高田馬場は、山手線が乗り入れていることで有名な駅ではないでしょうか。
高田馬場駅周辺には、早稲田大学の主要キャンパスや多くの専門学校などが集まっているので、いわゆる”学生街”として活気にあふれていることも知られています。
また「高田馬場駅」には鉄道が3路線乗り入れており、都内の主要部や都外へのアクセスも良い場所なので、とても人気のあるエリアといえます。
本記事では学生の街として知られる高田馬場は住みやすいのかを詳しくご紹介いたします。
また、この記事を見ている人には、「高田馬場駅でプロが推したいおすすめの不動産会社」記事もおすすめです。
目次 -INDEX-
高田馬場は住みやすい?
高田馬場は、アクセスや生活環境などさまざまな面から”住みやすい”と評判のエリアです。ただ、当然ながら、もちろん全ての人やご家族にとって住みやすいわけではありません。
この記事では、高田馬場に住むメリット・デメリットを両面からご紹介していきます。
家賃相場
いわゆる”学生街”なので、リーズナブルな物件があり、しかも築浅物件も選択肢に入るのが高田馬場の特徴です。
高田馬場駅から徒歩10分圏内の家賃相場は、以下の通りです。
- ワンルーム…8.09万円
- 1LDK…21.43万円
- 2LDK…22.06万円
新宿駅から徒歩10分圏内の家賃相場は、以下の通りです。
- ワンルーム…9.80万円
- 1LDK…22.14万円
- 2LDK…29.70万円
比較すると、新宿駅周辺に住むより少し安く住むことができそうです。
高田馬場駅から新宿駅まで電車で約5分ということを考えると、かなりコストパフォーマンスが良いエリアといえるでしょう。
保育園・幼稚園
高田馬場で子育てをしたい方にとって、保育園や幼稚園の事情は気になるポイントですよね。高田馬場がある新宿区では、データ上では新規で保育園に入園できる確率が約71%となってます。
これは東京都23区の平均よりやや低いのですが、実は高田馬場駅周辺は保育園入園の申請数自体がそれほど多くない為、待機児童数は2020年度で1名などと、待機児童の人数が少ないエリアです。
また幼稚園も、駅近にいくつかありますので、送り迎えが楽でパート等のスケジュールが組みやすいという声もあがっています。
医療
高田馬場に住む際に、体調が悪くなった!救急搬送が必要になった!など、万が一の事態での医療体制が心配という方もいらっしゃるかもしれません。
高田馬場駅周辺には、大・小さまざまな病院やクリニックが存在しています。
そして、高田馬場がある新宿区には東京医科大学病院・東京女子医大病院・慶應義塾大学病院など、大学病院がいくつもあることが特徴です。
このコロナ禍では、医療崩壊を防ぐ「新宿モデル」が構築されるなど、このエリアには最前線の医療が集っているといえるでしょう。
アクセス
「高田馬場駅」には、JR山手線、西武鉄道の西武新宿線、東京メトロ東西線の3路線が乗り入れています。
主要駅へのアクセスが良く、どの方面に出かける際も動きやすいエリアです。
主要駅へのアクセスは以下の通りです。
- 新宿駅まで…約5分(山手線の内回り)
- 渋谷駅まで…約11分(山手線の内回り)
- 池袋駅まで…約4分(山手線外回り)
- 上野駅まで…約20分(山手線外回り)
- 東京駅まで…約15分(東京メトロ東西線で大手町まで→東京メトロ丸の内線に乗り換え)
高田馬場が住みやすいと言われる理由
高田馬場は、学生街として賑わう一面がありながら、少し離れると閑静な住宅街があるなど、実はファミリー層にも人気のある住みやすい地域です。
高田馬場が住みやすいといわれる理由を挙げていくと、やはり「学生街である」ことがきっても切り離せないようです。
それでは、高田馬場が住みやすい理由を詳しくご紹介します。
安い飲食店やスーパーが多い
学生街なので、安くてお腹いっぱい食べさせてくれる飲食店が多いです。
そして、高田馬場は東京都内でも名高い”ラーメン激戦区”ということで、定番のラーメンからちょっと珍しい味までさまざまなラーメン店が揃っているので、ラーメン好きにはもってこいの街です。
また、単身者に嬉しいスーパーがあるのも特徴です。
駅周辺などにあるスーパーは、安くてひとり暮らし向けの使い切りサイズの食材が充実しているということで、ついつい食材を余らせてしまう単身者は大助かりでしょう。
交通アクセスが良い
上記にもあるように、「高田馬場駅」には、JR山手線、西武鉄道の西武新宿線、東京メトロ東西線の3路線が乗り入れています。
やはりなんといっても、主要駅へのアクセスが良いことが住みやすい理由でしょう。
高田馬場駅からは、都内だけでなく都外など様々な方面に出かける際も動きやすいです。
というのも、ポイントが高いのは東京駅まで約15分だということで、”これだけ短時間で東京駅に出ることができれば、出張や旅行の際も、荷物を持っての移動が楽だし、帰りの時間が遅くなっても安心”という声もあがっています。
家賃相場が低い
高田馬場駅周辺は、新宿駅周辺と比べると、リーズナブルな家賃の物件があるといえるでしょう。
駅から徒歩10分圏内の家賃相場は、以下の通りです。
- ワンルーム…8.09万円
- 1LDK…21.43万円
- 2LDK…22.06万円
新宿駅から徒歩10分圏内の家賃相場は、以下の通りです。
- ワンルーム…9.80万円
- 1LDK…22.14万円
- 2LDK…29.70万円
高田馬場駅から新宿駅まで電車で約5分ということを考えると、かなりコストパフォーマンスが良いエリアといえるでしょう。
人通りが多く夜でも明るい
高田馬場駅周辺には、早稲田大学の主要キャンパスがあり、その他さまざまま専門学校もあることから、学生が多く若者を中心に賑わっています。
ですので、夜でも人通りが多く明るい街だといえるでしょう。
昨今のコロナ禍では少し様子は変わっていますが、夜遅くまで、あるいは朝まで営業している居酒屋やカフェも多くあります。
その他、当然ながら24時間営業のコンビニ、ファミレスも多いですし、また高田馬場ならではのお店を挙げると、レトロなゲームセンター「ミカド」や名画座の「早稲田松竹」なども夜遅くまで営業しています。
保育園や大学など教育機関が多い
高田馬場駅周辺は、保育園から大学まで、教育機関が多いといえるでしょう。
高田馬場駅周辺には、早稲田大学の主要キャンパスがあり、政治経済学部、法学部、教育学部、商学部、社会科学部、国際教養学部の学生たちが通っています。
また駅から近い保育園や幼稚園が充実しているほか、少し近郊まで足をのばせば私立を含めた小学校・中学校・高等学校の進学の選択肢はかなり多いエリアといえます。
高田馬場は住みにくいという意見
一方で、高田馬場は住みにくいという意見もあります。
住む環境に限らず、長所と短所は紙一重であり、住む人によっては”なんだか合わない場所だなぁ”と感じることもあるようです。
ここからは代表的な、高田馬場が住みづらいという人の意見をご紹介していきます。
学生が多く騒がしい
学生が多い街なので活気があるところが長所でもあるのですが、やはり”騒がしい”と捉える方もいるようです。
特に夜は学生の酔っ払いが多く、居酒屋などでは、社会人からすると少々うるさいと感じることもあるという声もあがっています。
日常的に駅前はごった返しているので、駅近に住むとなると”静かな暮らし”は諦めたほうがいいかもしれません。
緑などの自然が少ない
高田馬場駅周辺には、緑など自然が少ないことも不満ポイントとしてあがることが多いです。
どちらかというと雑多な印象が強い高田馬場なので、街の中は、綺麗な緑よりポイ捨てなどが目立つようです。
しかし、高田馬場駅から徒歩10分のところに「戸山公園」があり、ここではアスレチック広場など思いっきり体を動かして楽しむこともできます。
この公園は、山手線内で一番標高の高い箱根山を中心とした箱根山地区と、明治通りを隔てた広場・大久保地区に分かれているのでご家族で遊ぶのにぴったりの公園です。
通勤ラッシュでとても混む
高田馬場駅は3鉄道が乗り入れているため、1日の乗降客の数は約93万人、年間に直すと約3億4000万人と、国内でも有数の駅といえるでしょう。
最近ではコロナ禍で状況は少し違いますが、以前だと通勤・通学ラッシュ時間帯の車内はぎゅうぎゅうに混雑していました。
通勤・通学ラッシュを避けたい方は、家賃相場も比較的低いエリアなので、いっそ高田馬場に住んでしまうというのも一つの手かもしれません。
まとめ
本記事では、高田馬場は住みやすいか家賃相場やアクセス面、保育園・教育機関、医療の観点からご紹介してきましたが、いかがでしたか。
学生街ならではの活気、都内にしては物価が少し安い、近郊へのアクセスが良いことなど、高田馬場駅ならではの事情を知っていただけたのではないでしょうか。
ぜひこの記事を参考に高田馬場での新しい生活のスタートを切ってみてください。