古賀市は子育てしやすい?子育て支援や助成金、保育園事情について徹底解説!

古賀市子育て

古賀市は、福岡県の糟屋郡に位置しており福岡市のベッドタウンとして知られています。西側は玄界灘に面しており、とても自然豊かなエリアです。

人口は約6万人となっており、決して大きくなく、市街地などの騒がしさが苦手な方におすすめです。福岡市へのアクセスが良いので通勤や通学にも適しています。

近年では、市民もしくはUターン・Iターン・Jターン者を事業者が新規採用した場合には奨励金を交付しているので、新規採用も増えてきています。今後、移住を考えている方には嬉しい制度ですね。

古賀市おすすめ不動産

そんな古賀市は、保育園数は決して多くないものの待機児童数はほぼゼロとなっていますので、保育園に入所できる可能性は高いと言えます。しかし、子育てがしやすいかは保育園だけではありません。古賀市全体をみて本当に子育てがしやすいのかを考える必要があります。

そこで、本記事では古賀市の子育てのしやすさを子育て支援制度や助成金などから解説いたします。

古賀市の助成金や補助金については条件が合えば市民の方は申請ができるので、ぜひチェックしてみてください。

古賀市は子育てにはぴったり?

古賀市は子育てにはぴったり?

古賀市は子育て世代には住みやすい街で、「地域子育て支援拠点〜ひかりマザーズルーム〜」など子育て支援が充実します。

子育ては悩みがつきませんが古賀市は、子育ての相談しやすい環境が整っているので悩みを解消できたり子育てしている人が孤立しにくい環境になっているので安心して子育てすることができますよ。

ほかにも子どもの医療費の自己負担は月800円という医療費補助制度もあり、子どもがもし病気になっても預けられる病児保育もあるので子どもがもし病気になっても子育てしやすい環境だというのも一つの魅力です。

さらに、古賀市には子育て情報誌こもこもがあり古賀市のあらゆる子育て情報を載せていて子育てに役に立つ情報ばかりです。

古賀市の子育て支援

古賀市の子育て支援

古賀市には様々な子育て支援制度があります。すべてはご紹介できませんが、その中でも特に魅力的なものをここからはご紹介いたします。

ぜひ、古賀市の子育て支援制度についてチェックしてみてくださいね。

子育て世代包括支援センター KuRuKuRu

平成31年4月にできたばかりの新しい窓口で、妊娠、出産そして乳幼児期まで、あらゆる相談ができますよ。妊娠中の人や、子育てしている人が対象で相談することが可能です。

たとえば、子どもの発達が気になる、離乳食ってどうやって作るのなど子育てに関するあらゆる質問に答えてくれます。

対応が必要だと判断した場合には、専門の機関に案内してくれるのでとにかく子育てについて悩み事があれば気軽に相談することができます。

専門の機関にまた問い合わせするとなると時間のかかり、手間もかかるのでKuRuKuRuで専門の窓口につないでくれるのは時間がない子育て世代には助かります。

近くに知り合いがいない人で子育てしている人はなかなか孤独ですがKuRuKuRuでは気軽に相談ができるので、一人で悩みを抱まずにすみそうですよね。

「古賀市子育て世代包括支援センター KuRuKuRu くるくる」

くるサポ訪問事業

市内在住の妊産婦を対象に、産前産後の悩みを専門スタッフの訪問によりサポートが受けられる制度です。

出産前の悩みとは、出産してから赤ちゃんとの生活はこれでいいのかや妊娠中の過ごし方などありますよね。そういうお悩みを解消することができます。

第1子だと不安も多い中、専門のスタッフが答えてくれることに安心して出産の準備をすることができます。出産後は、おっぱいやミルク相談、発育相談までさまざまな悩みを専門スタッフに解決してもらえるので大変心強いですよね。よく授乳の回数やミルクの量はこれでいいのかと悩むママさんが多いので心強いと思います。

ちなみに、専門のスタッフとは助産師・保健師・管理栄養士・ 保育士でその中から2人が家庭を訪問して悩みを解決する制度になっています。

「くるサポ訪問」 妊産婦さん訪問

子育て情報紙こもこも

子育ての情報が分からない、ネットにしかなくて見逃してしまったということはありませんか?

古賀市には、子育ての情報を載せている子育て情報誌こもこもがあります。あらゆる子育て情報がまとめてあるので見逃すこともないですし何といっても分かりやすいです。

子育て情報誌こもこもは、年に4回配布されていてあらゆる子育て情報をすることができます。お出かけスポットや、月のイベントカレンダーがあり一目でわかるようになっているので見やすく活用しやすいですよね。予約が必要な講座なども一目で分かりますし、その月によって子育てイベントも全然違うのでたくさん親子で楽しむことができそうです。

古賀市の子育て情報がこの本でまとめて分かるので、たまたま暇になってしまて予定がない日どこに行こうとなっても情報誌を見ればすぐに当日の子育てイベントが分かります。

すこやか教室

古賀市の妊婦さんを対象に妊娠中の生活や育児について、さらに出産時の手続きや出産後にある予防接種や健診についての勉強会してくれる教室です。参加者は妊婦さんだけではなく家族の人も参加可能なので、ぜひ積極的に参加しましょう。

妊娠中も大変ですが、生まれてからも予防接種が多かったり何か大変なことがあるので事前に勉強できる絶好の機会です。すこやか教室では、沐浴の仕方も教えてくれるので、産婦人科で沐浴の仕方を教えてもらえる機会あまりないパパは参加してみましょう。

子育ては大変なので、すこやか教室が夫婦で助け合って子育てしていかなければと思えるきっかけにもなるでしょう。

「すこやか教室(妊婦教室)」

ファミリー・サポート・センター

古賀市に住んでるまたは、勤務していて生後6か月から小学生の子どもがいる人を対象に子どものお世話を近所の会員さんにお願いすることだできるサポートです。

主な活動内容
  • 保育施設等への送迎
  • 保育施設等の開始前、及び終了後の支援
  • 学校の放課後、学童保育所終了後の支援
  • 保護者等の病気、急用等の支援
  • 子どものケガ等の際の支援
  • 買い物等外出の際、子どもを預かる
  • 冠婚葬祭や他の子どもの学校行事の際、子どもを預かる

ファミリー・サポート・センターを利用するためには、事前に登録が必要です。

登録もいつでもできるわけではなく、年2回(5月・11月)の募集期間にしか応募することができませんの利用したいと考えている人は注意しましょう。

〇子ども一人当たりの利用料金

月曜~金曜(7時~19時)

1時間700円
上記以外の時間 1時間900円
日曜日・祝日 年末年始(12月29日〜1月3日)

1時間900円

「ファミリー・サポート・センター」

古賀市の子育てに関する手当て、助成金、補助金

古賀市の子育てに関する手当て、助成金、補助金

お住まいの地域の子育て支援の助成金や補助金についてしっかりと理解していますか?見逃している場合は、本来はもらえる助成金も逃してしまっているかもしれません。

ここでは、古賀市の子育てに関する手当て、助成金、補助金などについて詳しくご紹介いたします。それでは、みていきましょう。

児童手当

児童手当とは、0歳から15歳まで(中学修了まで)の子どもを養育している人を対象に支給される制度です。

所得制限がある人は特例給付となり子ども一人当たり5,000円になりますので、世帯の収入が所得制限にかかっていないか事前にチェックしておくことが大切です。

〇手当の月額

0歳~3歳未満 一律15,000円
3歳から小学校修了前

10,000円(第3子以降は15,000円)

中学生 一律10,000円

手当の支給は年3回(2月、6月、10月)の10日に4か月分合算して振込されますので振り込まれたら確認しましょう。

児童手当の申請手続きは異動日の翌日から15日以内に行わないと遅れた月分の手当を受けられなくなるので転入者の人は注意しましょう。

「児童手当」

児童扶養手当

児童扶養手当とは、父または母と一緒に暮していない子どもを養育している人を対象に支給される制度です。

受給不可の条件
  • 所得が所得制限限度額を超えたとき
  • 母・父が事実上の婚姻関係があるとき
  • 母・父または養育者が日本国内に住所がないとき
  • 児童が日本国内に住所がないとき
  • 公的年金給付を受けることができるとき等

〇手当の月額 ※所得によって全部支給と一部支給が違ってきます。

全部支給 子ども一人あたり43,160円
一部支給 子ども一人あたり43,150円〜10,180円

第2子は10,190円加算され、第3子以降は1人につき6,110円加算されます。

申請手続きは、まずは市役所に行き必要書類を聞いて必要書類を揃えてからの申請になります。

児童扶養手当を受給されている人は、JR通勤定期乗車券の割引を使うことができます。

JR通勤定期乗車券の割引の申請は、市役所に行き証明写真と児童扶養手当証明書と印鑑の3点を持参し申請することができます。

「児童扶養手当」

特別児童扶養手当

特別児童扶養手当とは、20歳未満の障害のある子どもを養育している人を対象に支給される制度です。

受給不可の条件
  • 児童が、日本国内に住所がないとき
  • 児童が、障がい年金を受けることができるとき
  • 児童が、児童福祉施設などに入所しているとき
  • 所得が所得制限限度額を超えたとき

〇支給月額

  • 特別児童扶養手当(1級)一人につき 52,500円
  • 特別児童扶養手当(2級)一人につき 34,970円

手続きは簡単で、必要書類を持参して古賀市役所の子育て支援課に行き申請ができます。

〇必要書類

  • 請求者及び児童の戸籍謄本、世帯全員の住民票(続柄・本籍が分かるもの)
  • 診断書:療育手帳(A判定)、判定書
    ※身体障がい者手帳(重度以上)をお持ちの人は診断書を省略できます
  • 印鑑

「特別児童扶養手当」

自立支援教育訓練給付金

自立支援教育訓練給付金とは、母子家庭の母または、父子家庭の父を対象に職業訓練講座の受講料を助成する制度のことです。

助成される金額がいくらぐらいか気になる人も多いと思いますが、職業訓練講座の受講料の6割が助成されます。ちなみに上限は20万なので受講するときには受講料もしっかりとチェックしましょう。

しかし、受講料の助成があると経済的な理由から断念することがなく挑戦しやすいですよね。

職業訓練講座は、事務系のものやパソコン系、資格取得のものまでさまざまあるので興味があるものがあったらチェックしてみてみましょう。

定員は少なく、すぐに埋まってしまいますので受けたい講座があればすぐに申請することをオススメします。

「自立支援教育訓練給付金」

古賀市の保育園事情

古賀市の保育園事情

古賀市の保育園事情を知っておけば、入園する前からどうするべきかを計画することができるので、しっかりと古賀市の保育園の状況について理解していきましょう。

ここからは、古賀市の待機児童数や保育園の入所条件、優先順位などについてご紹介していきます。

古賀市の待機児童

育休中の人は、古賀市の待機児童について知りたい人も多いと思います。

待機児童になってしまうと空きが出るまで仕事復帰できなかったりして職場に気まずい思いをするということもあって保育園探しはみなさん真剣です。

古賀市の待機児童は0人ですが、2019年に6人待機児童が出ているということもあったのでその年によって異なります。

しかし、古賀市は行政で「待機児童0人」とうたっているので、書類審査や面接で待機児童が出ないように選考されているようです。

古賀市の保育園は決して多いとは言えませんが、保育園の情報は得やすいのが古賀市の保活状況になります。

未就園児が保育園を事前に体験ができる取り組みが古賀市ではあるので、保育園を探している人は「わくわく体験くらぶ」を利用してみるのもいいですよ。

古賀市の保育園数は多くはないがは入りやすい

〇古賀市施設(19カ所)

【認可保育所】

  • 公立鹿部保育所
  • 五所保育園
  • 久保保育園
  • 舞の里バディ保育園

【認定こども園】

  • 花鶴どろんここども園
  • 花見光こども園
  • ほづみこども園
  • 庄ひかりこども園
  • 恵あおぞらこども園
  • 花見あおぞらこども園

そのほか9カ所、保育所がありますが定員は保育園によってさまざまで十数人の少人数のところもあれば約400人の大人数を定員にしている保育園もあります。

大人数を受け入れている保育園は比較的入りやすいので、保育園を検討するときは、定員人数もしっかりとチェックしましょう。

保育園の審査書類に保育園の希望する候補を4つ書くことができますが、定員が少ない園だけではなく大人数の園も記入すると待機児童にはなりにくいです。

入所の優先順位は点数式

古賀市の保育園の入所は、点数式なのでしっかりと点数表を確認しましょう。

〇基準指数

就労 会社勤務または自営業 25~50点
出産 産前6週間、産後8週間の月末 50点
  育児休業中 50点
疾病 入院中、治療が必要な時 40~50点
  療養中 30~50点
障害 障害 30点~50点
介護や看護 介護や看護 25点~50点
災害 災害復旧 50点
就学 技能習得 20~40点
就労 就労予定 10点

フルタイムの人や出産の人が点数が高かったですね、一方で求職中だけだと10点しか点数が取れないので、求職の人はいち早く仕事を探して10点よりも高い点数を獲得するようにしましょう。

まとめ

子育てしやすいと言われている古賀市の子育て環境を子育て支援制度や助成金などの側面から紹介してきましたが参考になりましたでしょうか。

古賀市は、福岡市へのアクセスもよく通勤や通学にも適していますし、何よりも子育て支援の環境が整っているので子育てしやすいです。

子育てについて相談できる場所が多かったり、子育て情報がまとまっている情報誌があったりと子育て世代には助かりますよね。

待機児童も0で保育園にも比較的入りやすいのも魅力的ですが、保育園の受け入れ人数は決まっているので希望を第4候補まで記入することが大切です。

古賀市の子育て環境が気になっている人はこの記事を参考にしてみてくださいね。

Homeeeマガジン編集部

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