桜木町・みなとみらいエリアと言えば海が近く、横浜の中でもオシャレでとても人気の高いエリアです。大型商業施設、レジャースポットなどが数え切れないほどあり、毎日沢山の観光客が訪れる賑やかな観光スポットですが、同時に、高層マンションが建ち並ぶなど「理想の住まい」としても注目を集めています。
そんな桜木町・みなとみらいを含めて横浜は現在、再開発ラッシュ!平成バブル崩壊後、停滞したと言われていた開発が急速な勢いで動き始めています。
既に再開発が済み、開業した新施設・新スポットも沢山ありますがまだまだこれから開業予定の施設は目白押しです。2020年内に開業する施設もあれば、2021年、2022年、2023年などまだこの先2、3年後に開業予定の施設もあります。
この記事ではそんな、桜木町・みなとみらいなど横浜の再開発で開業予定の新施設・新スポットの情報をまとめてご紹介させていただきたいと思います。桜木町周辺にお住まいの方も、これからお引越しをご検討されている方も是非チェックしてみてください。
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目次 -INDEX-
横浜を甦らせる壮大な都市計画
148年前に桜木町に開業した初代横浜駅。その後、2代目横浜駅を旧東海道本線上に新しく作るも関東大震災で駅舎が焼失。現代の横浜駅は3代目となっています。
開業当初から度々工事を繰り返してきた横浜駅は現在でも常にどこかで工事が行われており、鉄道ファンからは「日本のサグラダ・ファミリア」の異名で呼ばれるほど!
そんな横浜で再開発の話が持ち上がったのは1965年のこと。
当時の横浜は、横浜の五重苦と呼ばれる「関東大震災・昭和恐慌・太平洋戦争・GHQによる占領と接収・人口急増によるスプロール現象」により荒れ果ててしまっていたそうです。そんな横浜市中心部を再生させ、活性化させることを目的とした都市計画「横浜市六大事業」の一環として持ち上がったのがこの壮大な都市計画です。
就業人口19万人・居住人口1万人を目標として打ち出されたこの計画は1983年に「みなとみらい21」事業としてやっと着工に至り、そして現在でも工事が続いています。
桜木町周辺が再開発ラッシュ!新施設情報をまとめて紹介
都市の将来の姿を想定し、作り上げていくという都市計画は住まい選びをする時には欠かせない重要な判断基準でもありますよね。
ここからは現在再開発がピークを迎えているとも言われる桜木町やみなとみらいなど、横浜の新施設情報の中でも特に注目の新施設や新スポットをまとめてご紹介していきたいと思います!
JR桜木町ビル
出典元:https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1231047.html
今まさに工事を行っているJR桜木町駅前に新たな駅ビル「JR桜木町ビル」が2020年6月下旬に開業予定です。また、新改札口も桜木町駅南側の関内駅方面に設置されるため、利便性も今まで以上に向上するでしょう。
JR桜木町ビルの1、2階には商業施設「CIAL 桜木町 ANNEX」と保育園が入り、3~12階は「JR東日本ホテルメッツ横浜桜木町」が入ります。
桜木町は日本で初めて鉄道駅が設置された場所ですが、それにちなんで110形蒸気機関車や鉄道創業時の場内信号機、中等客車などを再現した展示も行われる予定です。
KT Zepp Yokohama
出典元:https://www.sme.co.jp/s/SME/pressrelease/detail/NEWS00855?ima=0000&link=ROBO004
様々なアーティストのライブやコンサートが行われる会場として知られる「Zepp」。KT Zepp Yokohamaはそんな音楽を楽しむ空間という特長と、「コーエーテクモゲームスのエンタテインメント」の事業ノウハウをミックスした全く新しいスタイルのホールです。
開業日は2020年3月7日に決定しています。
また、KT Zepp Yokohamaには「横浜東急REIホテル」というホテルも併設され、こちらは2020年4月7日に開業予定。開業されれば、ライブを楽しんだ後にホテルでのんびりすることも出来てしまいますね!
YOKOHAMA AIR CABIN(横浜エアキャビン)
出典元:https://tabiris.com/archives/yokohama-air-cabin/
なんと、桜木町駅前と運河パークを結ぶ約630メートルのロープウェイが誕生します!8人乗りのゴンドラが36基で、高さは最大で40メートルにもなるんだとか。建設・運営するのは遊園地の乗り物の製造や運営を行う泉陽興業。整備のための費用は60億円にもなるそうですが、泉陽興業が運営するため横浜市の公費負担はゼロ。
YOKOHAMA AIR CABINというのはまだ仮称ですが、開業は2020年度末を予定しているとのことで、楽しみながら移動出来る手段として高い人気を集めるスポットとなりそうです。
ロープウェイ停留所は「桜木町駅」と「運河パーク」の2ヶ所で、予想される所要時間は4分10秒ほど。毎時片道2400人を運べると言われているので、輸送力もかなりあります!
横浜市新市庁舎
出典元:https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/yokohamashi/shichosha/keii/20210302174837975.html
横浜市の市庁舎が新しくなって2020年6月末に開業予定です。場所は中区本町で、桜木町駅からは歩いて行くことも可能。
海やみなとみらい21地区の景観を楽しむことが出来るデッキテラスもあるとのことなので、一度は訪れてみたいスポットになるはずです。水辺広場や水際線プロムナードなど、大岡川に沿って憩いの場も整備される予定です。
北仲ブリック&ホワイト
出典元:https://www.fashion-press.net/news/57336
2020年4月23日開業予定の北仲ブリック&ホワイトは複合施設「馬車道駅直結 横浜北仲タワープロジェクト(仮称)」に開業する商業施設&文化施設です。高層階には分譲マンション「ザ・タワー横浜北仲」や長期・短期滞在型宿泊施設「オークウッドスイーツ横浜」も入ります。
北仲ブリック&ホワイトは「北仲ブリック」と「北仲ホワイト」で構成され、全部で19店舗が出店予定。
「北仲ブリック」の目玉は神奈川初出店で、日本では3店舗目となるクラブ&レストラン「ビルボードライブ」。席数は300席で、国内外のトップクラスのアーティストが出演するビルボードライブを楽しむことが出来る空間となる予定です。
レストランとなっているため、演奏を楽しみながら食事をとることも可能。赤と黒で統一された高級感溢れるシックな空間での一時は日常を忘れさせてくれるような特別なものとなることでしょう。
対する「北仲ホワイト」は飲食店が充実。コレットマーレにも出店している「水信フルーツパーラー」や無添加のオーガニック和食を味わうことが出来る海鮮・日本料理店「きじま」を始めとして、美味しいお肉とワインの「DOURAKU CORRIDA」、天ぷら専門店「博多天ぷら たかお」など様々な飲食店が出店予定。
飲食店の他にもコンビニや美容室、スーパーマーケット、フラワーショップなど近くに住む人の利便性を高めるお店が入ります。
ぴあアリーナ
ぴあアリーナはみなとみらい21地区38街区に2020年4月25日に開業予定のアリーナ会場で、その規模は1万人!
空間設計にこだわっているため音響環境が抜群にいいという、音にうるさい人にこそ足を運んでほしい会場です。そしてぴあアリーナの一番の特徴というのが、客席とステージの距離が近いということ。会場に包まれているような作りにすることで、より音楽ライブの一体感を楽しむことが出来るよう考えられています。
開業当日となる2020年4月25日のこけら落としライブは横浜出身で「桜木町」の曲でも知られるフォークデュオ・ゆずに決定しています。
まとめ
以上、桜木町・みなとみらいや横浜周辺の再開発によって新しく開業予定の新施設・スポットの情報をご紹介させていただきましたが気になる場所はありましたでしょうか?
今回ご紹介させていただいたのは横浜の大規模な都市計画の一部であり、今後もまだまだ再開発は続いていきます。新しい名所が出来ることで、この辺りのエリアももっともっと魅力的なものとなっていくのではないでしょうか。
桜木町周辺にお住まいの方も、新施設・新スポットが開業した際には是非一度足を運んでみてくださいね。