8路線からなる池袋駅は山の手の3大副都心の一つとして新宿・渋谷と共に知られ、池袋駅の1日の平均乗降者数は約271万人とも言われるほど、とても大きな駅となっています。
アクセスの良さと駅前からや駅直結で巨大型百貨店や専門店などにも足を運ぶことが出来ることから通勤や通学だけでなくショッピングで利用している人も多く、立教大学があったり、乙女ロードがあったり、池袋のシンボルとも言えるサンシャイン60がそびえ立っていたりと有名なスポットも多い場所です。
国内外からの観光客も多く、飲食店やファッション雑貨のお店も多いことから池袋は観光地やショッピングに行く場所いうイメージもあるかと思いますが、実は子育てしやすい街でもあるということはご存知でしたか?
この記事では池袋で子育てをするメリットについてご紹介させていただきたいと思います。
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共働き家庭も!池袋で子育てする3つのメリットを紹介
それでは早速、ここからは池袋で子育てする3つのメリットをご紹介させていただきたいと思います。
池袋はとても大きな繁華街ですが、実は子育てしやすい環境であると人気の場所でもあります。池袋で子育てをするメリットには下記のようなものがあります。
- 待機児童ゼロを達成
- 支援制度が充実している
- 子供と遊べる場所が沢山ある
ここからは以上のようなメリットについて一つ一つ詳しく解説していきます。これから池袋に引っ越そうと考えている方はもちろんのこと、池袋や豊島区にお住まいの方は是非記事をチェックしてみていただければと思います。
待機児童ゼロを達成
子育てと言えば、まず気になるのが保育園ですよね。今保育園の待機児童は社会的に大きな問題となっており、何度もニュースで取り上げられています。
これから保育園に通うことなる小さな赤ちゃんや既に保育園に通っているお子さんがいらっしゃるファミリーは引っ越し先のエリアの待機児童や保育園の空き状況は非常に重要なことだと思います。
保育園に落ちてしまい、子供を見てくれる人がいない。とは言え無認可保育園や認証保育園では保育料がかさんでしまう…小さなお子さんのいる共働き家庭の悩みだと言われている問題です。
このような問題を解決するため、池袋のある豊島区は待機児童の解消に力を注いでいます。そしてその結果、2017年4月1日には待機児童がゼロになったことを発表。千代田区に続いて2番目に待機児童ゼロを達成したということが話題になりました。
しかも、それだけでは終わりません。「日本一の保育」を目指す豊島区はこれからも子育て世代が増えていくということを予測し今まで以上に認可保育園を増やしていく方針を決めており、もしもどうしても認可保育園ではなく認証保育園などに通う事になってしまった場合のための保育料の負担を軽減するための補助制度もあります。
2014年には「消滅可能都市(人口流出や少子化によって存続出来なくなる可能性があると考えられる自治体)」として東京都23区で唯一指摘を受けていた豊島区は、このように待機児童に力を入れたことから今では子育てのしやすい街として認識されつつあります。
支援制度が充実している
子育てと言えばもう一つ忘れてはいけないのが支援制度です。自治体は多くの人に住んでもらうために様々な独自の支援制度を取り入れていますが、豊島区はその中でも子育て制度が充実しています。
児童扶養手当
母子家庭もしくは父子家庭の子供を育てるひとり親家庭などの生活の安定、自立のために支給される手当てで、児童扶養手当の手続きを行うためにはマイナンバーの記入、本人確認が必要です。
また、支給のためにはいくつかの定められた支給要件を満たす必要があり、所得が一定額以上ある場合は支給されないため詳しくは「児童扶養手当 所得制限額表」をご覧ください。
原則として手当は申請月の翌月分から支給され、支給金額は一人目の児童の場合は42,910円、二人目は一人目の児童の支給金額に更にプラス10,140円、三人目以降は1人増えるごとにプラス6,080円となります。
なお、児童扶養手当の申請は郵送で行うことは出来ず、豊島区役所本庁舎4階の「子育て支援課児童給付グループ」の窓口で申請を行う必要があります。
産後サポーター事業
出産した後は何かと大変なことがいっぱいですよね。誰かに手を貸してほしいという時には、豊島区では「産後サポーター事業」を利用することが出来ます。
家事の援助や赤ちゃんのお世話、上の子供のお世話というのが主な援助内容で、出産して退院した次の日から1ヶ月以内に1日連続4時間以内、10日まで利用することが出来ます。(多胎出産の場合は3ヶ月までに25日間利用可能)
利用料金は平日午前8~午後7時までは1時間820円。土日祝日は1時間920円となり、12月29日~1月3日は利用することが出来ません。
一時預かり事業
出産したばかりでなくても、お仕事や通院、リフレッシュのためになど、親御さんがお子さんを預けて幼児を済ませたい時には一時預かり事業を利用することが出来ます。
実施場所は「子ども家庭支援センター」や区立認可保育所や私立認可保育所で、申込みや料金についてはそれぞれ異なっているため、各施設に確認を行ってみましょう。
ファミリー・サポート・センター事業
ファミリー・サポート・センター事業は子育て中の保護者とその手助けが出来る人が会員となり、必要な時に区が調整して有償のボランティアを紹介する事業のことです。
援助内容は親御さんが用事がある時などの預かりや、保育施設の送り迎え、学童の放課後の預かりなどです。利用時間は原則午前7時から午後8時までとなっており、場合によっては相談にも応じますが午後10時を超えてこの制度を利用することは出来ませんのでくれぐれも注意するようにしましょう。
利用料金は子供一人当たり1時間800円(平日午前7~午後7時まで)で、平日のそれ以外の時間帯と土曜、休日、年末年始は1時間900円となります。ただし、兄弟や姉妹を一緒に預ける場合は2人目は1人目の半額となります。
子どもの医療費助成
子どもの医療費助成は中学校3年修了前までの子供が医療機関で保険診療を受けた際の額を助成してくれるという制度です。子どもの医療費助成には保護者の所得制限はありません。
助成の対象となるのは下記のような医療費です。
- 保険診療での治療費
- 接骨院や整骨院での治療費
- 鍼灸、マッサージ、あんまの自己負担分
- 補装具などの購入費
- 入院時の食事負担金(小学校就学前までの乳幼児の場合のみ)
健康診断や予防接種、差額ベッド代や文書料は助成の対象外となります。
子供と遊べる場所が沢山ある
豊島区は大人が楽しめるスポットもありますが、子供と遊ぶことが出来る場所もたくさんあるということはご存知でしたでしょうか?
豊島区には公園や広場も多く南池袋公園は芝生の上で青い空を眺めながらのんびりすることが出来ますし、池袋駅から少し歩いた場所にある目白庭園では季節の植物を鑑賞することが出来ます。
その他にも舞台芸術交流センターや地域文化創造館、池袋のシンボルとも言えるサンシャインシティにはサンシャイン水族館やナンジャタウン、プラネタリウム、サンシャイン60展望台など子供も楽しめる場所がいっぱい。サンシャインシティの地下にはトイザらス・ベビーザらスやディズニーストア、クレープ屋さんなどもあるので、親御さんのお買い物の合間に子供も楽しむことが出来るでしょう。
まとめ
池袋のある豊島区は保育所や学童保育の整備状況などが評価され、日経DUALによる「共働き子育てしやすい企業&街グランプリ2017」で総合1位に選ばれるなど、共働き家庭が暮らしやすい場所として今注目を集めています。
子供の遊び場も沢山で、待機児童を無くすために認可保育園の増設を続けていくことを表明している豊島区は出産前・出産後・子育て中の支援制度についても充実しているため、子育て環境は整っています。
池袋や豊島区へのお引越しを検討されている方はぜひこれを参考に素敵な物件探しをされてみてくださいね。
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