宗像市は住みやすい?医療やアクセス、家賃相場などから住みやすさを徹底解説!

宗像市(むなかたし)は、福岡県の北東部に位置しており、福岡県の中心都市である福岡市と北九州市のちょうど中間あたりにあり、北側以外の3方向を山に囲まれており、玄界灘に大島、沖ノ島などを有す自然豊かなロケーションです。

宗像市内にはJR鹿児島本線や、国道3号と国道495号が東西に走っているので、福岡市と北九州市といった都市部への交通アクセスが良い環境です。その結果、生活の環境や基盤が整備され、教育や子育て支援などが充実し人口が増加してきました。

本記事では、宗像市の住みやすさについて、家賃相場やアクセス、医療、保育園の空き情報などから徹底解説いたします。

宗像市は住みやすい?

宗像市は住みやすい?

宗像市は、住みやすい環境だといわれています。

まず住みやすさの特徴として一番にあがるのは、都市部へのアクセスが良いことです。

宗像市は、福岡市と北九州のちょうど中間にあり、都市部にアクセスしやすいことから、それぞれのベッドタウンとして知られています。

住んでいる方からは「自然が豊かで、のどかな環境で暮らせるのに、都会へのアクセスが良く住みやすい」という声が多くあがる宗像市。

ここからは、宗像市の住みやすさに迫っていきます。

家賃相場

宗像市の家賃相場は、福岡県内でも安い方だといえるでしょう。

東京都内と比べてみると、もちろん場所や築年数にもよりますが、半分以下どころか3分の1程度の家賃で済むケースも多いようです。

九州に移住してみたいけど、家賃などランニングコストは抑えつつ、都市部へのアクセスの良さも手に入れたい、そんな方には特に宗像市がおすすめです。

間取り 家賃相場
ワンルーム 3.25万円
1K 3.5万円
1DK 4.06万円
1LDK 4.7万円
2LDK 5.8万円

保育園・幼稚園

宗像市には14の認可保育所(2箇所の分園もあり)と、6の幼稚園があり、認定こども園や託児サービスなど子育て世帯には有難い環境が整っています。

また、宗像市の子ども育成課窓口には”保育コンシェルジュ”と呼ばれる専門相談員がいます。保育コンシェルジュは、保育所・幼稚園・認定こども園などの多岐にわたる保育施設や、それぞれの家庭環境に応じた保育サービスの情報を案内して、分かりやすく提案してくれます。各自の求める保育サービスの情報を提供してもらえるため、認可保育所、幼稚園、一時預かり、認定こども園、病後児保育、届出保育施設、子育て短期支援等など、様々な選択肢から迷わずに最適なものを選ぶことができます。

宗像市公式サイト 幼稚園一覧
宗像市公式サイト 認可保育所一覧

医療

宗像市に移住するなら、その住みやすさも気になりますが、いざというときのために医療機関が充実しているかどうかも気になるところですよね。宗像市内の医療機関には、いわゆるクリニックが約60箇所、入院可能な病院が約9箇所あります。

休日・夜間の内科と小児科に関しては、宗像地区急患センターの利用ができます。急患センター対応外の時間帯でも、24時間体制の病院にかかることができるので、いざというときも安心でしょう。

宗像市医師会サイト 医療機関検索

アクセス

宗像市は、上述の通り、福岡県の北東部に位置していて、福岡市と北九州市の中間あたりにあります。福岡市からも北九州市からも同じくらいの距離の場所にあるので、どこへ行くにも出かけやすいのが宗像市です。

【JR鹿児島本線でのアクセス】

  • [福岡市から]博多駅から赤間駅/東郷駅まで約40分
  • [北九州市から]小倉駅から赤間駅/東郷駅まで約40分

【車でのアクセス】

  • 九州自動車道「若宮I.C」約15分
  • 九州自動車道「古賀I.C」約15分

宗像市の魅力5つ

宗像市の魅力5つ

宗像市は、自然がゆたかでありながら、2つの都市へのアクセスが良く、そして家賃相場は安く、子育てもしやすいという、とても住みやすい街です。そんな宗像市の魅力を、さらに5つに絞ってご紹介していきます。

1.閑静な住宅地が多く子育てに最適

宗像市には住宅地が多く、静かな場所が多いです。

また、保育園や幼稚園もあり、小学校の数も多いため、子供を育てるのにとてもいい環境だといえるでしょう。治安に関しても、目立って悪い噂はなく、安心して暮らせる街です。

買い物などに関しては、スーパーなどもある他、宅配サービスなども充実しているため、自然ゆたかな環境だけど、生活には困らないという意見が多くあります。

2.子育て支援センターなどが充実している

宗像市には、子育て支援センター「ふらこっこ」など、子育て応援サービスがあります。

メイトム宗像の中にある「ふらこっこ」は無料の施設で、乳幼児と親御さんが一緒に、好きなおもちゃでゆっくり遊べる環境です。

遊び仲間や子育て仲間との出会いの場、親子同士の交流の場にもなっているので、育児に悩むパパやママには、一度足を運んでみてほしい施設でしょう。

また、宗像市のサービスである「保育コンシェルジュ」は、保育所・幼稚園・認定こども園などの多岐にわたる保育施設や、それぞれの家庭環境に応じた保育サービスを案内しています。

宗像市公式サイト 子育て支援センター「ふらこっこ」

3.田舎と都会のバランスが取れている

宗像市が住みやすいといわれるメリットの特徴は、福岡市と北九州市という2大都市圏へのアクセスのしやすさです。

海が近く、山に囲まれた宗像市は、程よく田舎でありながら、都市部へのアクセスも良好で、そのバランスがちょうどいいといわれています。

大きな公園も近くにあるので、子ども連れで遊んだり、ペットと遊んだり、田舎ならではの楽しみ方ができます。

また海が近いこともあり、魚が美味しく、近隣で農業も行われているため野菜や果物も豊富で美味しいことも住みやすさの一つです。

4.古家購入建替え補助制度などの制度が充実している

宗像市に移住する方に向けた制度が整っているのも特徴です。

たとえば「古家購入建替補助制度」では、宗像市内の古家を買って解体し、新築住宅を建てる子育て世代へ補助金を支給しています。住む場所や、建て替えを発注業者、家族構成など、条件を満たした方には最大100万円の補助が行われます。

ほかにも「三世代同居住宅支援補助」などがあります。対象となるのは、住宅を新築や購入、建替えまたは増改築をして、同居を始める親および子世帯。親が3年以上宗像市に住んでいることや、中学生以下のお子様が同居する世帯であること、または子世帯の夫婦の合計年齢が80歳未満であることなどの条件があります。条件を満たした場合、最高で40万円の補助が受けられる制度です。

宗像市公式サイト ムナカタに住む「古家購入建替え補助制度」
宗像市公式サイト ムナカタに住む「三世代同居住宅支援補助制度」

5.福岡市や北九州市へのアクセスが良好

宗像市は、上述の通り、福岡県の北東部に位置していて、福岡市と北九州市の中間あたりにあります。

福岡市からも北九州市からも同じくらいの距離の場所にあり、高速道路のインターも存在するため、どこへ行くにも出かけやすいのが宗像市です。

【JR鹿児島本線でのアクセス】

  • [福岡市から]博多駅から赤間駅/東郷駅まで約40分
  • [北九州市から]小倉駅から赤間駅/東郷駅まで約40分

【車でのアクセス】

  • 九州自動車道「若宮I.C」約15分
  • 九州自動車道「古賀I.C」約15分

宗像市は住みにくいという意見

宗像市は住みにくいという意見

自然ゆたかな宗像市ですが、一方で住みにくいという意見もあがることがあります。

年齢を重ねるごとに、そののどかな環境や静かさが心地よく感じられるという声があがりますが、逆に若者など刺激が欲しい年代からは”田舎で物足りない”という声があがっています。

若者が遊べる場所が少ない

若者が遊びに行くところや、夜に遊べるナイトスポットなどは全く充実していません。お店の閉店時間も都市部に比べると早いことが多く、夜は暗くシーンとしています。

宗像市内で若者が遊ぶとすると、海水浴や、ボウリング、九州最大級のアミューズメントトランポリンパーク「アクーパ宗像店」、”宗像ユリックス”屋外のプール「ゆ〜ゆ〜プール」など、やはり体を動かす遊びがメインとなるようです。

ショッピングは天神や博多まで足を運ぶことになる

宗像市では、日常生活に必要な買い物は近隣のスーパーやドラッグストアで済ませたり、休日のぶらりと出向く買い物にはイオンモールに出かけたりと、普段の生活で困ることはあまりないようです。

ただ、宗像市にないブランドやショップでお買い物をしようとすると、どうしても天神や博多まで出向くことは必須になってきます。

宗像市内だけで完結することは、ライフスタイルにもよりますが、少し難しい場合が多いようです。

宗像市で住みやすいおすすめエリア

宗像市に移住するなら、やはり評判の良い、住みやすいエリアにまず住むのがおすすめです。田舎と都会がちょうどいい宗像市内で、住みやすいと評判のおすすめエリアを厳選して2つご紹介します。

赤間

赤間駅

出典元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E9%96%93%E9%A7%85

「赤間駅」は、宗像市赤間駅前にあるJR鹿児島本線の駅です。通勤・通学時間を中心に、快速や特急列車などが停まります。

※博多駅と小倉駅まで、それぞれ約30分

駅近の場所に「ゆめタウン宗像」や「サンリブくりえいと宗像」など、住民から厚い支持を受けるお買い物スポットがあります。

周辺には住宅団地があり、スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどの生活に欠かせないお店が揃っており、さらに緑の多い地域なので、子育てしやすい環境だともいえるでしょう。

また、この記事を見ている人には、「宗像市でプロが推したいおすすめ不動産会社ランキングTOP5」記事もおすすめです。

宗像市おすすめ不動産

教育大前

教育大前

出典元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%99%E8%82%B2%E5%A4%A7%E5%89%8D%E9%A7%85

「教育大前駅」は、宗像市赤間にあるJR鹿児島本線の駅です。

当然、普通列車が停車し、さらに区間快速の一部の列車も停まるため、福岡や小倉へのアクセスも良いエリアです。※両方とも約40分

駅の周辺には、駅名の由来でもある「福岡教育大学」や、「日本赤十字九州国際看護大学」があるので、近隣には学生さん達が多く住んでいます。

また日常生活に欠かせないスーパーやドラッグストアや、学生街なので居酒屋などの飲食店が充実しているのも住みやすさの一つです。

まとめ

宗像市の住みやすさについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

博多と小倉という2大都市にアクセスがしやすいベッドタウンだからこそ、住民たちにとって、田舎すぎず都会すぎない「ちょどいい」環境が整ってきたのも頷けますよね。

自然ゆたかな宗像市で、あなたも心機一転の新しい生活を始めてみてはいかがでしょうか。

Homeeeマガジン編集部

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