3月から4月にかけての一大イベントと言えば花見!
2024年東京の開花予定日は3月27日で、開花から5日〜ほどで満開の時期を迎える見通しですので、今から花見をする場所や日程を調整するという方も少なくないと思います。
渋谷近くで花見をする場所と言えば目黒川沿いの桜が有名ですが、そこまで行かずとも渋谷には数多くの桜が見れる花見スポットがあります。
渋谷に暮らす方や働いている方の為に、渋谷周辺で桜を見る事が出来るおすすめ花見スポットを紹介していきます。定番スポットから穴場スポットまで紹介していきますので、是非参考にしてみて下さいね!
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目次 -INDEX-
渋谷周辺のおすすめ花見スポット
春になって桜が咲き始めると花見シーズンが来たなと思いますよね。友人や恋人だけでなく、会社の同僚などと共に花見で親睦を深めるという所も少なくないと思います。
お花見の歴史は古く、奈良時代の貴族が始めた行事であると言われていて、庶民が楽しむ文化になったのは江戸時代から。桜の品種改良が盛んに行われるようになり、全国各地で鑑賞できる最もポピュラーな品種であるソメイヨシノが作られてから、庶民が楽しむ文化として爆発的に流行したんだそうです。
古くから日本人を楽しませている伝統的なお花見。早速ここからは、渋谷で満開の桜を満喫する事が出来るおすすめスポットを紹介していきます。絶対行って欲しい定番スポットから、知る人ぞ知る穴場スポットまで紹介していきますので、渋谷で花見をしたいと思っている方は必見です!
代々木公園
出典元:https://sp.jorudan.co.jp/hanami/spot_128.html
まずは渋谷花見の定番スポットである代々木公園から紹介。渋谷駅から歩いていける立地にある都会のオアシスで、毎年数多くの桜目当ての観光客が訪れ、お花見人気ランキングでは、毎年、全国でも東京都内でも上位に位置している人気の高い場所です。
桜の見頃は2月中旬から4月上旬で、最も多くの桜が咲き乱れるのは3月下旬です。ソメイヨシノを始めとして、カワヅザクラ、サトザクラ、ヤマザクラ、コヒガンザクラなど、豊富な種類の桜が咲いており、本数は約700本。代々木公園の広い敷地内に所狭しと咲いています。
最寄り駅はJR山手線「原宿駅」や東京メトロ千代田線「代々木公園駅」で、これらの駅からなら徒歩3分で行けます。有料駐車場があり、首都高速4号新宿線代々木出口すぐ近くに公園がありますので、車で遠方から来る方にも対応しているのが嬉しい所。
夜間のライトアップは行っていませんが公園内には24時間出入り自由となっています。火気使用厳禁で、前日からロープやシートなどの敷物を使って場所取りする事も禁止となっていますので、ルールは必ず守りましょう。
一番人気の中央広場は花見シーズンは早く行かないと場所を確保する事が出来ませんので、良い場所で花見をしたいという方は早目の準備を忘れずに!
公園名 | 代々木公園 |
住所 | 東京都渋谷区代々木神園町2−1 |
アクセス | 渋谷駅から徒歩20分 原宿駅から徒歩3分 東京メトロ千代田線 代々木公園駅から徒歩3分 |
電話番号 | 03-3469-6081 |
営業時間 | 24時間(夜間のライトアップはありません) |
園内マップ | 代々木公園の園内マップ |
Webサイト | https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index039.html |
桜丘町さくら通り
出典元:https://sp.jorudan.co.jp/hanami/spot_1596.html
渋谷駅南口を出て徒歩2分。桜丘町のさくら通りはその名の通り、緩やかな坂を登りながら沢山の桜を見る事が出来る桜並木です。
歩道に咲いている桜なので代々木公園のようにシートを敷いて座りながら花見をする事は出来ませんが、さくら通り沿いのカフェや飲食店にはテラス席が用意されているお店もありますので、外でカフェをしながら桜を眺めたり、飲み物片手に桜並木を歩く事が出来ます。
さくら坂の桜並木は桜丘町の象徴となっていて、明治維新に薩摩軍海江田隊長が桜を植え、住宅地として開発した事で栄えたと言います。桜の季節には多くの人で賑わい、渋谷に暮らす方や働く方の憩いの場となっています。
見頃は3月下旬から4月上旬で、最近は桜並木として整備されていますので、桜が満開になると多くの花見客で賑わうスポットとなりました。渋谷駅から歩いてすぐに行けますので、気軽に花見をしたいという方は良いかもしれませんね。
金王八幡宮
出典元:https://www.konno-hachimangu.jp/
渋谷駅から徒歩5分の場所にある金王八幡宮は、渋谷という地名の発祥の地と言われている1092年に創建された由緒正しき神社です。交通安全、出世、子授けなどのご利益があると言われていて、広々とした境内は渋谷で働く人の憩いの場となっています。
そんな金王八幡宮ですが、実は知る人ぞ知る桜の名所としても有名。境内に咲いている金王桜は渋谷区の指定天然記念物であり、一重と八重の桜が混ざって咲く長州緋桜という珍しい品種です。
桜が咲く季節になると、毎年この金王桜を目当てに多くの観光客が訪れます。神聖な雰囲気の境内は一人でゆっくりと桜を楽しむのに最適な場所で、落ち着いた雰囲気で荘厳な桜を眺める事が出来ます。
また、金王八幡宮に向かう際、渋谷警察署から並木橋交差点方面まで、早咲きの桜「陽光」という品種が、ソメイヨシノよりも早いタイミングで明治通り沿いに咲いていますので、タイミングがあえば見れるかもしれません。綺麗に見れるポイントは渋谷警察署前の歩行者デッキからの眺めはいいと思います。
施設名 | 金王八幡宮 |
住所 | 東京都渋谷区渋谷3丁目5−12 |
アクセス | 渋谷駅から徒歩5分 |
電話番号 | 03-3407-1811 |
時間 | 常時開放 |
花見情報 | 屋台や売店なし、夜桜ライトアップなし |
Webサイト | https://www.konno-hachimangu.jp/index.html |
お花見する前に抑えておきたいポイント
渋谷で桜を見る事が出来るおすすめ花見スポットを上記で3つ紹介してきましたが、ここからは快適な花見をする為に抑えておきたいポイントを紹介していきたいと思います。
予備知識なく花見をすると「ちょっと失敗した…」という事が一つや二つは出てきてしまうもの。きちんとした前準備をしておくと、より快適な花見を楽しむ事が出来ると思います!
防寒対策はしっかりと
花見をした事がある方なら知っていると思いますが、花見シーズンは意外と寒いです。桜の見頃と言われている3月下旬の平均気温は7℃~9℃で、まだコートが必要な気温なので、防寒対策をしっかりしておかないと桜を見ながら楽しく花見をする事は出来ません。
特に上記で紹介した代々木公園と金王八幡宮は遮るものが何もない外ですし、桜丘町さくら通りで桜を見ながら外のカフェテラスでお茶をする時も防寒対策はしておいた方が良いでしょう。花見は意外と寒いので、寒さ対策を万全にしておくと良いかと思います。
場所取り問題
花見でもう一つ気をつけなければいけないのは場所取り問題です。桜丘町さくら通りと金王八幡宮はシートを敷いて花見をする事は出来ませんので問題ありませんが、代々木公園の場合は毎年場所取り合戦が熾烈です。
代々木公園は前日の場所取りを禁止しており、シートを敷いたりロープを張って場所取りを行う事も禁止しています。ルールを破って場所取りをしている人がいると、見回りをしている係員の人が見つけ次第撤去します。
代々木公園が最も混雑するのは3月下旬の土日。最も良い場所である代々木公園内の中央広場は午前8時30分前後に場所取りする事をオススメします。場所取りをしても無人にしておくと撤去されてしまいますので、トイレなどの時に交代できるように最低2人以上で場所取りを行う方が良いでしょう。
車移動は混雑する
お花見会場の近くは毎年必ずと言っていい程『お花見渋滞』が発生します。車でお花見会場へ行くという方は渋滞と駐車場を確保できない問題はしっかりと事前に解消しておく必要があります。
上記で紹介した代々木公園は渋谷駅からも歩いていけますし、原宿駅からであれば徒歩3分です。桜丘町さくら通りと金王八幡宮は渋谷駅から徒歩5分圏内にありますので、どうしても車でなければ行けないという方以外は、電車で移動する事をおすすめします。
特に花見シーズン中の上記3つの花見スポットは大変な混雑が予想されています。お花見渋滞に巻き込まれないような移動手段を確保しておくようにしましょう。
まとめ
渋谷のおすすめ花見スポットと注意点を紹介してきましたが参考になりましたか?古くから日本人特有のイベントとして愛されている花見は、桜を見ているだけで癒されますし、友人や同僚との親睦を深める意味でもうってつけですよね。
渋谷の桜並木は東京都内でも有名な名所ですし、指定天然記念物に指定されている桜や、花見スポットとして全国から人が押し寄せる代々木公園など、渋谷には有名な花見スポットが多くありますので、桜を見ながら癒しを求めている方には最適な街です。
渋谷に暮らす方や働く方、忙しい日々の息抜きにお花見はいかがでしょうか?咲き乱れる桜を眺めているだけで癒され、日々の疲れを解消する事が出来るかもしれませんよ。