家賃が安い県トップ10を紹介!コスパ抜群のエリアを探そう

家賃が安い県

家賃は生活コストの大部分を占める費用になるため、できるだけ低く抑えながら良い家に住みたいと考える方が多いはずです。

家賃は地域差が非常に大きい部分で、大都市圏に近づくほど高くなる傾向があります。

この記事では、家賃が安い県トップ10を紹介します。合わせて47都道府県の平均家賃も紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

家賃が安い県トップ10を紹介

全国賃貸管理ビジネス協会では、定期的に全国の家賃動向を調査しています。

この記事では、2022年11月に発表された『全国平均家賃による間取り別賃料の推移』を参照にしながら、家賃が安い県トップ10を紹介します。

1位:鳥取県(43,487円)

鳥取県

鳥取砂丘を有する鳥取県は、日本で最も家賃が安い県です。

自然が豊かでのびのびと過ごせる住環境が大きな特徴。治安もよく、住みたい田舎ランキングで上位にランクインする程の高い人気があります

他県からの移住者は多いものの、人口減少が問題視されています。県の中心である鳥取市では、移住者を積極的にバックアップする施策が行われています。

2位:山形県(43,891円)

山形県

豊かな自然が魅力的な山形県は、全国で2番目に家賃が安い県です。

さくらんぼや玉こんにゃくなどのご当地グルメが有名で、蔵王温泉郷や天童温泉など、全国に名が知られている有名な温泉地もあります。

特に政令指定都市の山形市は、あらゆる施設や店舗がコンパクトにまとまっている住みやすい街という評価を得ています

3位:大分県(45,173円)

大分県

豊かな自然と商業施設のバランスがよく、住みやすい田舎として知られている大分県。

特に人気が高い大分市は交通アクセスがよく、駅前には公共施設や繁華街があり、少し離れれば豊かな自然があります

また、一年を通じて気候が温暖で湿度が低いため、過ごしやすいという点も大きな魅力です。

4位:秋田県(45,229円)

秋田県

独自の文化と豊かな自然が魅力的な秋田県は現在、JR秋田駅を中心としたコンパクトシティを構築しつつあります。

日本海や白神山地などの自然に恵まれており、全国で6番目に広い面積を有しながら人口が少ないため、快適な暮らしを送ることができます

しかし、典型的な日本海側気候であるため、夏は蒸し暑く冬は寒く、年間を通じて曇りの日が多い点は欠点であるといえます。

5位:愛媛県(45,378円)

愛媛県

海山の自然に恵まれた愛媛県は、温泉街としても名が知られている県です。

県庁所在地の松山市は文学の街として有名で、都心部からの移住者が増えているためマンション建設が盛んに行われています

飲食店、医療、交通、行政サービスが揃っており、松山空港のアクセスもいいため、住んでいて不便を感じることが少ないエリアです。

6位:青森県(45,965円)

青森県

本州最北端の青森県は、りんごやねぶたなどの名産品が有名な県です。

南部地方と津軽地方の2つのエリアに区分され、それぞれで特徴が違います。待機児童が0人で、認定こども園の数が全国1位であるため、子育てしやすい環境です

また、女性社長比率や女性有業率が全国でもトップクラスなので、女性が働きながら子育てしやすい県であるといえます。

7位:群馬県(45,997円)

群馬県

場所次第では都心部へ電車1本で行ける群馬県は、ベッドタウンとしても高い人気があります。

県庁所在地は前橋市ですが、最も多くの人が住んでいるのは高崎市です。高崎市は関東圏へのアクセスがよく、新幹線を使えば東京駅まで片道1時間で行くことができます

また、食育推進、児童館の充実など、自治体を挙げて子育て環境作りに力を入れているため、小さい子どもを連れて移住する方が増えています。

8位:香川県(46,140円)

香川県

自然が豊かで子育てがしやすい香川県。

県内で最も多くの人が暮らす高松市は、再開発が進んでいるエリアになるため、築年数が浅いマンションが多くあります

大東建託が行った「住み続けたい街ランキング」で1位に輝くなど、住み心地が良いエリアとして有名です。

9位:富山県(46,802円)

富山県

山と海に囲まれた富山県は、日々の生活が便利なエリアです。

富山駅を中心にコンパクトな町づくりが推進されているため、生活に必要な買い物やアクセス面は申し分ありません。通勤や通学に便利な立地環境です

第二の都市である高岡市には、大型商業施設のイオンモールや、高岡城跡などの歴史的遺産も多くあります。

10位:栃木県(46,829円)

栃木県

東京へアクセスしやすい栃木県は、県内の約55%を森林が占めている自然が豊かな県です。

県中央部は渡良瀬川や鬼怒川が流れ、北部から西部にかけては下野山地や那須連山が連なる山岳地帯。自然が溢れるエリアは住宅街としても開発が進められています

県庁所在地の宇都宮市には、日常生活に必要なあらゆる店舗が軒を連ねています。上野東京ラインを使えば新宿や池袋へ約1時間で行けるため、アクセスも抜群です。

47都道府県の家賃相場を紹介

家賃が安い県

最後に、『全国平均家賃による間取り別賃料の推移』を参照しながら全国47都道府県の平均賃料をまとめて紹介します。

都道府県 総平均賃料
北海道 48,418円
青森県 45,965円
秋田県 45,229円
岩手県 50,898円
山形県 43,891円
宮城県 52,131円
福島県 49,004円
群馬県 45,997円
栃木県 46,829円
埼玉県 60,648円
茨城県 47,011円
千葉県 58,650円
東京都 72,697円
神奈川県 67,919円
山梨県 50,805円
長野県 49,808円
新潟県 50,837円
富山県 46,802円
石川県 47,430円
福井県 50,236円
静岡県 54,130円
愛知県 54,728円
岐阜県 49,918円
三重県 49,503円
滋賀県 54,270円
奈良県 54,750円
和歌山県 47,213円
京都府 57,898円
大阪府 61,219円
兵庫県 55,430円
鳥取県 43,487円
岡山県 50,622円
島根県 51,355円
広島県 52,385円
山口県 48,100円
徳島県 48,647円
香川県 46,140円
愛媛県 45,378円
高知県 47,754円
福岡県 55,374円
佐賀県 47,736円
長崎県 56,065円
大分県 45,173円
熊本県 49,375円
宮崎県 48,234円
鹿児島県 52,408円
沖縄県 52,989円
全国平均 55,127円

全国で最も家賃が高いのは東京都で、次いで神奈川県、大阪府、埼玉県と続きます

国内で最も家賃が高い東京都は、23区内外で大きく相場が変わります。23区内でも千代田区や中央区、港区は突出して家賃が高いです。

一方、同じ東京都でも23区外の小平市や日野市、東村山市などは家賃が低い傾向にあります。東京都だけに限らず、同都道府県でも住む地域で家賃は大きく変わります。

まとめ

家賃が安い県トップ10を紹介していきましたが参考になりましたか?

近年では新型コロナウイルス感染症の影響もあり、自宅で仕事をするテレワークが普及しつつあります。その影響により、自身の働く場所を自由に選べる人が増えました。

従来まではオフィスがある都心部の近くに住まなければいけなかった人が、家賃が安い地方へ移住するケースも増えています。

上記で紹介した家賃が安い県では、都心では考えられない安い家賃で家を借りることができ、豊かな自然に囲まれながら落ち着いた生活を送ることができます。

家賃が安い県を探している、安い家賃で広い家に住みたい、コスパが良い物件を探しているという方は、この記事を参考に住みたい県を探してみてください。

Homeeeマガジン編集部

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