秋葉原には線路を隔てて両方に1つずつ、合計2つの小学校があります。
中央改札を抜けてヨドバシカメラAkibaがある方に千代田区立和泉小学校。有名な電気街がある方に千代田区立昌平小学校。秋葉原付近に暮らす家族の方で区立学校に通わせたい場合は、それぞれどちらかの学区に該当する方に子供を通わせる事になります。
この記事では秋葉原にある2つの学校のそれぞれの特徴や通学区域など、気になる点をまとめて紹介していきたいと思います。秋葉原付近に暮らす小学生のお子さんを持つ家族の方は必見ですよ!
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千代田区立昌平小学校について
出典元:https://rubese.net/gurucomi001/?id=43130
まずは秋葉原駅電気街側にある昌平小学校について説明していきましょう。学校の特徴や基本的な情報、通学区域などを中心にまとめて紹介していきます。
基本情報
まずは昌平小学校に関する基本的な情報から紹介していきます。所在地や電話番号、アクセス方法などをチェックしましょう。
学校名 | 千代田区立昌平小学校 |
住所 | 東京都千代田区外神田3丁目4−7 |
アクセス | 東京メトロ銀座線末広町駅3番出口から徒歩5分 JR秋葉原駅電気街口から徒歩7分 |
電話番号 | 03-3251-0448 |
ファックス | 03-5256-6708 |
校長 | 清水明 |
開校記念日 | 11月21日 |
Webサイト | http://www.shohei-e.ed.jp/ |
最寄り駅は末広町駅ですが秋葉原駅からも徒歩圏内です。他にも総武線お茶の水駅聖橋口からも徒歩10分と徒歩圏内で通える距離になっています。
各学年の生徒数は以下のようになっています。全校生徒の数は252人。
1年生:32人
2年生:41人
3年生:49人
4年生:43人
5年生:44人
6年生:43人
児童数と学級編成は以上のように公式サイトでは発表されています。
通学区域
区立小学校に通う場合は、今住んでいる地域により就学する学校が決められています。昌平小学校に通う事が出来る地域は以下の区域です。
神田駿河台三丁目(2、4、6)
神田駿河台四丁目(2、4、6)
神田小川町一丁目
神田淡路町一・二丁目
神田須田町一丁目(1~6、8~15、17、19、21、23、25)
外神田一・二・三・四・五・六丁目
特別な事情などにより指定小学校の変更を希望する場合は、教育委員会事務局子ども部学務課学務係に問い合わせを行う必要があります。
問い合わせ先
電話番号:03-5211-4284
ファクス:03-3288-3420
メールアドレス:gakumu@city.chiyoda.lg.jp
身体的理由や教育的配慮であれば、別区画の小学校への転校が認められます。気になる方は問い合わせ先に連絡し詳しく聞いてみましょう。
特徴
秋葉原の小学校は学区域が大きく2つに分けられています。昌平小学校がある地域は、秋葉原の電気街が広がっており、他の小学校とは違う賑わった環境にあります。住民には土地っ子が多いので、何代にもわたって昌平小学校の卒業生という家庭が少なくありません。
その為、町会などの地域団体が学校に対して非常に協力的であり、地域と連携した教育活動を盛んに行っているという特徴があります。
昌平小学校の教育方針は3つ。
- 進んで学ぶ子(自ら学び、自ら考え、自ら表現できる子)
- 思いやりのある子(明るく笑顔で挨拶や返事をする子)
- 健康な子(運動が好きで体を鍛える子)
社会の変化に柔軟に対応する事ができ、調和のとれた豊かな人間性を養う事を目標にしています。
近隣幼稚園と情報交換を計画的に行っており、幼稚園から小学校までの9年間を通して行う教育活動を推進しています。日頃からの交流活動を通し、児童理解を深めています。
千代田区立和泉小学校について
出典元:https://www.for-deve.co.jp/areacho_fo/shisestu_fo13101/shisecate_fo0103/detail_fo3681646/
続いては秋葉原にあるもう一つの小学校、千代田区立和泉小学校の特徴や基本的な情報、通学区域などをまとめて紹介していきます。
基本情報
昌平小学校の時と同様に、まずは千代田区立和泉小学校の基本的な情報から紹介していきます。所在地やアクセスなどをチェックしておきましょう。
学校名 | 千代田区立和泉小学校 |
住所 | 東京都千代田区神田和泉町1 |
アクセス | 秋葉原駅昭和通り口から徒歩7分 岩本町駅A4出口から徒歩10分 |
電話番号 | 03-3866-3939 |
ファックス | 03-5687-8396 |
校長 | 渡辺裕之 |
副校長 | 丸山文生 |
開校記念日 | 11月14日 |
Webサイト | http://www10.schoolweb.ne.jp/swas/index.php?id=1310168 |
最寄り駅は秋葉原ですが、岩本町駅からも徒歩圏内となっています。昭和通り口から出ないとかなり遠回りになってしまいますので、出口を必ず間違えないように注意して下さい。
平成31年度9月時点で全校生徒の数は321人。各クラスの数と生徒の数は以下のようになっています。
1年(2クラス)⇒31人(男児)、25人(女児)
2年(2クラス)⇒30人(男児)、25人(女児)
3年(2クラス)⇒23人(男児)、21人(女児)
4年(2クラス)⇒23人(男児)、32人(女児)
5年(2クラス)⇒33人(男児)、32人(女児)
6年(2クラス)⇒23人(男児)、23人(女児)
児童数と学級編成は公式サイトで上記のように発表されています。
通学区域
同じ秋葉原ではありますが、上記で紹介した千代田区立昌平小学校と千代田区立和泉小学校では学区が異なりますので、住んでいる場所によりどちらに通うかは決定されます。
千代田区立和泉小学校の学区は以下の住所に該当する方です。
岩本町一丁目(7~14)
岩本町二丁目(9~19)
岩本町三丁目(3~11)
東神田一・二・三丁目
神田和泉町
神田佐久間町一・二・三・四丁目
神田平河町
神田松永町
神田花岡町
神田佐久間河岸
神田練塀町
神田相生町
昌平小学校の項目でも説明しましたが、特別な事情がある場合は、学区外の学校に通う事も可能です。その場合は教育委員会事務局子ども部学務課学務係に問い合わせてみましょう。
特徴
和泉小学校の教育目標は『人にやさしく 自分につよく 明るく 元気な 和泉の子』となっています。地域密着型の学校を目指していて、明るく元気な子供の養育に尽力しているという特徴があります。
和泉小学校の学校経営方針の大きな柱は3つ。
- 第1の柱:教育の質の向上、知・徳・体の調和
- 第2の柱:組織の充実、協働する組織
- 第3の柱:家庭・地域との連携・協働、学校運営協議会の活用
地域の学校として信頼される学校経営を目指しており、「千代田区地域学校協働活動」のモデル校として、家庭や地域の教育力を活用すると共に、地域の活性化にも力を注ぎ、連携・協働する学校運営を目指しています。
生きる力を育むことを目標とした学力や体力の定着と向上、基本的な生活習慣の定着や社会性の育成、素直で明るく心身ともに健やかな子供の育成に取り組みます。
個に応じた指導の充実を図り、児童一人一人に基礎的な学習内容の確実な定着を図っているので、少人数体制での徹底指導を行っています。学習活動、体験的活動、操作的活動にもこの少人数制を取り入れる事で、児童の習熟度に応じた指導を工夫して行う事が出来るようになり、児童一人一人にきめ細かい学習を実現する事が出来るようになりました。
子供が学校の授業についていけているか心配…そういう方も和泉小学校であれば安心です。児童一人一人に向き合い、基礎的な学習能力向上を図る学校運営なので、習熟度に差がある児童であっても置いてけぼりになる事はありませんよ。
まとめ
秋葉原にある2つの小学校、千代田区立昌平小学校と千代田区立和泉小学校の基本的な情報、通学区域、それぞれの特徴や教育方針などを紹介してきましたが参考になりましたか?秋葉原に暮らす方は、区立の小学校に入学させる場合は、必ず上記2つのうち学区内の方へ入学させる事になります。
特別な事情がある場合は学区外にある小学校を選択する事も可能ですし、他にも転校などをさせたくない等といった事情もあるかと思いますので、そういう場合は教育委員会事務局子ども部学務課学務係に連絡し、手続きを行いましょう。
どちらの学校も秋葉原という大都会にありながら、周辺は静かなので落ち着いた環境の中で勉強に取り組むことが出来るかと思います。秋葉原に暮らすファミリーの方は絶対に見過ごす事が出来ない小学校。上記で紹介した特徴などは、入学前にしっかりとチェックしておきましょう!