早稲田駅で一人暮らしする場合の相場はどれぐらい?駅の特徴や住むメリット・デメリットも解説

早稲田駅で一人暮らしする場合の相場はどれぐらい?

早稲田駅の周辺は学生街として知られており、早稲田駅周辺に引越しを検討している方の中には「初めて一人暮らしをする」という学生の方も多いでしょう。

初めて一人暮らしを始める人に限らず、物件選びの際は、治安の良さや家賃相場などが気になりますね。

本記事では、早稲田駅の特徴や、早稲田駅周辺に住むメリットやデメリットなどをご紹介します。

気になる家賃相場や初期費用についてもご紹介しますので、早稲田駅周辺で一人暮らしを検討している方はぜひ参考にしてください。

早稲田駅の特徴

早稲田駅の特徴

早稲田駅は早稲田大学の最寄り駅のため、通学時間には人通りが多くなり、治安が良いです。

比較的静かで、街並みには緑も多く綺麗な状態が保たれているため、「学生が多いから騒音が心配」「ポイ捨てが気になる」と、学生街にあまり良い印象を持っていない方もご安心ください。

駅の周辺には学生向けのリーズナブルな飲食店が多く、学生街ならではの雰囲気が楽しめるところもおすすめのポイントです。

スーパーやコンビニも多いため、日常生活に困ることもないでしょう。

早稲田で一人暮らしする場合の家賃相場

早稲田で一人暮らしする場合の家賃相場

学生街として知られる早稲田駅ですが、一人暮らしをする場合の家賃相場はどのくらいなのでしょうか。

以下の表は、早稲田駅で一人暮らしをする場合の間取り別の家賃相場です。

間取り 家賃相場
ワンルーム 約8.48万円
1K 約9.48万円
1DK 約12.24万円
1LDK 約15.88万円
2K 約13.3万円
2DK 約16.6万円
2LDK 約20.46万円
3LDK 約28.48万円

参照:at home

ワンルームの家賃相場は8.48万円と、学生にとっては少し高い家賃相場です。

しかし、早稲田駅は東京の主要駅に30分以内に移動でき、利便性を考慮すると妥当な家賃相場と言えます。

利便性の良さから、学生時代から早稲田駅周辺に住み、社会人になっても引越しせずに同じマンションで住み続ける人も少なくありません。

早稲田駅周辺で一人暮らしする場合の家賃相場

早稲田駅周辺で一人暮らしする場合の家賃相場

本章では、早稲田駅周辺で一人暮らしをする場合の家賃相場をご紹介します。

早稲田駅周辺への引越しを検討している方は、早稲田駅と他の周辺駅の家賃相場を比べてみてください。

間取り 高田馬場駅 飯田橋駅 池袋駅 大久保駅
ワンルーム 約7.53万円 約10.89万円 約7.57万円 約7.8万円
1K 約8.95万円 約11.25万円 約8.43万円 約9.77万円
1DK 約11.37万円 約13.92万円 約10.61万円 約12.05万円
1LDK 約14.51万円 約18.73万円 約13.08万円 約15.61万円
2K 約11.36万円 約13.99万円 約11.44万円 約13.18万円
2DK 約14.43万円 約18.62万円 約14.27万円 約15.45万円
2LDK 約20.2万円 約25.21万円 約18.58万円 約19.32万円
3LDK 約26万円 約35.03万円 約25.03万円 約28.86万円

参照:at home

高田馬場駅・池袋駅・大久保駅のワンルームの家賃相場が7万円代であるのに対し、早稲田駅のワンルームの家賃相場は8.48万円と、やや高めです。

早稲田駅周辺で一人暮らしをするには少々生活費がかかってしまいますが、利便性や治安面を考えると妥当な金額だと言えるでしょう。

飯田橋駅のワンルームの家賃相場と比べると、早稲田駅のワンルームの家賃相場は安いです。

早稲田駅で一人暮らしをするメリット

早稲田駅で一人暮らしをするメリット

早稲田駅での一人暮らしを検討している方は、早稲田駅での生活のしやすさや治安などが気になるでしょう。

早稲田駅での一人暮らしには、生活面におけるメリットとデメリットがあります。

本章ではまず早稲田駅で一人暮らしをするメリットを3つご紹介しますので、特に「土地勘がなく、早稲田駅周辺の雰囲気がわからない」という人は、ぜひ参考にしてください。

学生の街だからこそのコスパ重視の店が豊富

早稲田駅は早稲田大学の最寄り駅であり、多くの学生が一人暮らしをしている学生の街です。

早稲田駅周辺には学生向けのリーズナブルな飲食店が多いため、外食好きな方や「料理が面倒だ」という方も生活に困りません。

早稲田駅周辺には、個人経営のお店からファストフード店、ファミレスまで様々な飲食店が肩を並べているため、休日は友人を呼んで気軽にランチを楽しむこともできます。

リーズナブルな飲食店が集まるという点は、学生の街ならではのメリットと言えます。

家賃が安い物件も多い

早稲田駅のワンルームの家賃相場は、周辺駅のワンルームの家賃相場と比べるとやや高いですが、実は早稲田駅には学生向けの物件が多く、比較的安くで借りられる物件も多いです。

早稲田大学のキャンパスから徒歩圏内の物件は学生向けの物件であることが多いため、「できるだけ家賃を安く抑えたい」という人は、早稲田大学周辺の物件を探してみてください。

家賃相場よりリーズナブルな価格でオートロック・防犯カメラ付きの物件を見つけることもできるため、初めての一人暮らしでも安心です。

学生の出入りが多く治安が比較的良い

一人暮らしを始める際に特に気になるのが、住み始める街の治安の良さではないでしょうか。

早稲田駅周辺は、比較的治安が良く、安心して一人暮らしができる街です。

早稲田駅周辺には多くの大学生が一人暮らしをしていて、通学時間になると学生の出入りが多くなり、街に活気が溢れます。

早稲田駅周辺は人の出入りが多いため、人目に付きやすく、犯罪が起きにくいのです。

また駅周辺は緑も多く、街全体の清潔さも保たれているため、「治安がいい」「住みやすい」というイメージを持つ人が多いです。

早稲田駅で一人暮らしをするデメリット

早稲田駅で一人暮らしをするデメリット

前章では、早稲田駅で一人暮らしをするメリットをご紹介しました。

しかし、早稲田駅での一人暮らしに限らず、どのエリアでの一人暮らしにもデメリットはつきものです。

本章では、早稲田駅で一人暮らしをするデメリットについてご紹介しますので、前章の早稲田駅での一人暮らしにおけるメリットと合わせて参考にしてください。

主要駅に行くには乗り換えが必要

早稲田駅の交通の利便性は、他の駅と比べると比較的良いですが、主要駅に行くには乗り換えが必要であるため、不便に感じる人もいるようです。

たとえば、早稲田駅から東京駅までは乗り換えが1回必要で、移動の所要時間はおよそ15分です。

他にも、池袋・新宿・渋谷などの主要駅に行く場合にも乗り換えが必要ですが、全て1回の乗り換えで目的地に行けるため、「乗り換えはさほど手間に感じない」と考える方は、特に不便だと感じることはないでしょう。

東西線しか通っていない

早稲田駅には、東京メトロ東西線しか通っていません。

千葉方面への移動もしやすいというメリットがありますが、やはり主要駅への乗り換えが必要だという点を懸念する方も多いです。

しかし、早稲田駅の周辺には都営バスの乗り場もあり、バスを利用すれば乗り換えなしで東京の主要駅まで移動できます。

「電車は東京メトロ東西線しかなく、乗り換えに手間がかかる」と考えている方は、バスの利用をおすすめします。

学生街特有の騒がしさがある

早稲田駅は、近くに学生数が多い早稲田大学があるため、学生街特有の騒がしさがあります。

学生が多く賑やかであることは、街の治安の良さや防犯にもつながります。

しかし、中には「学生の会話の声がうるさい」「学生のマナーが悪い」など、学生街に悪いイメージを持つ方も少なくありません。

学生達が狭い道を2列で歩いたり、大きな声で会話をしたりすることがあるため、気になる人には早稲田駅での一人暮らしはおすすめできません。

早稲田駅で一人暮らしを始める場合の初期費用

早稲田駅で一人暮らしを始める場合の初期費用

一人暮らしを始める際は、引越し代だけではなく、敷金や礼金、火災保険料などの初期費用がかかります。

早稲田駅で一人暮らしを始める場合、初期費用は大体どれくらいかかるのでしょうか。

本章では、早稲田駅で一人暮らしをする際にかかる初期費用について、家賃共益費を8.2万円として算出してみます。

  費用概算
家賃・共益費 約8.2万円
敷金 約8万円
礼金 約8.2万円
仲介手数料 約4.2万円
火災保険料 約1.9万円
鍵の交換費用 約2.7万円
保証会社利用料 約1.5万円
合計 約34.7万円

早稲田駅周辺に引越しを検討している方は、引越し代をのぞいて40〜50万円程の初期費用を準備しておくことをおすすめします。

敷金や礼金、仲介手数料、保証会社利用料は借りる物件や不動産会社によって異なります。

しかし、最近では敷金や礼金、仲介手数料が無料となることも多いため「初期費用をできるだけ安く抑えたい」という人は、敷金や礼金のかからない物件を探したり、仲介手数料が無料の業者を探したりすると良いでしょう。

一人暮らしに必要な家具・家電にかかる初期費用

一人暮らしに必要な家具・家電
  • テレビ
  • 冷蔵庫
  • 洗濯機
  • 電子レンジ
  • 炊飯器
  • ガスコンロ
  • ベッド
  • テーブル
  • テレビ台
  • 食器棚
  • ソファ
  • 収納家具

一人暮らしを始める際は、家具や家電を新しく買い揃えなければなりません。

まずは、テレビ・冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・炊飯器などの家電を1台ずつ買いましょう。

最近では「スマートフォンがあるのでテレビは必要ない」という方も増えているので、テレビは必要に応じて買ってください。

また、ベッド・テーブル・ソファ・テレビ台・引き出しなどの家具も、部屋の間取りに合わせてできるだけ早めに買い揃えておきましょう。

予算が少ない場合は新品で買い揃えることにこだわらず、リサイクルショップやフリマサイト、ジモティーなど地域の掲示板を活用することでリーズナブルに家具家電を揃えられるでしょう。

早稲田で一人暮らしを始める場合の引越し費用は?

早稲田で一人暮らしを始める場合は、引越し費用はどれくらいかかるのでしょうか。

結論から言うと、早稲田で一人暮らしを始める引越し費用の相場は、およそ5万円〜8万円かかります。

引越しは、引越し業者によっても時期によっても、距離によっても価格が大幅に変更するため、「費用をできるだけ抑えたい」という方には引越し業者選びが大切です。

また、引越し業者に頼まず、家族や友人に引越しを依頼すれば、引越しの費用を安く済ませられます。

地方から引越しが必要な場合は、大型の家具や家電は引越し業者を利用せず、新たに早稲田周辺で買い揃える方が安くなるケースもあるでしょう。

まとめ

本記事では、早稲田駅で一人暮らしを始める方に向けて、早稲田駅の特徴や、早稲田駅周辺に住むメリットやデメリットをご紹介しました。

早稲田駅は学生街として知られていて、学生向け賃貸も多く、駅の周りにはリーズナブルな飲食店もあり大変住みやすいエリアです。

また、徒歩圏内にスーパーやコンビニもあり、日常生活には困りません。

初めての一人暮らしの方にもおすすめできるエリアですので、ぜひ早稲田駅周辺への引越しを検討してみてください。

Homeeeマガジン編集部

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