周辺は落ち着いた雰囲気です。
普段は静かな住環境で暮らし、休日に遊びたいときは錦糸町や豊洲へ足を運ぶなど、生活と娯楽を分けて楽しみやすい街ともいえるでしょう。
【理由④】観光客が多いため賑やか
清澄白河は、清澄庭園やおしゃれなカフェ、雑貨店などを目的に休日になると観光客でにぎわい、「ブルーボトルコーヒー」の日本1号店を筆頭に、IKI ESPRESSOやAllpress Espressoなど人気カフェが集中する街でもあるため、歩道まで行列ができていることもよくあります。
清澄庭園や東京都現代美術館などの観光・文化施設があり、住んでいる人にとって休日は移動しにくいため、休日のお出かけは観光客やカフェ利用者が増える午後の時間帯を避け、午前中の移動をおすすめします。
【理由⑤】水害リスクがある
清澄白河周辺のハザードマップを見てみると、最大浸水想定0.5m未満のエリアが多く、大規模水害時には一定の浸水リスクが想定されています。(参照:江東5区大規模水害ハザードマップ)特に駅の西側を流れる隅田川沿いの一部エリアは、ハザードマップ上で浸水が想定されており、大雨や高潮の際には注意が必要です。
物件を選ぶ際は、浸水想定区域や想定浸水深を確認し低層階を避け、「こうとう安全安心メール」などの災害情報を発信するサービスを活用し、日頃から災害情報を確認できるようにしておくと安心です。
清澄白河に住むメリット
【メリット①】交通アクセスが抜群
| 大手町駅 | 東京メトロ半蔵門線 所要時間約7分 |
|---|---|
| 渋谷駅 | 東京メトロ半蔵門線 所要時間約23分 |
| 汐留駅 | 都営大江戸線 所要時間約12分 |
| 月島駅 | 都営大江戸線 所要時間約5分 |
清澄白河駅では、東京メトロ半蔵門線と都営大江戸線が利用でき、大手町駅まで約7分、渋谷駅まで約23分、汐留駅まで約12分、月島駅まで約5分で移動できるため通勤や通学に便利です。
東京駅や銀座駅へ行く際は乗り換えが必要ですが、短時間での移動が可能なため、行き先によって東京メトロ半蔵門線と都営大江戸線を使い分けられるのも嬉しいですね。
【メリット②】治安が良い
| 自転車盗 | 142件 |
|---|---|
| 万引き | 91件 |
| 粗暴犯【傷害、暴行】 | 36件 |
| 特殊詐欺 | 12件 |
| 車上ねらい | 11件 |
| オートバイ盗 | 8件 |
参照:江東区内の犯罪発生状況
清澄白河周辺は、落ち着いた住宅街が広がるエリアということもあり、比較的治安の良さを感じやすい街です。令和8年2月末に発表された犯罪発生状況を見てみると、自転車盗や粗暴犯(傷害・暴行)の発生件数は比較的少ないといえます。
駅周辺にはおしゃれなカフェが多く、繁華街とは違う空気感になっているため、昼間も騒がしさを感じることは少なく、夜も比較的落ち着いた雰囲気なので、女性の一人暮らしにも向いていると言えるでしょう。
【メリット③】公園や美術館があり、リフレッシュできる
清澄白河周辺には自然を感じられる清澄庭園や木場公園があり、清澄庭園では四季折々の景色を楽しみ、木場公園では大きな芝生の上でピクニックを楽しんだり、最新のインクルーシブ遊具やアスレチックで子どもと体を動かしたりできます。
東京都現代美術館でアートに触れたあと、徒歩圏内にあるおしゃれなカフェでコーヒーを飲んでのんびり過ごせるので、都心に近い立地でありながら、自然や文化を身近に感じることで日々の生活の中でリフレッシュしやすいといえるでしょう。
清澄白河に住むのがおすすめな人の特徴は?
【特徴①】平日の静かさを重視する人
平日は駅周辺にある人気のコーヒー店やカフェは休日ほど混雑せず、時間帯によっては席を選んでのんびり過ごせるため、カフェで作業したい人や、在宅勤務の合間に清澄庭園方面を散歩して気分転換したい人にとってちょうど良い環境です。
清澄白河駅周辺は、平日の人通りも比較的少なく駅前も歩きやすくなるため、落ち着いた雰囲気で生活したい人や自分のペースで過ごせる時間を大切にしたい人にとって暮らしやすいでしょう。
【特徴②】治安の良さを重視する人
清澄白河は、駅周辺にカフェや飲食店がありながらも、繁華街のような騒がしさは少なく、落ち着いた雰囲気があり、東京23区の中でも比較的治安が良いエリアとして知られています。
また、清澄庭園や木場公園など自然を感じられる場所もあり、子育て世帯が暮らしやすい環境や東京23区内で治安の良さを重視して住む場所を探している方は、検討してみてください。
【特徴③】おしゃれなカフェなどが好きな人
清澄白河は「コーヒーの街」と言われるほど、こだわりのコーヒーショップが多く、なかでも「The Cream of the Crop Coffee 清澄白河ロースター」は清澄白河初のロースタリーカフェとして2012年に誕生しました。
「The Cream of the Crop Coffee 清澄白河ロースター」は木材倉庫をリノベーションし、コーヒー色の壁に可愛い子犬のイラストがトレードマークの店で、ハンドドリップで淹れてくれる「オリジン ブレンドコーヒー」は、苦みとコクがあり、ミルクとの相性も抜群の一杯となっています。
清澄白河にはほかにも個性的なコーヒー店がたくさんあり、休日にゆっくりカフェ巡りを楽しみたくなる街です。
【特徴④】緑やアートを日常に感じたい人
清澄白河駅周辺には清澄庭園や木場公園があり、休日に散歩をしたり、軽く体を動かしたりしながら気分転換しやすく、東京都現代美術館も近いため、気になる展示があるときにふらっと立ち寄れるのも魅力です。
都心に近い場所にありながら、緑のある場所や文化施設が生活圏内にそろっているので、慌ただしさから少し離れて過ごしたい人や自然や文化を身近に感じながら暮らしたい人におすすめの街です。
清澄白河に住むのが向いていない人とは?
- 外食を頻繁にしたいと考えている人
- 深夜まで営業する飲食店・商業施設がたくさんあってほしい人
- 派手な繁華街が近くにあってほしい人
- 水害リスクが気になる人
清澄白河はおしゃれで静か、治安が良いという魅力がある一方で、外食中心の生活をしている人にとっては、飲食店の選択肢が限られることにストレスを感じる可能性があります。
駅周辺には夜遅くまで営業しているスーパーや休日はにぎわう人気のカフェや飲食店もありますが、住む場所によっては帰宅後の買い物がしにくく、繁華街のような騒がしさとは少し違っています。
さらに、場所によっては水害リスクを考えなければいけないため、不安を感じる方は慎重に検討したほうが良いと言えるでしょう。
清澄白河の家賃相場
| 間取り | 家賃相場 |
|---|---|
| ワンルーム | 12.95万円 |
| 1K | 12.76万円 |
| 1DK | 14.89万円 |
| 1LDK | 18.29万円 |
| 2LDK | 30.36万円 |
清澄白河は、東京メトロ半蔵門線と都営大江戸線が利用できる利便性の高さから、家賃相場はやや高めで、特に駅近や築浅の物件は人気があるため、単身向けのワンルーム・1Kでも相場より高くなる傾向があります。
家賃をできるだけ抑えたい場合は、清澄白河駅の駅近だけでなく、森下・菊川寄りや木場寄り、門前仲町寄りの物件も候補に入れつつ、駅から離れていて築年数の古い物件を選ぶと良いでしょう。
江東区は全体的に低地が多いエリアなので、自転車移動やベビーカーでの散歩がしやすいのですが、水害リスクが想定されるためハザードマップや建物の階数を確認して物件を選ぶことで安心して暮らせます。
まとめ
清澄白河に住みたくない人は、外食のしにくさや水害リスクを考えているケースが多くみられますが、カフェがたくさんあり、自然やアートにも触れられる街でもあるため、落ち着いた環境で自分らしい暮らしを楽しみたい人には向いています。
清澄白河は外食の選択肢や娯楽施設は少ないものの、都心へのアクセスや治安の良さを重視する人にとっては、住みやすさを感じられるエリアといえるでしょう。

















