五反田は東京都品川区北部に位置する街です。JR山手線、東急池上線、都営地下鉄浅草線が乗り入れているため交通の便も良く、オフィス街、繁華街として栄えながら住宅街としての顔も持っています。
人も多く毎日賑わっており、飲食店や商業施設などもたくさんある五反田はとても便利に生活することができる土地です。
今回はそんな、アクセスも良く抜群の生活環境を誇る五反田の助成金についてご紹介させていただきたいと思います。
既に五反田周辺にお住まいの方はもちろんのこと、これから五反田へのお引越しをお考えの方もぜひ参考にしてみてくださいね。
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五反田(品川区)の子育て関連の助成金
ここからは五反田(品川区)の子育て関連の助成金や補助金、支援などの制度についてご紹介させていただきたいと思います。
認証保育所保育料助成制度
認証保育所保育料助成制度とは、区外を含む認証保育園に入っている子供の保護者の方の経済的負担を軽くするための助成で、待機児童対策の一つの制度です。助成金は年4回に分けて支払われます。
0〜2歳児の場合は差額助成(住民税課税世帯と非課税世帯で助成額の算出方法が変わる)で、3〜5歳児の住民税非課税世帯は定額助成となります。
- 差額助成(住民税課税世帯の場合)…認証保育所に支払っている上限66000円の基本保育料とそれを下回る認可保育園の標準時間保育料との差額を助成
- 差額助成(住民税非課税世帯の場合)…認証保育所に支払っている上限66000円の基本保育料と施設等利用費42000円との差額を助成
- 定額助成…月額3000円
助成のための要件に認可保育園の入園申し込みが必要な方の場合、内定が出なかった場合でも5月以降の助成申請には5月からの認可保育園の入園申込を行う必要があります。
また、「認可保育園の入園辞退」「申込取下げ」「兄弟や姉妹との入園条件に合致せず入園を希望しない」などの場合は助成を受けることはできませんので注意しましょう。昨年度申請した場合も改めて申請の必要がありますので、忘れずに申請する必要があります。
認証保育所保育料助成制度は下記に一つで該当すると助成を受けることはできません。
- 児童・保護者が品川区に住民票がない場合、実際に住んでいない場合
- 保育料未納など認証保育所の保育料の支払いをしていない場合
- 認証保育所と認可保育園や小規模保育事業等を同時に利用契約している二重保育の場合
- 必要な書類が提出されない場合
- 休園などによって保育を受けていない場合
- 最終である第4期申し込みの締切日までに申請を行わなかった場合
- 偽りなど不正な手段によって助成金の申請や請求があったと区長が認めた場合
認可外保育施設保育料助成制度
認可保育所などに入ることが出来なかった子供が、認証保育所を除く認可外保育施設を利用する場合、保護者の経済的負担を軽減するため保育料の一部を助成するのが認可外保育施設保育料助成制度です。
2019年10月からは幼児教育・保育の無償化が実施されており、0~2歳児の住民税非課税世帯と3〜5歳児の場合はこちらの制度に申し込む必要があります。
対象となる施設は下記の通りです。
- 区内の認可外保育施設のうち、ベビーホテルやその他の施設
- 認可外保育施設の指導監督基準を満たしているという証明書が東京都から交付されている施設
- 上記2つの要件を満たしている品川区外の施設を品川区民が利用した場合
利用要件は下記のようになっています。なお、細かな条件などがありますので詳しくは品川区の認可外保育施設保育料助成制度をご参照ください。
- 児童・保護者が当該月の初日に品川区内に住民票があり、実際に住んでいること
- 当該月の初日から認可外保育施設に在籍しており、基本保育時間で月160時間以上の月極め契約で利用かつ実際に160時間以上で保育を受けていること
- 施設に認可外保育施設の基本保育料を直接支払っており保育料を滞納していないこと
- 保育の必要性の認定を受けており、認可保育所等の入園申込みを行ったものの不承諾となっていること
助成月額は定額で、0歳児は50000円、1歳児は45000円、2〜5歳児は40000円となります。申請は年4回必要となりますので、忘れずに申請を行うようにしましょう。区役所第二庁舎7階の保育支援課窓口に持参、もしくは郵送でも申請を行うことができます。
認可外居宅訪問型保育事業(ベビーシッター)の保育料助成
待機児童対策の一環で、認可保育所や地域型保育事業に入ることができず認可外居宅訪問型保育事業(ベビーシッター)を利用する際に保育料の一部を負担してくれるのが認可外居宅訪問型保育事業(ベビーシッター)の保育料助成です。
すべての事業者やベビーシッターが対象となるわけではなく、要件を満たした場合にのみ対象となります。また、利用要件は下記のようになっています。
- 児童・保護者が当該月の初日に品川区内に住民票があり、実際に住んでいること
- 基本保育時間で月48時間以上(月12日以上で1日4時間以上)認可外居宅訪問型事業を利用しており、実際に48時間以上で保育を受けていること
- 施設に認可外保育施設の基本保育料を直接支払っており保育料を滞納していないこと
- 保育の必要性の認定を受けており、認可保育所等の入園申込みを行ったものの不承諾となっていること
助成金額は「1時間あたり1910円×利用時間」となっており、上限は1日8時間かつ月160時間です。助成対象の上限内であれば複数の事業者を利用しても助成の対象となるので安心です。
こちらも申し込みは年4回必要となっていますので、忘れずに申請を行うようにしましょう。
五反田(品川区)の住宅関連の助成金
ここからは五反田(品川区)の住宅関連の助成金や補助金、支援などの制度についてご紹介させていただきたいと思います。
住宅改善工事助成事業(エコ&バリアフリー住宅改修)
住宅改善工事助成事業(エコ&バリアフリー住宅改修)は品川区民の方や賃貸住宅個人オーナー、マンション管理組合が既存住宅をバリアフリーや環境に配慮したリフォーム工事を区内施工業者を利用して行う場合、費用の一部を助成してくれるという制度です。
申し込みは必ず工事前に行う必要があり、申込みできる条件は区民・マンション管理組合・賃貸住宅個人オーナーの場合によっても細かな条件が異なってきますので詳しくは品川区の住宅改善工事助成事業(エコ&バリアフリー住宅改修)をご確認ください。
なお、助成金額は下記になります。
- 区民…工事費用(消費税抜きの額)の10%(上限20万円)
- マンション管理組合・賃貸住宅個人オーナー…工事費用(消費税抜きの額)の10%(上限100万円)
都市防災不燃化促進事業
都市防災不燃化促進事業は準耐火・耐火建築物以外の木造建築物を除却する方に除却費の一部を助成し、耐火建築物・準耐火建築物を建てる方には建築費の一部を助成するという制度です。いずれも不燃化促進区域内が対象です。
この制度は建築物の不燃化を促進することによって大きな地震などが起きた際に火災が発生した際、住民がより安全に避難することができるようにすることと、延焼の遮断や遅延を図ることを目的としています。
除却助成は350万円を限度として、「実際にかかった除却費用」「現在の建物の床面積1平方メートルにつき27000円を乗じて得た額」のいずれか低い額が助成されます。
建築助成の場合、対象床面積によっても金額が異なります。
まとめ
五反田(品川区)の子育てと住宅関連の助成金や制度などについてご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか?
五反田には様々な助成制度があり、該当する方はこれを受けることによって生活の負担を軽減したり、より良い暮らしを手に入れることにつなげることができるはずです。
助成金は申請を行い、申請が通れば必ず給付を受けることができますが、申請しなければ給付金を受け取ることはできません。申請期限などもありますので、忘れずに早めの申請をおすすめいたします。
ぜひご紹介させていただいた助成制度を利用して、より快適な暮らしを実現してくださいね。