「東急東横線」は、東京都の「渋谷」から神奈川県の「横浜」をつなぐ路線です。都心部と横浜の両方へ移動しやすく、通勤・通学で利用する人も大勢います。沿線には高級住宅街や商業施設が点在しており“憧れの沿線”として名前が挙がることも少なくありません。
ただし「東横線で一人暮らしを考えているけれど、家賃が高そう…」と、不安を持つ人もいます。
そこで本記事では、東横線で一人暮らしする際におすすめの駅と家賃、住む前に知っておきたい疑問についてもわかりやすく解説します。


宅地建物取引士
大学卒業後、上場マンションデベロッパーで4年間営業の基礎を学び、退職後は不動産ベンチャーの会社で当時はまだ珍しかった中古不動産のリノベーション販売の部署を立ち上げ、売上20億円までに成長させました。
現在は従業員300人の総合建築企業の不動産部門で若手社員の教育と、今までの人脈を生かし不動産仲介と土地・戸建の仕入業務をしています。
目次 -INDEX-
東横線沿線は一人暮らしにおすすめ!理由は?
東横線沿線は都心や横浜方面へ移動しやすい交通環境に加え、日常生活に必要な施設も揃っている便利な路線です。
本章では、東横線沿線の特徴や一人暮らしに適していると言われる背景について具体的に解説します。
交通の利便性が高い
東横線といえば、交通の利便性の高さが高く評価されています。主な直通路線とアクセス可能エリアは、以下の通りです。
| 直通路線 | アクセス可能エリア |
|---|---|
| 東京メトロ副都心線、東武東上線、西武有楽町線・池袋線 | 新宿・池袋・和光市・川越・所沢・飯能など |
| 横浜高速鉄道みなとみらい線 | 新高島・みなとみらい・馬車道など |
| 東急新横浜線、相鉄新横浜線・いずみ野線 | 新横浜・西谷・海老名・湘南台など |
東横線は副都心線やみなとみらい線などと相互直通運転をしています。そのため、新宿や池袋、みなとみらいと人気方面へも乗り換えなしで移動できるのが魅力です。
ライフスタイルに合わせた住環境を選べる
東横線沿線はエリアごとに街の雰囲気が異なるため、一人暮らしでも自分の生活スタイルに合った場所を探しやすいです。
例えば「自由が丘」や「中目黒」は洗練されたオシャレな街並みが魅力で、ゆったりとした暮らしを求める女性から人気を集めています。対して「元住吉」や「日吉」は慶應義塾大学が近く学生で賑わっています。割りとリーズナブルな物件も見つけやすいエリアで、コストパフォーマンス重視の人におすすめです。
さらに、東横線はスーパーや商業施設が充実し、実際に暮らす上で欠かせない生活環境が整っています。
治安が良いエリアが多い
東横線は、犯罪発生率が低くて一人暮らしをする場所として選びやすい路線です。治安面で評価が高いエリアを重視するなら、以下から検討してみましょう。
- 元住吉
- 祐天寺
- 妙蓮寺
「元住吉」は活気のある商店街があり、夜でも明かりが多いため帰宅時も安心感があります。一方、「祐天寺」や「妙蓮寺」は名前の通り寺院が多く、閑静な住宅街が広がっています。駅周辺に繁華街がないことから、喧嘩などのトラブルも起きにくく静かな環境で暮らせる点も大きな魅力です。
ただし、駅から離れると街灯が少ない薄暗い場所もあり、女性の一人暮らしの場合はよく下調べしておくことが大切です。
【東横線】一人暮らしにおすすめの駅5選
東横線には、一人暮らしに選ばれているエリアが数多く揃っています。
しかし、具体的にどこがいいか悩む人のために、5つの選択肢の特徴と家賃相場を合わせて確認していきます。
【東横線】日吉駅
東横線沿線にある「日吉」は、慶應義塾大学がある学園都市として広く知られていて、落ち着いた雰囲気の住宅街が広がっています。
- 都心・横浜方面ともにアクセスしやすい
- 学生街ならではの活気がある
- 手頃な価格の飲食店が豊富
「日吉」は、各駅停車・急行・通勤特急が停車します。「渋谷」まで約22分、「横浜」まで約15分で移動可能で、さらに目黒線・グリーンライン・東急新横浜線が利用できるアクセス抜群の駅だと言えます。
駅の周りにある5つの商店街には気軽に入れる学生向けの手頃な価格帯の飲食店があり、外食メインの一人暮らしの人の生活をサポートしてくれるでしょう。
家賃相場
「日吉」は、東横線の他の駅と比較しても一人暮らし向けの手頃な物件が見つかりやすいエリアです。
| ワンルーム | 6.81万円 |
|---|---|
| 1K | 7.64万円 |
| 1LDK | 21.85万円 |
| 2LDK | 25.66万円 |
| 3LDK | 25.30万円 |
駅の周辺には、学生向けのリーズナブルなアパートやマンションが豊富に見られます。一人暮らし向けのワンルームや1Kであれば、家賃はおよそ6万〜7万円ほどで探せるケースが多いです。
【東横線】元住吉駅
「元住吉」は東横線の中でも、下町の雰囲気が残り風情漂うエリアです。
- 街の雰囲気が良く住みやすい
- 商業施設が多く暮らしやすい
- 夜も明るく比較的夜も安心
駅前には活気のある昔ながらの商店街が広がっていて、温かみのある穏やかな街並みが印象的です。
また、スーパーや飲食店、ドラッグストアも充実しており生活に必要なものは一通り揃うでしょう。深夜遅くまで営業している店舗もあり、夜道でも明るく安心して帰宅できるのも一人暮らしに向いていると言われる理由の一つです。
家賃相場
東横線の中で「元住吉」は、 比較的安価な物件が探せるエリアとして知られています。
| ワンルーム | 7.19万円 |
|---|---|
| 1K | 8.36万円 |
| 1DK | 6.87万円 |
| 1LDK | 16.73万円 |
「元住吉」は各駅停車しか停まらないことで、不便さを感じる人もいるでしょう。その影響もあってか、ワンルームや1Kの物件だと約7万〜約8万円ほどとやや抑えられた価格帯で見つかることもあります。
【東横線】菊名駅
東横線の「菊名」は、駅前に生活施設が集まりつつも、少し離れると住宅街が広がる落ち着いた雰囲気のエリアです。
- 通勤・通学に利用しやすい停車駅
- 閑静な住宅街が広がっている
- 深夜営業のスーパーがある
「菊名」には、特急・通勤特急・急行・各停の全てが停車し移動時間を短縮できるという大きなメリットがあります。目的地によって電車を選びやすく、通勤や通学で利用する人にとって使い勝手が良い駅です。
駅の周りには商店街や飲食店があり、日常の買い物や食事に困りません。深夜営業のスーパーもあり、帰宅時間が遅い一人暮らしの人でも帰りに立ち寄れます。
家賃相場
「菊名」はアクセス面を重視しつつも、家賃を抑えたい人に選ばれている駅です。
| ワンルーム | 5.90万円 |
|---|---|
| 1K | 7.45万円 |
| 1DK | – |
| 1LDK | 12.16万円 |
東横線の複数の列車が停車するため、高い物件も見られます。
しかし、注意したいのが地形の影響で坂道が多く、大型の商業施設が少ないといったデメリットです。これらの理由から、条件によっては手頃な家賃の賃貸を見つけることも可能です。
【東横線】綱島駅
東横線の「綱島」は、かつて温泉街として知られていて、現在も穏やかな雰囲気が残るエリアです。
- 自然が豊かで穏やかに過ごしやすい
- 買い物スポットが充実している
- 安価な飲食店が豊富にある
「鶴見川」や「綱島公園」など、自然を感じながらのんびりと暮らせる街並みが広がっています。
「アピタテラス横浜綱島」「東急ストア」「イトーヨーカドー」などの商業施設があり、日常の買い物には困りません。さらに、リーズナブルな飲食店もたくさんあるので、自炊をしない一人暮らしの人でも生活しやすい環境が整っています。
家賃相場
「綱島」の家賃相場は、東横線の中では平均〜やや高水準とされています。
| ワンルーム | 8.69万円 |
|---|---|
| 1K | 9.47万円 |
| 1DK | – |
| 1LDK | 14.14万円 |
「綱島」は急行が停車する駅で、さらに新横浜線の開通により「新綱島」が開業したことで新横浜方面への移動がこれまで以上にスムーズになりました。その影響から家賃相場も上昇し、ワンルームや1Kで約8万〜約9万円が目安となっています。
ただし交通アクセスの良さを重視する人からはコストパフォーマンスの高いエリアだと言われています。
【東横線】自由が丘駅
「自由が丘」は東横線の中でも華やかな印象が強く、洗練された生活を送りたい人から圧倒的な支持を得ているエリアです。
- 有名なスイーツ店やカフェが多い
- 都心にダイレクトにアクセス可能
- 清潔感がありオシャレな街並み
「自由が丘」には、スイーツ店やカフェなどのグルメスポットが数多く並んでいて街歩きが楽しめます。
また、東横線・東急大井町線の2路線が乗り入れており「渋谷」に特急で約8分と都心へのアクセスの良さも評価されています。人通りが多いですが騒がしさはなく、治安も安定しているため女性の一人暮らしに最適です。
家賃相場
「自由が丘」は東横線の中でも家賃が高めのエリアとして知られており、物件選びは慎重に行うのが大事です。
| ワンルーム | 13.26万円 |
|---|---|
| 1K | 12.28万円 |
| 1DK | 13.76万円 |
| 1LDK | 23.31万円 |
ワンルームや1Kでも家賃は約10万円を超えるケースが多く、1LDKになると20万円以上になり、とくに駅周辺や南側エリアは相場が上がりやすいです。家賃を抑えるなら駅から徒歩で15分ほど離れた場所、もしくは築年数が古いエリアを探してみましょう。
東横線で一人暮らしする際に気になるQ&A
東横線は渋谷・横浜への利便性が高く、住環境も整っているなど、多彩な魅力から住んでみたいとの声が多数あります。
これから東横線で一人暮らしをするか悩んでいる人から、よく寄せられる疑問についてお答えします。
東横線で一人暮らしにオススメの家賃が安い駅は?
東横線でなるべく家賃を抑えながら一人暮らしをしたいのであれば、以下の3駅が良いでしょう。
- 妙蓮寺
- 白楽
- 東白楽
「妙蓮寺」は急行が停車しない駅であり、大型の商業施設が少ないため、家賃がやや安く設定されています。「白楽」「東白楽」は神奈川大学の近くに位置しているためリーズナブルな物件が多く、学生や新社会人に選ばれています。
東横線で女性の一人暮らしにおすすめの治安が良い駅はどこ?
東横線で女性が一人暮らしをするなら、トラブルが少ない治安の良いエリアを調べておくことは非常に大切です。
- 学芸大学
- 自由が丘
- 祐天寺
「学芸大学」「自由が丘」はオシャレなカフェや飲食店などがあり、女性にとって魅力的なエリアです。駅周辺は人通りも多く賑わっていて、帰宅時も安心感があります。
一方で「祐天寺」は歴史的情緒が感じられる落ち着きのある環境で、駅前には交番もあり常に地域の治安を守ってくれています。
まとめ
東横線が一人暮らしに向いていると言われる理由や、住みやすい駅についてまとめて解説しました。
東横線は都心から横浜方面まで乗り換えなしでアクセス可能で、通学通勤、お出かけにも非常に便利な路線です。とくに「日吉」「菊名」は、家賃も安く穏やかに暮らしやすいでしょう。「自由が丘」や「元住吉」は人で賑わっていますがトラブルも起きにくく、女性が暮らすにも最適です。
東横線で一人暮らしを検討している人は、ぜひ本記事を参考にしながら、自分に合った物件を選んでくださいね。
















